【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

茨城県医師会が民主党の候補者全員を応援 原中会長が県庁で発表

2008年09月17日 20時29分35秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
[写真は茨城県医師会会長(茨城県医師連盟委員長)の原中勝征さん]

 茨城県医師連盟委員長で茨城県医師会長の原中勝征さんは17日、県庁で記者会見し、次の衆院選で、「県内の7選挙区すべてで民主党候補を推薦する」と発表しました。

 原中さんは、「後期高齢者医療制度は、社会保障制度とは到底言えない政策だ。制度に反対を表明している民主党を全力で応援する」と述べました。

 「連盟」には1350人の医師が加入していて、全員が自民党員だということです。連盟によると、県内の立候補予定者を対象に、社会保障政策に関するアンケート調査を8月に実施。その結果を踏まえ、12日に開いた幹部会で民主党を推薦する方針を決定した。

 「自民党を支持すべきだ」との意見は一切出なかったそうです。

 茨城県医師会のウェブサイトによると、同会は19世紀創立(1899年)の名門で、医師会としては、2,600人の会員がいます。

 原中会長は「あいさつ」で「私たちの活動は、常に県民が元気で長生きするためのお手伝いをすることをモットーとしております」と強調。

 「崩壊している救急医療(産科・小児科救急)」、「どのような時も患者さんが困らないための医療連携の構築」などを県庁と「一緒になって改善の努力をしている」そうです。

 医師会-自治体-国政府との連携を考える上でのベスト・チョイス。茨城県医師会は“現代の赤ひげ”と言えるのではないでしょうか。

 茨城県内7選挙区は民主党の第1次公認候補(予定者)は3人にとどまっていますが、2次公認をめざす人にとっても風が吹いてきたのではないでしょうか。

 茨城のベストチョイスは、他の医師会にも波及しそうです。

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【衆院よ、参院に任せろ!】民主党がリーマン問題などで金融庁、日銀、財務省から聞き取り

2008年09月17日 19時51分40秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代


[写真正面は民主党参院議員ら、右側は金融庁職員、17日午後12時半、国会内]

 リーマン・ブラザーズが米連邦破産法11条を申請したことを材料に、日経平均が600円以上下がり、円高も急激に進むなど、金融市場に動揺が走ったことを受けて民主党は17日、金融庁、日本銀行、財務省からそれぞれ聞き取りをしました。

 午後12時半、ちょうど東証の午後の取引がはじまった時刻です。国会内で、財務金融部門・経済産業部門・金融対策チームの合同会議がスタートしました。

 日本の金融機関が保有する、リーマン、住宅金融公社(フレディマック、ファニーメイ)の債権の状況などについて最新状況の説明を受けました。

 出席者は直嶋正行政調会長、大畠章宏ネクスト金融相兼経財相、増子輝彦ネクスト経産相、日銀出身の大塚耕平さん、川崎稔さん、モルガン・スタンレー出身の大久保勉さん、みずほ銀行出身の富岡由紀夫さん、通産省出身の藤末健三さんら。

 衆院当選6回(茨城5区)の大畠さん、元政調会長の仙谷由人さんらのほかは参院議員が中心でした。衆院の同志は解散間近となり、それぞれの戦場(選挙区)で、主権者の目の前で闘っています。ハプニング発生時の危機管理は「俺たち、参議院に任せろ!」という雰囲気でした。

 第21回参院選でねじれ国会(逆転国会)となりましたが、民主党は二院制をうまく使って危機管理をしています。

 一方の政府・自民党。「経済財政諮問会議」が首相官邸で始まったのはナントこの5時間半後、午後6時です。

 遅い!遅い、遅い!!

 2営業日目の取引が終わってから、会議を始めてどうするんですか。しかも、与謝野経財相にいたっては前日の閣議後会見で「総裁選立ち会い演説会を欠席してでもこの問題の対応を優先する」って当たり前だろ!

 すべてが後手後手です。危機管理能力の欠如です。ねじれているのは政府・自民党の頭の中ではないでしょうか?

 この会議で金融庁、財務省、日本銀行が配った資料は民主党ホームページからダウンロードできます。

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【偽装米】衆参農林水産委員会、あす閉会中審査

2008年09月17日 14時28分58秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会
 あす(18日)、午前は衆院、午後は参院で農林水産委員会の閉会中審査が開かれます。民主党の要求に自民党が応じました。遅い!! 

 議題は「一般質疑」となっていますが、当然「偽装米」問題が議題になるでしょう。

 審議の模様は、衆院TV、参院インターネット審議中継でリアルタイム、ビデオで全編ごらんになれます。



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【鬼岡田も登場】「一体いままで何をやってきたのかという人いる」鬼小沢に同調

2008年09月17日 11時04分52秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 第45回衆院選での政権交代に向け、「鬼小沢」に続き「鬼岡田」が登場。小沢一郎さんだけでなく、いつもは優しい岡田克也さんも「鬼」になりました。

 岡田かつや「TALK-ABOUT」で、1次公認について常任幹事会メンバーとして意見を述べ、「第1次公認発表――何らかのメリハリはやむを得ない」と小沢戦術に賛同しました。

(引用はじめ)

 いよいよ解散・総選挙の足音が近くなってきました。(略)

 私の地元もかなり緊張感が高まり、具体的な、例えば選挙事務所の確保ですとか様々な準備活動に追われ始めています。

 そういう中で、先週常任幹事会が開かれまして、第1次公認187名が決定されました。いつもと比べると少し早めの決定です。ここで、すでに内定されていた前職や新人の中で、公認された人とされない人が出てきました。

 あるいは、現職ですら公認されない人が若干出てきたわけです。もちろん、その結果は恣意的になされたものではなくて、党で行った調査に基づくもの。調査もサンプル数が限られていますので、必ずしも正確ではないかもしれませんが、しかし、その客観的なデータに基づいて一定の線を今回引いたということは、私は当然認められるし、むしろそれぐらいの厳しさがあっていいと考えています。

 もちろん、公認されなかったほうからすれば、いろいろ言いたいことはあると思います。しかし、とにかく今回のことをかえって励みにし、バネにして、最終的に公認されて当選するという道を目指していただきたいものだと思います。

 3年間全国を回ってきた1人として、率直に申し上げますと、候補者とされる人の中でも、一生懸命それこそ死に物狂いで、頭が下がるような思いでやっている人と、一体いままで何をやってきたのかという人と、かなり分かれるわけで、今回公認されなかった方がやってなかったと言う気は全くありませんが、しかし、何らかのメリハリということはやむを得ないことだと思っています。

 とにかく目標は政権交代です。そのためには300小選挙区の中で160、170と勝っていかなければなりません。今回のことを1つの励みにして、皆で頑張るということだと思っています。

 ◇

 岡田さんはこの3年間、47都道府県の総支部長の応援演説回りを続けてきました。次の代表(総理)ねらい? 違います。実はおわび行脚だったんです。

 3年前の9月、代表(総大将)として臨んだ第44回衆院選で大敗。多くの仲間が“討ち死に”しました。それを47都道府県を街頭演説して回るという格好でわびた。

 もちろん岡田さんのことですから、各地を勉強して回りました。昨年の予算委員会では安倍首相(当時)に「私自身も民主党代表・幹事長時代はそんな時間はなかったですけれども」と断った上で、「地方を回ると、疲弊しまくっていることがよく分かりますよ」と地方まわりのススメを説きました。

 ですから、21日に正式に選出する今回の代表選へ出馬しようという気持ちは初めからなかったはずです。岡田さんが浮上したのはマスコミの思いこみでしよう。人気者はつらいですね。

 改革フォーラム21が宮沢内閣に不信任を叩き付けた15年前。新生党の羽田孜党首・小沢一郎代表幹事・渡部恒三副党首の下、最年少の1年生代議士が岡田克也さんでした。

 小沢さん、羽田さん、恒三さん、岡田さん。バスの経由地は4ルートとも違い、一時は「おいおいどこ行くんだよ!?」と何度も方向幕を確認しながらの旅が続きました。特に「16」(イチロー)系統のバスが迷走していた感じがしましたが、ようやくみんなが同じバス(政権交代バス)に同乗して、疾走しはじめました。

 2次公認をめざす60人は肝に銘じて、それでも頑張れる人は残り40日間、頑張ってください。可能性は大いにあるのですから。

いよいよ選挙です。政権交代=二大政党制をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。応援お願いします<(_ _)>
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