民主党の小沢一郎幹事長がきょう(20日)午前、成田空港から出国しました。これに先立ち民主党は「小沢一郎幹事長を団長とし、(小沢秘書出身の)樋高剛衆院議員、専門家による調査団が20日~25日、英国で実務調査をする」と発表しました。
達者な方は、次の英国議会の日程を見ると分かると思いますが、
http://services.parliament.uk/calendar/default.aspx
英国議会は今月は夏休み中で何一つ本会議・委員会の日程が入っていないようです。英国議会は11月召集の通年国会制に変わったそうですが、9月は何もなく、次の開催日は10月12日のようです。同日は庶民院(下院)で健康保険法案の審議再開や文部科学・ロンドン五輪相への一般質疑(Oral Question)などの議題が設定されており、論戦が再開するようです。そこから会期末まで一気に連日論戦が続き、最終盤国会の攻防に突入するのでしょう。ですから、今イギリスに行っても、議会は夏休み中のようであって休会中、日本風に言えば、“閉会中”のようです。
そこで、民主党ニュースを改めて読むと、訪問団の目的は、「英国労働党、保守党の事務局幹部、下院事務局幹部、司法省など関係省庁の幹部、学者などと面談し、調査を行うことになる」と書いてあり、国会議員に会ったり、本会議や委員会を傍聴するとはヒトコトも書いてありません。
小沢さんは昨年5月のゴールデンウィークは、韓国へ行ったと思います。このようなときは、主にホテルで読書をしているそうです。そして、小沢さんはいっさい電話の取り次ぎに応じないので、随行者は対応に困ることもあるそう。総理の電話だってでないかもしれません。小沢さんは気分屋というか、ダブルスタンダードですから、思い付きで総理に電話し、その後、副総理から電話がかかってきても出ない、ということもあるかもしれませんが、基本的には休養であって、動くのは25日(金)の帰国後、来週からということになるでしょう。
休養であって、検査を受けるわけではないだろうと推測します。また、MI6、CIAに会うなどという憶測は、昔なら『007』ジェームズ・ボンドの見過ぎ、ちょっと前なら『ゴルゴ13』の読み過ぎ、最近では2ちゃんねるのやりすぎだから、ちょっと秋の風で頭を冷やした方がいいでしょう。
ところで、昨年の小沢さんの訪韓中は、山岡賢次さんが日本で「小沢さんは時々三振するので穴埋めが大変(笑)」と講演し、リラックスした姿を見せました。
紳士の国・英国。大人の事情を察しましょう。鬼の居ぬ間にしっかり休もう、マイ・フェア・レディ。
民主党:小沢幹事長、20日から訪英予定 英国国会、議会、政党、選挙制度等の実務調査行う
民主党は18日、小沢一郎幹事長を団長に、樋高剛衆議院議員、専門家らによる民主党調査団が20日出発、25日帰国予定で訪英し、実務調査を行うとの日程を明らかにした。
調査項目は、(1)国会審議の方法と議会運営の在り方、(2)選挙運動の規制と自由化、(3)企業団体献金の禁止と個人献金の在り方、(4)公務員制度改革に向けた環境整備など。
英国労働党、保守党の事務局幹部、下院事務局幹部、司法省など関係省庁の幹部、学者などと面談し、調査を行うことになる。
達者な方は、次の英国議会の日程を見ると分かると思いますが、
http://services.parliament.uk/calendar/default.aspx
英国議会は今月は夏休み中で何一つ本会議・委員会の日程が入っていないようです。英国議会は11月召集の通年国会制に変わったそうですが、9月は何もなく、次の開催日は10月12日のようです。同日は庶民院(下院)で健康保険法案の審議再開や文部科学・ロンドン五輪相への一般質疑(Oral Question)などの議題が設定されており、論戦が再開するようです。そこから会期末まで一気に連日論戦が続き、最終盤国会の攻防に突入するのでしょう。ですから、今イギリスに行っても、議会は夏休み中のようであって休会中、日本風に言えば、“閉会中”のようです。
そこで、民主党ニュースを改めて読むと、訪問団の目的は、「英国労働党、保守党の事務局幹部、下院事務局幹部、司法省など関係省庁の幹部、学者などと面談し、調査を行うことになる」と書いてあり、国会議員に会ったり、本会議や委員会を傍聴するとはヒトコトも書いてありません。
小沢さんは昨年5月のゴールデンウィークは、韓国へ行ったと思います。このようなときは、主にホテルで読書をしているそうです。そして、小沢さんはいっさい電話の取り次ぎに応じないので、随行者は対応に困ることもあるそう。総理の電話だってでないかもしれません。小沢さんは気分屋というか、ダブルスタンダードですから、思い付きで総理に電話し、その後、副総理から電話がかかってきても出ない、ということもあるかもしれませんが、基本的には休養であって、動くのは25日(金)の帰国後、来週からということになるでしょう。
休養であって、検査を受けるわけではないだろうと推測します。また、MI6、CIAに会うなどという憶測は、昔なら『007』ジェームズ・ボンドの見過ぎ、ちょっと前なら『ゴルゴ13』の読み過ぎ、最近では2ちゃんねるのやりすぎだから、ちょっと秋の風で頭を冷やした方がいいでしょう。
ところで、昨年の小沢さんの訪韓中は、山岡賢次さんが日本で「小沢さんは時々三振するので穴埋めが大変(笑)」と講演し、リラックスした姿を見せました。
紳士の国・英国。大人の事情を察しましょう。鬼の居ぬ間にしっかり休もう、マイ・フェア・レディ。
民主党:小沢幹事長、20日から訪英予定 英国国会、議会、政党、選挙制度等の実務調査行う
民主党は18日、小沢一郎幹事長を団長に、樋高剛衆議院議員、専門家らによる民主党調査団が20日出発、25日帰国予定で訪英し、実務調査を行うとの日程を明らかにした。
調査項目は、(1)国会審議の方法と議会運営の在り方、(2)選挙運動の規制と自由化、(3)企業団体献金の禁止と個人献金の在り方、(4)公務員制度改革に向けた環境整備など。
英国労働党、保守党の事務局幹部、下院事務局幹部、司法省など関係省庁の幹部、学者などと面談し、調査を行うことになる。