[写真]民主党ニュースから。
民主党ニュースによると、民主党代表の岡田克也さんは、平成27年6月24日(水)、国会内で、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と会い、「民主党代表 岡田克也様 戦争法案を成立させないでください」と題する要請書を受け取りました。
福山哲郎幹事長代理が同席の下、面談したのは、福山真劫さん(戦争をさせない1000人委員会)、高田健さん(解釈で9条を壊すな!実行委員会)、小田川義和さん(憲法共同センター)で、それぞれの組織を包括するのが「行動実行委員会」。
要請書では、「民主党の日頃のご奮闘に敬意を表します」とし、2つ要請しました。
一つは、「我が国および国際社会の平和および安全の確保に資するための自衛隊法などの一部を改正する法律案」(189閣法72号)と「国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊などに対する協力支援活動などに関する法律案」(189閣法73号) の戦争2法案の廃案。
一つは、「憲法にもとづき、武力によらない平和と安全の構築を追及してください」。
要望書は、「これらの法案は、その名称とは逆に、日本を戦争する国に変えてしまい、日本が武力攻撃を受けてもいないのに自衛隊が海外で武力行使し、後方支援とはいえ軍事的に介入し、武器を用いて治安維持まで行うことができるようになる」としました。
憲法解釈の変更について「憲法の定めは、内閣はもちろん、国会と言えども勝手に変更することは許されません」としました。
手続きに関しては、「法案が閣議決定もされていないのに、日米防衛協力のための指針(いわゆるガイドライン)が改定され、国際約束とされた」とし、ガイドラインは「憲法にも国内法にも根拠がなく、国会の承認さえないというもので、国会にガイドラインを追認するよう政治的圧力をかける行為に他ならない」としました。
仮に法律が成立すると、「自衛隊員は海外での武力紛争や戦闘の渦中に送られ、他国の人々と殺し殺される状況になる」とし、「これまで一人の戦死者も出さなかった(戦後の)日本の歴史が根本から変わってしまいます」としt系しました。「これらの法案を戦争法案と呼ぶのは、決して「無責任なレッテル貼り」」ではありません」としました。
岡田さんは要望に対して、「今の状態で強行採決は考えにくいと思うが、国民に危機感を持ち続けてもらうことが大事」「相当な持久戦になる。空気を上げていただかないと厳しい」と応じました。
この日は、第189回通常国会の当初会期末ですが、95日間の延長が決まっており、戦争法案の成立の可能性は高まっています。
以上
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