【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

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第194回臨時国会召集要求書を提出 民進党、共産党など野党幹事長

2017年06月22日 19時42分16秒 | 第194回臨時国会(国難突破冒頭解散2017年9月)

[写真]川端達夫・衆議院副議長(右)に、臨時国会召集要求書を提出する野党幹事長ら、2017年6月22日、国会内、筆者・宮崎信行撮影。

 民進党、共産党など野党代表らは、平成29年2017年6月22日(木)、「臨時国会召集要求書」を、川端達夫・衆議院副議長、郡司彰・参議院副議長に提出しました。

 要求書は、臨時国会を召集する権限がある、安倍晋三首相(自民党総裁)宛で、(衆では)「安住淳ほか119名」が要請する内容となっています。

 野党幹事長らは、「先の通常国会において安倍政権は、森友学園・加計学園疑惑に関する説明責任を全く果たそうと」しなかったとし、「疑惑の真相解明に取り組むことが不可欠である」としました。

 野田佳彦・民進党幹事長はこれに先立つ幹事長・書記局長会談で、「来週に、官邸に赴いて安倍首相に直接要請する」としました。官邸に乗り込むとなると、異例の展開になります。

第194回臨時国会召集要求書を提出、野党4党幹事長会談 20170622 宮崎信行撮影

 ただ、野党内の、東京留守番ベテラン秘書らは、召集要求書を出しても内閣の返答の期限が無く、森友・加計問題の疑惑追及は衆参予算委員会の閉会中審査を1回ずつ開いて終わりではないか、との見立てを示しました。また、9月頃に、この要求書のもとづき、臨時国会を開き、冒頭解散というパターンは確率は極めて低いけれども、ゼロではありません。いずれにせよ、あす告示の都議選では、演説の材料に使えるので、良い動きではないか、との冷静な受け止め方が支配的でした。

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(C)2017年、宮崎信行。

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