[写真]見上げる中央玄関、2017年5月、筆者・宮崎信行撮影。
会期末は正確には日曜日までですが、平日金曜日の実質会期末まできょうを入れて後5日間。いつもそうですが、会期末週の月曜日は静かに始まりました。
【参議院 平成29年2017年6月12日(月)】
ありませんでした。
【衆議院原子力問題調査特別委員会】
前回の委員会で設置が了承されていた「アドバイザリーボード」のメンバーとの質疑がありました。アドバイザリーボードという機関は、おそらく国会で初めてだと思います。広辞苑に載っていませんが、有識者委員会という翻訳で良いような気がします。
東京電力福島第一原子力発電所爆発事故の、「国会」事故調の委員長だった黒川清さんがアドバイザリーボード会長となりました。そのほか、さまざまな専門のアドバイザリーボード会員が登場。
この中で、「日本は三菱銀行から住友銀行に移籍する人、日立から東芝・パナソニックに移籍する人はいない。系列の中で物が言えなくなっている」「アメリカでの各社が何をやっているか発表する場がある。基本はクローズだが、保険会社には各社ともフルオープンになっている。そうすることで、他社の行為で保険料が上がることがないように牽制し合っている」との話が出ていました。
議員の発言は、三原朝彦委員長がしきり、「まず各会派1名ずつ発言してもらいましょう」として、維新の足立康史さんらが質疑・発言しました。
この結果をどう反映するのかは知りませんが、国政調査として国会がにらみをきかせることになりそうです。
会期末週の衆議院は、静かなスタートとなりました。
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(C)2017年、宮崎信行。
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Miyazaki Nobuyuki