【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【8/6】岡田克也「第3次補正予算案を組んで臨時国会を開け」「第二波で政府が想定してない事態になっている」

2020年08月06日 16時37分20秒 | 岡田克也、旅の途中
[写真]国会議事堂、きょう2020年8月6日、宮崎信行撮影。

 岡田克也さんはきょう令和2年8月6日(木)、国会内で記者懇談会を開きました。隔週という話になっていましたが、先週に続き開かれ、私は先週行けなかったので、きょうは出ました。こういう風に書くと、「だったら宮崎さんは、岡田さんに誰々を何何しろ、と言われたらその通りにするのか」とたずねる人が出てきそうですが、それには「愚問だ!」と答えるしかありません。

 それはさておき、岡田さんは臨時国会について「法案がないから国会を開けないということはなく、コロナの現状は国にとっては大変な状況で、国会が閉まっていることはよくない」とし、行政監視のためにも国会を開くべきだと強調。「自民党のみなさんは代議士として議論することを忘れてはならない。今地元で、議論しなくていい(ので臨時国会を開く必要は無い)と、地元で有権者に言えるかというと、そうは言えないだろう」としました。

 予備費10兆円のうちあすの閣議で1・2兆円の支出を決定することについては、「今回の件はともかくとして、第二波ということが明らかになりつつある中で、新しい事態ですから、政府が(第2次補正予算までに)想定していなかったになっているわけで、(歳出の)中身の議論を国会を開いてすべきだと思う」とし、「不透明な予備費の使い方をするよりは、第3次補正予算案を組むべきだ」と語りました。

 令和2年度第3次補正予算案について野党指導者が言及したのはこれが初めて。岡田さんはさらに「第3次補正予算案は特措法(コロナ特措法=改正インフルエンザ特措法)の改正とセットにすべきだ」と述べ、罰則付き休業補償を法制化すべきだとの考えをにじませました。

 立憲民主党と国民民主党の合流については、幹事長間の話し合いを見守る考えを強調しました。岡田さんは「どういう理由で膠着しているかは分からない」と明言しました。

【令和2年2020年8月6日(木)】

 きょうは特段、政府、国会、コロナ流行状況などの大きな動きはありませんでした。

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