[写真]勢いを増す立憲、おととい、東京プリンスホテルで宮崎信行撮影。
きょねん11月の日大二中・高同級会でも、ジャーナリストなのかプレイヤーなのかと聞かれたのですが、きょうはスーパープレイヤーになってしまいました。
内閣改造の6日後の立憲民主党幹事長定例(火曜日)記者会見で、文科省の盛山正仁新大臣は統一教会と関係があるとの私の問いに「当然、大臣になった以上、説明責任を果たさなければならない」との答えがあったおよそ1時間後。盛山大臣とおつきが、幹事長の議員室に「就任挨拶にうかがいました」とアポなしで訪問した事案がありました。この出来事は、当日の20時に「盛山文科相が立憲幹部・岡田克也さんに唐突に就任挨拶、直前の会見の「大臣になったら当然統一教会との関係の説明責任」に反応か、「三重の義兄弟」と岸田派でさらなる高みをめざし「解散請求」のハードル意識か - ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記」として公開しました。東京外国語大学進学のため四日市を離れ40年経った今も四日市の有名人(実家はある)である金指良樹政策担当秘書・所長が「(ライブ配信で聞いていた記者会見で)さっき質問したからではないか」とのことだったのでそうだと思います。
その後の盛山大臣は、旧統一教会の解散命令の請求を地裁にしました。そして、秋の国会では院外反対集会が開かれた「改正国立大学法人法」を成立させました。
そして、特捜部の捜査を終え、国会が始まり、私が「前奏曲が終わり、幕が開いた」と思っていた裏金問題の序章だと思っていた今日の朝日新聞1面トップで盛山大臣が電話作戦で毎日10人から20人に統一信者に電話かけをしてもらい、自主的に「カケホーダイ」にして電話代の多くを手弁当にしていたと報じられました。盛山さんは兵庫1区で立憲と維新の挟み撃ちにあい、比例近畿ブロック28枠で自民が確保した8枠の第7位で比例復活当選。総裁派閥にも新規入会し、当選5回で大臣の座を射止めました。電話作戦の投票依頼は選挙運動そのものであり、衆の小選挙区では、自民前職といえでも連日10名以上はありがたいボリューム感でしょう。
で、きょうも火曜日ですから岡田幹事長の会見がありました。岡田さんは「この前の選挙の話ですので、覚えてないとか、写真見るならそうでしょうとか、誠実さを欠いた答弁をしてますね。本来、きちんと報告されていれば、文科大臣にはならなかった可能性が高いと思う」「当然、総理の判断で、しっかりと対応すべきだと。つまり、大臣の更迭も含めて、考えるべきだし、更迭しないというなら、説明責任を果たすべきは岸田総理だ」と更迭を要求しました。
私の中では、5か月前の摩訶不思議な出来事が頭の中でつながりました。こういうときに「ジャーナリストはプレイヤーであってはならない」という法的・予算的根拠のないノルム(規範)の同調圧力を掛けてくるインテリには、私のように一貫して陽のあたる常にムービーと取材する現場に居て、見ろと反論します。付け加えますと、長年の不文律で、私は岡田さんの党の会見がある当日は事前に訪れないことになっており、会館から帰り際に3回に2回は顔を出して帰るというような感じです。
相当前置きが長くなりましたが、基本的質疑2日目は立憲は「統一教会」「政治とカネ」「こども子育て」。維新は「空飛ぶ自動車」「法人の農業取得特区」「教育無償化」が主要な柱でした。
【衆議院予算委員会 きょう令和6年2024年2月6日(火)】
「令和6年度予算案」の基本的質疑は2日目で、第1巡の後半。定刻通り始まりました。
長妻昭さんの問いに盛山大臣は「今回報道機関からのご質問を受けて改めて確認しましたところ、過去の衆議院選挙に際して、当該団体に選挙支援を依頼した事実はなく、事務所に活動報告があったことも確認できませんでした」とし「いずれにしても私自身、旧統一教会との関係を絶っており、引き継ぎ解散命令請求の対応等に取り組んでまいりたい」と、あっさり恩を切り捨てました。
政治とカネについて首相は「過去様々な事件事案がありますが、今回大きな問題になっているのは、派閥による政治資金パーティーを舞台として行われた様々なやり取り(キックバック不記載)であります。アンケート調査を行いました。あわせて党幹部による外部の弁護士も加わってもらいながら聞き取り調査を行っております。次としての実態を解明していきたいと考えております」と述べました。この結果は連休明け13日(火)ごろがめどになりますので、これから2日間程度は「凪」の状態になって審議は荒れないと予想されます。
「こども子育て支援法改正案」(213閣法 号=未提出)はおそらく来週14日か18日の閣議で決定すると思われます。立憲の早稲田ゆきさんは、企業の「こども・子育て拠出金」が月額500円ほどとされていることをただしました。首相は「支援金の総額を1兆円と想定する2028年度の拠出額は、加入者1人当たり平均500円弱となると見込まれています」と語りました。
記事として先に公開した通り、玉木さんは「玉木雄一郎国民代表「総理トリガーやりましょう」予算委で直談判トリガー「自公国」で首相は継続を表明も「今日もらったペーパーに今までの提案と違う数字が入っている」とも - ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記」首相に直談判をしました。が、協議を継続するとの答えだけで、何一つ土産を持たせない答弁で終わりました。【追記20:00】玉木さんは離脱を発表しました。【追記終わり】
あすの基本的質疑3日目はNHK中継はありませんが、定刻通り開かれる公算が高いです。また、参議院では水曜定例の「3つの調査会」が開かれます。
きょねん11月の日大二中・高同級会でも、ジャーナリストなのかプレイヤーなのかと聞かれたのですが、きょうはスーパープレイヤーになってしまいました。
内閣改造の6日後の立憲民主党幹事長定例(火曜日)記者会見で、文科省の盛山正仁新大臣は統一教会と関係があるとの私の問いに「当然、大臣になった以上、説明責任を果たさなければならない」との答えがあったおよそ1時間後。盛山大臣とおつきが、幹事長の議員室に「就任挨拶にうかがいました」とアポなしで訪問した事案がありました。この出来事は、当日の20時に「盛山文科相が立憲幹部・岡田克也さんに唐突に就任挨拶、直前の会見の「大臣になったら当然統一教会との関係の説明責任」に反応か、「三重の義兄弟」と岸田派でさらなる高みをめざし「解散請求」のハードル意識か - ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記」として公開しました。東京外国語大学進学のため四日市を離れ40年経った今も四日市の有名人(実家はある)である金指良樹政策担当秘書・所長が「(ライブ配信で聞いていた記者会見で)さっき質問したからではないか」とのことだったのでそうだと思います。
その後の盛山大臣は、旧統一教会の解散命令の請求を地裁にしました。そして、秋の国会では院外反対集会が開かれた「改正国立大学法人法」を成立させました。
そして、特捜部の捜査を終え、国会が始まり、私が「前奏曲が終わり、幕が開いた」と思っていた裏金問題の序章だと思っていた今日の朝日新聞1面トップで盛山大臣が電話作戦で毎日10人から20人に統一信者に電話かけをしてもらい、自主的に「カケホーダイ」にして電話代の多くを手弁当にしていたと報じられました。盛山さんは兵庫1区で立憲と維新の挟み撃ちにあい、比例近畿ブロック28枠で自民が確保した8枠の第7位で比例復活当選。総裁派閥にも新規入会し、当選5回で大臣の座を射止めました。電話作戦の投票依頼は選挙運動そのものであり、衆の小選挙区では、自民前職といえでも連日10名以上はありがたいボリューム感でしょう。
で、きょうも火曜日ですから岡田幹事長の会見がありました。岡田さんは「この前の選挙の話ですので、覚えてないとか、写真見るならそうでしょうとか、誠実さを欠いた答弁をしてますね。本来、きちんと報告されていれば、文科大臣にはならなかった可能性が高いと思う」「当然、総理の判断で、しっかりと対応すべきだと。つまり、大臣の更迭も含めて、考えるべきだし、更迭しないというなら、説明責任を果たすべきは岸田総理だ」と更迭を要求しました。
私の中では、5か月前の摩訶不思議な出来事が頭の中でつながりました。こういうときに「ジャーナリストはプレイヤーであってはならない」という法的・予算的根拠のないノルム(規範)の同調圧力を掛けてくるインテリには、私のように一貫して陽のあたる常にムービーと取材する現場に居て、見ろと反論します。付け加えますと、長年の不文律で、私は岡田さんの党の会見がある当日は事前に訪れないことになっており、会館から帰り際に3回に2回は顔を出して帰るというような感じです。
相当前置きが長くなりましたが、基本的質疑2日目は立憲は「統一教会」「政治とカネ」「こども子育て」。維新は「空飛ぶ自動車」「法人の農業取得特区」「教育無償化」が主要な柱でした。
【衆議院予算委員会 きょう令和6年2024年2月6日(火)】
「令和6年度予算案」の基本的質疑は2日目で、第1巡の後半。定刻通り始まりました。
長妻昭さんの問いに盛山大臣は「今回報道機関からのご質問を受けて改めて確認しましたところ、過去の衆議院選挙に際して、当該団体に選挙支援を依頼した事実はなく、事務所に活動報告があったことも確認できませんでした」とし「いずれにしても私自身、旧統一教会との関係を絶っており、引き継ぎ解散命令請求の対応等に取り組んでまいりたい」と、あっさり恩を切り捨てました。
政治とカネについて首相は「過去様々な事件事案がありますが、今回大きな問題になっているのは、派閥による政治資金パーティーを舞台として行われた様々なやり取り(キックバック不記載)であります。アンケート調査を行いました。あわせて党幹部による外部の弁護士も加わってもらいながら聞き取り調査を行っております。次としての実態を解明していきたいと考えております」と述べました。この結果は連休明け13日(火)ごろがめどになりますので、これから2日間程度は「凪」の状態になって審議は荒れないと予想されます。
「こども子育て支援法改正案」(213閣法 号=未提出)はおそらく来週14日か18日の閣議で決定すると思われます。立憲の早稲田ゆきさんは、企業の「こども・子育て拠出金」が月額500円ほどとされていることをただしました。首相は「支援金の総額を1兆円と想定する2028年度の拠出額は、加入者1人当たり平均500円弱となると見込まれています」と語りました。
記事として先に公開した通り、玉木さんは「玉木雄一郎国民代表「総理トリガーやりましょう」予算委で直談判トリガー「自公国」で首相は継続を表明も「今日もらったペーパーに今までの提案と違う数字が入っている」とも - ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記」首相に直談判をしました。が、協議を継続するとの答えだけで、何一つ土産を持たせない答弁で終わりました。【追記20:00】玉木さんは離脱を発表しました。【追記終わり】
あすの基本的質疑3日目はNHK中継はありませんが、定刻通り開かれる公算が高いです。また、参議院では水曜定例の「3つの調査会」が開かれます。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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