自民党の裏金(派閥パーティー券ノルマ超過分の還元の政治資金収支報告書付不記載)のアンケートが提出されました。ヒアリングはペーパーとしての提出はなされていないようです。今後は、そもそも何に使ったのか。私設秘書を増員したということではないでしょう。選挙が歪みました。インテリどもから私は「宮崎信行の問題点は、政権交代ある政治が必要だと主張しながら、それを説明できないからだ」という批判がありましたが、これだけのお金を使っていれば、小選挙区の接戦区で歪むに決まっているでしょう。インテリの両目玉を抉り出したい。
【衆議院本会議 きょう令和6年2024年2月13日(火)】
「所得税法など改正案」(213閣法1号)が財務大臣から趣旨説明され、各党が質問しました。きょねん同様に重要広範議案でなく、登壇案件にどどまったようです。今国会の法案審議入り第一号。
財務大臣は、所得税の定額減税などを盛り込んだとしました。また、当ニュースサイトでは報じていのませんが、きょねん首相が言及した「公益信託の拡充」のための公益信託法の改正条項も束ねられました。ひごろ官報を読んでいると、退職金0・5億円ほどでこどものいない夫婦が信託基金をつくり、官報告示されているいことが最近かなり多くみられます。株の配当性向が年2%ですから、年100万円ほどを大学生1人の学費として出せる計算になります。これをきっかけに検討してみてください。
代表質問では、統一教会との関係で正直さを見せた自民党の斎藤洋明さんが登壇し、比例北陸信越ブロック重複立候補の立場も含めて能登半島地震の倒壊家屋の雑損控除の1年前倒しを質問。大臣は、法案を後日出すとしました。立憲の馬場雄基さんは「平成生まれ初の本会議登壇だ」とアピールしました。
浅野哲さんは「EV減税はメーカーが対象だが、サプライチェーン全体に波及させてほしい」「イノベーションボックス税制は投資だけでなく継続して発注することを念頭に置くべきだ」との主張をしました。
質疑順は、自民党、立憲民主党、日本維新の会、共産党、国民民主党の順。このうち、立憲会派は社民党を含み、維新会派は教育無償化を実現する会を含みました。公明党と、れいわ新選組、みんなでつくる党、参政党は「政党」ですが登壇しなかったり、要件を満たしたりしていません。
今期で勇退する中川正春・新懲罰委員長らの代わりの裁判官訴追委員の選挙もありました。
【衆議院財務金融委員会 同日】
大臣の所信表明がありました。先週、213閣法1号の趣旨説明があるかのような記述をしましたが、誤りですので、訂正します。
【衆議院総務委員会 同日】
大臣の所信表明がありました。
●衆議院内閣委員会理事懇談会がありました。あすの内閣委員会で、きょねん森山浩行さんらが事務総長に提出した万博予算総額の予備的調査の結果も読み上げられるはこびとなりました。
【衆議院予算委員会9 同日】
「令和6年度予算案」は7日目で、そのうち一般的質疑3日目、3時間コースで一巡。
立憲の山岸一生さんは、松野博一前官房副長官が更迭直前に官房機密費(内閣官房報償費)を引き出したとしました。答弁は「2週間で4660万円」だとしました。ところが、令和5年度予算書一般会計の296ページ(PDF305ページ)の予算コード「95016-2952-07」の報償費では、14億6165万4000円とあります。過去の答弁では内閣情報調室に2・6億円が行き、残りの12億円が官邸だとされています。だったら、2週間で4660万円は適正な支出だと、筆者は考えます。総理秘書官室に割り当てるお金もありますので。鬼の首をとったように拡散している人もいますが、ちょっとおそろしい現象だと考えます。
私の計算で審議時間は38時間となりました。
●あすの参議院の調査会では、志賀原発をめぐり山中原子力規制委員長をとりあうような動きがありました。調査会には珍しいことで、原発論争が再燃するかもしれません。あすの参議院憲法審はありません。来週月曜日には参議院行政監視委員会も開かれそうです。あすは久しぶりに7時間コースの集中審議「政治資金等」になります。上述の万博の予備的調査は昼休みに朗読されます。紙バージョンも出ていると思いますが、立憲、大阪、維新、関西経済連、日建設業協など各々の立場で注目です。あすは衆・財務金融委の定例日ですが、大臣は集中審議7時間コースに出るので、設定されていません。あすも9時半から、野党4党国対委員長会談が開かれますが「4会派6党」だと思います。
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