【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【岡田克也】創価学会の池田大作さん逝去で「竹入義勝・公明党委員長の日中国交正常化の功績は大だ」

2023年11月21日 20時53分48秒 | 岡田克也、旅の途中
 立憲民主党の岡田克也幹事長=イラスト=はきょう(2023年11月21日)の定例記者会見で、池田大作・公明党立党者(創価学会第3代会長)が亡くなったことについて、「基本的には政教分離ということでありますので、池田大作さんがお亡くなりになったことをもって、それが政局にどう反映するかコメントすることは適切でないと思います」との解釈を示しました。

 記者(宮崎信行)の更問いで、くしくもあすから山口那津男代表が、原発処理水を口実にしたとみられる理由で延期された中国訪問に再度出発することについて、「池田大作氏というよりは、公明党の竹入元委員長が日中国交正常化の中で重要な役割を果たしました。党として中国に重要な人脈をつくっていて、今回、山口さんが率先していくわけですけど、それが日中関係に貢献しているということは言えます」と語りました。

 田中角栄元首相(自民党総裁)の依頼で、日本と台湾が国交があった時代に、野党・公明党の竹入委員長が訪中して周恩来指導者らと交流したことが、現在の日中関係の礎につながっているとの考えを示しました。

 竹入義勝さんはその後、創価学会を破門され、聖教新聞が座談会として構成した囲み記事で秋谷栄之助第4代会長ら幹部が「竹入のやつ」「なになに、竹入のやつはそんな悪いことをしたのか」「竹入のやつはとんでもないやつだ」と罵倒する記事を、「無冠の友」(配達員)に宅配された読者の一部をそれを読んでいたとされます。竹入委員長とコンビを組んだ書記長も創価学会を離れるなど、池田さんをめぐっては毀誉褒貶があります。

 田中さんは、創価学会第1代会長の牧口常三郎さんとほぼ同郷ですが、立正佼成会第1代会長の庭野日敬さんともほぼ同郷です。

 まあ何を言っているかわからない、脱会しようか悩んでいる若い創価学会信者はインターネットで調べてください。


[写真]岡田克也さん、きょう、宮崎信行撮影。

 以上です。


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