宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【東京自民調査流出】乱立東京6人固まる、山本太郎全体「6位」41~59歳「3位」で元気テレビ世代顕著、維新は次点濃厚「港区」2位で身を切る改革

2022年07月05日 13時36分25秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 自民党が7月2日と3日(選挙サンデー)に行った東京の情勢調査も流出しました。サンプルは3516件。

 大乱立となった東京6人区では、当選する顔ぶれは固まったようす。

 人気の高いれいわ新選組・山本太郎代表は、引き続き6位に位置しています。年代別では、50代と40代で3位につけており、「元気が出るテレビのメロリンキュー」世代の支持が厚いとも考えられますが、れいわ全体の全国の伸長を考える上では、その現実を客観視することが求められそう。

 序盤、中盤、終盤で、朝日健太郎さん、蓮舫さんが票を上積みし、生稲晃子さん、竹谷とし子さん、山添拓さんが他陣営に食われました。

 SNSなどで指摘されている通り、共産の山添さんが勢いを失いましたが、当落ラインは割らないように見えます。

 ファーストの会の荒木ちはるさんは、公示前からの「小池ゆり子知事との共同街宣」の効果で中盤に大幅に伸びましたが、これ以上のサプライズはないか。6位山本と次点荒木は1割差があります。

 日本維新の会の海老沢由紀・前大阪市議は、中盤にわずかに勢いを減らしました。自民党調査では、衆議院小選挙区ごとの数字がすべて出ています。前回の都知事選では元熊本県副知事(現・衆議院議員)が供託金没収の惨敗なのに、港区などでは25%の大量得票を記録しました。海老沢さんも港区など東京2区部分で8人に1人以上の支持を集めて2位、千代田区がある東京1区でも3位となっています。千代田区・港区などで「皇居・三番町官舎・赤坂宿舎・永田町・霞が関とその界隈」住人が「身を切る改革」を支持していることが明確。選挙結果がどうなろうと「黄金の3年間での身を切る改革」は求められそうです。

 以上です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第26回参院選情勢「その... | トップ | 【全国比例・自民東京調査か... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿