宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【参院本会議】郵政民営化凍結法案が可決→衆院へ

2007年12月12日 23時40分28秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

【参院本会議 2007-12-12】

 たいへん厳しいお年越しを迎えて、小泉・竹中コンビにだまされていたことにようやく気付いた国民が多いようです。なかには、だまされていたことを認めたくない人もまだいるようです。

 国民新党と民主党が共同提出した「郵政民営化見直し法案」が可決しました。
 「民営化見直し」というと、大それたことに聞こえます。
 「民営化凍結」というと、国民新党も往生際が悪い、という印象をもちます。

 ところが、この法案はいたって簡潔で“薬効”があります。

 3年後をめどとする日本郵政株式会社の株式公開(売却)を禁止すればいい。ただそれだけのことなのです。

 ただそれだけのことですが、やらないで外資に乗っ取られたら、500兆円(ちょっと多めの見積もり)が入った財布をすられる可能性がありますから、用心に越したことはない。

 衆院に送付されますが、平沼赳夫さんも賛成するのでしょう。再延長国会で仮に審議入りすれば、衆院総務委員会での平沼質問を期待したいですね。

↓参議院の審議のもようはこちらをクリック


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