渡辺恒雄の後継者、宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

◎日経「西松が一方的に2政治団体を偽装」と報道

2009年03月16日 23時59分59秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

 3月16日付日経新聞第2社会面にひっそりと載っていた記事が非常に重要な意味を持っていることに気付きました。

 記事を要約すると、「2つの政治団体は西松の一方的偽装で、西松主導で偽装パーティーを開催。原資はすべて、西松のお金だ」として、「東京地検特捜部は」大久保さんが「2団体が西松建設のダミーで実体がないことを認識していたとみて調べている」と特捜を突き放した冷淡な表現で記事を締めくくっています。

 日経ネットにはリード(前文)しか載っていないので、相当面倒ですが、書き起こしてみます。

NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース-内外の事件・事故や社会問題から話題のニュースまで

小沢氏側へ献金の2政治団体、西松が偽装し実体隠す

 西松建設の巨額献金事件で、同社が民主党の小沢一郎代表側への献金の隠れみのに使ったとされる2つの政治団体を巡り、見せかけの資金集めパーティーや団体の代表者の名義借りなどで実体があるかのように「偽装」が行われていたことが15日、同社関係者の話で分かった。2団体が行った献金やパーティー券購入の原資は、実際はほぼすべてが同社の資金だったという。

 東京地検特捜部は、政治団体の実体を隠す目的で西松建設が一連の偽装工作をしたとみて調べている。(07:00)

 (以下、16日付日経第2社会面から書き起こし)

 西松建設関係者によると、資金集めのパーティーを偽装していたのは、同社OBが代表を務めた政治団体「新政治問題研究会」(新政研)、「未来産業研究会」(未来研)=ともに2006年に解散。

 2つの団体の政治資金収支報告書によると、04-06年の3年間に2団体は「新世紀政経懇談会」「フォーラム日本21」と題したパーティーを計14回開催。パーティー収入として新政研は計1260万円、未来研は計1300万円とそれぞれ記載していた。

 西松建設関係者によると、こうしたパーティーの会費は同社が社員名義で2団体に支払っていた。当日は宴会施設などの会場を借りていたが、同社の幹部ら10人程度が出席するだけ。前社長、国沢幹雄容疑者(70)=政治資金規正法違反容疑で再逮捕=が顔を出すこともあったという。

 西松建設は社員に2団体の会員になるよう勧誘し、年数万-十数万円の会費をボーナスなどで補てんしていたことがすでに判明しており、2団体の収入はほぼすべてが西松からの献金だった。

 また、西松建設関係者によると、1998年に未来研が設立された際、同社総務部が同社の元幹部に代表者就任を依頼。元幹部は未来研の実務に関与せず、献金やパーティー券購入の管理はすべて総務部が行っており、事実上の「名義借り」だったという。

 捜査関係者によると、国沢前社長が1995年ごろ、企業名を隠すため、政治団体を隠れみのにした「偽装献金」を考案した。2つの政治団体を解散した06年末までに、西松側から小沢氏側への献金は総額3億円に上った。特捜部の調べに対し、西松建設関係者は「西松建設と政治団体は一体だった」などと供述しているという。

 東京地検特捜部は、小沢氏の公設第一秘書で同氏の資金管理団体の会計責任者、大久保隆規容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=が、2団体が西松建設のダミーで実体がないことを認識していたとみて調べている。

 ◇

 この記事によると、2団体は西松が偽装しており、全額が西松のお金だった。西松関係者は「西松と政治団体は一体だった」と供述している、と踏み込んで書いています。

 その上で、最後にちょっとだけ、特捜は大久保さんが「認識していた」とみて調べている、と極端なまでに特捜を突き放した冷淡な表現で締めくくりました。

 ここでいう「捜査関係者」ですが、吉田正喜・副部長(特殊・直告第一班長)とは思えません。ひょっとすると、吉田副部長に愛想を尽かした部下の可能性があります。法務省は副部長以外の検察官から直接取材した記者は司法記者会に「出入り禁止」処分にするはずです。月曜日付の原稿ですから、土日に検察官の自宅に行って取材したのかもしれません。おそらく「出入り禁止」覚悟の原稿でしょう。

 この仮定に基づけば、16日付夕刊各紙に「吉田副部長のリーク返し」と思われる記事は載っていませんから、17日付朝刊各紙に「吉田副部長のリーク返し」が載らなければ、我々の勝利は近づきます。

 この記事からすると、「24日、大久保さんは形式犯としての起訴まで」ということになりそうな気配を感じます。そうすれば25日からは反転攻勢です。

 ちなみに私はこの記事をよく読まずに、16日午後、日経新聞本社に「ごあいさつ」に出向き、論説副委員長らと立ち話をしました。日経という会社はデスクは強がるけど実際は弱い会社です。というのは大半のベテランが子会社管理職に出向く関係で、デスクは取材経験が短くて若い中堅社員が務めざるを得ない人事体系になっています。ですから、いったん現場の若手記者が実権を握れば、デスクは原稿をスルー(記者が送ってきたまま整理部に送る)せざるをえなくなります。

 予断は禁物ですが、日経の良心的記事が今後のマスコミ世論になることを期待します。ならなければ、また「ごあいさつ」に行きます。

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篠原孝さん、菜の花の国づくりを語る

2009年03月16日 21時15分53秒 | その他
(このエントリーの初投稿日時は2009年3月14日)

篠原孝さん(長野1区)の「菜の花の国づくり」。

 この国のかたちを考え続けた司馬遼太郎さんも菜の花を愛しました。「菜の花の沖」という作品もあります。

 
 司馬遼太郎さん『菜の花の沖』
  
ペシャワール会の伊藤和也さん(享年31)は、アフガニスタンの実験農場を菜の花で埋め尽くしました。


伊藤和也さんが撮影した“アフガニスタンの菜の花畑”(NHKスペシャル『菜の花畑の笑顔と銃弾』からキャプチャさせていただきました。)

 農政は抜本的な改革が必要ですが、速効性が高いのは「菜種(ナタネ)」を蒔いて自給率アップ。衆院第1議員会館近くの路面を真っ黄色にした実績のある菜の花おじさん”篠原孝前ネクスト農相が語る「菜の花の国づくり」。
 
篠原孝さん、菜の花の国づくりを語る

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確定申告

2009年03月16日 20時51分05秒 | その他
 私事ですが、きょう、確定申告してきました。最近は国税庁のホームページの「タックス・アンサー」が便利ですから、衆院予算委傍聴が終わった次の土日にほとんど出来上がっていたんですが、ご存じの通り、3月3日「暗黒のひな祭り」(西松事件)が発生してバタバタ。提出は最終日になりました。

 2005年9月に株式会社日本経済新聞社を退職して、翌年は確定申告で納税しました。その後2年間「非課税」、今回の申告で3年ぶりに「課税」になりました。この間、支えてくださったみなさんに感謝申し上げます。今回はあえて、税務署の納付窓口で現金で所得税を納めました。

 よく確定申告は「義務」だと思っている人が多いのですが、実は「権利」です。GHQの要請で来日した税制学者のアイディアを盛り込んだ「シャウプ勧告」に基づき、自分で計算して確定申告書をつくり、所得税(国税)と住民税(地方税)の納税額を計算する権利を得ました。まあ、日本国民の権利に多い「上から降ってきた権利」なので、その重要性を認識していない人が多いのでしょう。

 私は大学卒業と同時に会社員になりましたから、「年末調整」は経験していましたが、会社を辞めて確定申告した際に「こういった色々なことを知らずに会社員をしていたのか・・・奴隷だったんだ!」と愕然としました。

 連合は毎年、政府への政策要望書に「会社員への申告納税の導入(年末調整との選択制)」を盛り込んでいます。年末調整よりも確定申告の方が時間は食いますが、「こういった色々なこと」を知らないよりは確定申告をした方がいいですよ、ゼッタイ。「給料は手取りでいくら・・・」という言い方はおかしい。例えば、年金保険料が労使折半(厚生年金の場合)だといったことを一つ一つ知ることで、人生設計も上手くいくのではないでしょうか。

 国税庁職員の態度の気持ちよさには感心しました。同じ国家公務員でもいろいろいるんですね。

 権利と義務は表裏一体。さあ消費税以外に所得税も納めたし、近く住民税の通知もきます。これまで以上に今の政府の税金の使い方にドンドン文句を言いますよお(^_^)v

 35歳、春、人生始まる。
 日本橋に行って、高島屋で赤いネクタイ1本、買っちゃいました、調子乗りすぎかなあ(^_^;)

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仙谷由人さん、西松事件「無理筋」「検察の大失態になるかも」(3月15日時点)

2009年03月15日 22時33分56秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 日ごろは小沢さんと距離をとりがちな、仙谷・枝野グループ(新聞表記は前原グループ)こと「凌雲会」会長の仙谷由人さん(徳島1区)が刑事事件の弁護人20年の経験もふまえて、西松事件を語りました。


仙谷由人さん、西松事件を語る(3月15日時点)

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国家公務員法100条違反の疑い 東京地検特捜部が日テレに捜査情報漏洩か? 

2009年03月14日 15時30分59秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

 日本“テレビ”放送網は14日、「特捜部によると、」と取材源を明示したうえで「下請け業者を使った迂回献金の中には、小沢代表側がゼネコン側に指示して行わせたものもあるという」と報じました。放送ではアナウンサーが「特捜部によりますと、」と話しました。

 これは東京地方検察庁特捜部検察官が「日テレ」(NTV)記者と会話し、捜査中の案件に関して話した証拠の可能性があります。

 国家公務員法100条は「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする」と定めています。

 私は今週、友人の石川知裕衆院議員のマスコミ対応を担当し、大手マスコミのほとんどの社の司法記者会ないし社会部司法担当の記者とお知り合いになりました。

 マスコミ情報を総合した上で勘案すると、「特捜部によると」の「特捜部」とは、佐久間達哉検事(特捜部長)のほか、吉田正喜検事(特捜部副部長、特殊・直告第一班長)を意味する可能性が高いと思われます。

小沢代表側、ゼネコンに迂回献金を指示(日本テレビ系) - Yahoo!ニュース[14日15時38分更新]

小沢代表側、ゼネコンに迂回献金を指示 | 日テレNEWS24<3/14 12:40>

NNN24

 民主党・小沢代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる違法献金事件で、ゼネコンから下請け業者を介した小沢代表側への迂回(うかい)献金の中には、小沢代表側からの指示で行われたものがあったことが、東京地検特捜部の調べでわかった。

 違法献金の疑いが持たれている西松建設やほかのゼネコンは、それぞれ下請け業者による任意団体をつくり、小沢代表側へ組織的に迂回献金していたことがわかっている。

 特捜部によると、下請け業者を使った迂回献金の中には、小沢代表側がゼネコン側に指示して行わせたものもあるという。これは、政治資金収支報告書に企業名が記載されることを小沢代表側が避けたためとみられ、特捜部はゼネコン関係者らから参考人聴取を行うなど、献金システムの解明を進めている。

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大久保秘書の拘置「24日まで」に延長 予算成立絡みの不安定な世論に突入の可能性

2009年03月14日 02時38分25秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 毎日新聞の報道によると、民主党の小沢一郎代表の大久保秘書の拘置期限(14日)の前日にあたる13日、東京地裁裁判官が「3月24日まで」の拘置延長を認める決定を出したとのことです。

 不思議なことに毎日新聞の電子版にしか出ていませんが、「断定調」で書いているので事実だと思います。

 3月24日は火曜日。同じ週の3月29日(土)に2009年度予算案の30日規定(憲法59条)を迎えます。

 参院民主党は3月28日(金)までに本会議で予算案を「否決」するとみられます。この後、両院協議会を開き、衆参での意見のすりあわせに入りますが、明確なルールがない「会議の公開・非公開」「議事録の作成」などについての話し合いが必要です。

 仮に自民党が両院協議会の開催や結論を待たずに3月30日(月曜日)、31日(火曜日)辺りに、「衆院の議決(予算を可決すべし)が国会の議決(予算成立)となる」ことを宣言する衆院本会議を開くと、内閣支持率・政党支持率を大きく下げる可能性があります。

 3月24日までに必ず下される東京地検の「判断」が、年度末の世論に波紋を広げる可能性が強くなりました。地検のエリート検察官は「国策捜査」と言われると、むしろ意気込んで「俺が国を変えてやる」という意識になる傾向があるそうです。よって自民党は検察がつくりだす不安定な世論の中、予算成立をめぐる国会運営の大きな判断を迫られることになりそうです。

 なお、2009年度予算の財源(歳入)を裏打ちする、予算関連法案の参院での採決は4月以降にずれ込むと思われます。さらに麻生首相が13日、追加景気対策を財務大臣に指示しながら、2009年度第1次補正予算案編成の指示を見送ったことから政府自民党は綱渡りの経済・財政運営を迫られることになります。

違法献金:大久保容疑者ら拘置延長を決定 - 毎日jp(毎日新聞)

 東京地裁は13日、小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で逮捕された会計責任者、大久保隆規(47)、前西松建設社長、国沢幹雄(70)両容疑者ら3人について、24日までの拘置延長を認める決定を出した。

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励まし

2009年03月13日 17時17分03秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 あたたかい励ましをいただいております。

 ネット社会でのご友人の励まし、しっかり受け止めております。ありがとうございます。

 リアル社会でも励ましをいただきました。

 石川知裕君と私(宮崎信行)の早大サークルの同級生で、アメリカ在住の弁護士からは「ネットで見た。何もできないと思うけど、何かできるか?」というメールが入りました。私の見立てをメールした上で、「事務所スタッフの疲労がピークに達しているから、応援ファックスでも送ってよ」と伝えました。電話でなくて・・・今週は、電話殺到状態でしたから。

 実は彼も第45回衆院選で、出身地からの出馬を民主党の地元県議さんが実家に訪ねてきて要請を受けました。が、本人にその意思がなくお断りし、現在はりっぱな経歴の僕たちより若い総支部長さんががんばっています。

 元来政治家志望でしたが弁護士の道を選んだ彼も含めて、夢のバトンは石川にリレーしましたから、石川を守りたいのです。

 同じサークルで、大手外食チェーンにつとめる2年後輩が、ほとんどのチェーン店で使える「20%割引券」をなんと100枚送ってくれました。紙片に「良ければ使ってください」と同封されていました。事件のことは書いてありませんでした。

 「なんで送ってくれたの?」と聞くのは、私の故郷、東京・下町では「野暮」と言います。あえてメールで、「ありがとう」とだけ連絡しました。

 食いしん坊の私でも100枚は使い切れないので、石川君の事務所に届けようと思います。

 今はまだ「焼き肉食べてスタミナ付けて」というより「休みたい。静かにして欲しい」という雰囲気です。それと、「こういう割引券がごそっとあると、『やっぱり小沢の関係は派手だな』というイメージができるのではないかと案じたりもする。国策捜査のこわさです。こんなことは特捜部副部長は思いもよらないんでしょうね。

 今週から衆院のほとんどの常任委員会で、大臣の所信表明→それに対する一般質疑が始まっています。その中でも、民主党議員から援護射撃が飛び出しています。ありがたいことだと思います。

【関連】「石川知裕公式ウェブサイト」内の「小沢代表からのメッセージ」
http://www.tokachi-ishikawa.com/from_ozawa.html

 来週以降、しばらくは腫れ物をさわるように事務所を訪れる人が少なくなるかもしれない。それはとてもつらいことです。100枚の割引券は、石川事務所に届けようと思います。対応は石川事務所の判断ですが、台風一過、同僚議員、秘書、スタッフ、政治部記者、支持者のみなさんは「割引券くださいな!」って訪れてみてください。焼き肉食べてスタミナ付けて。本戦は半年以内。

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民主党・石川知裕さん、初めて任意の聞き取りに応じる 本人がコメントを出し発表

2009年03月12日 22時46分27秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
[画像は第44回総選挙(2005年9月11日)で落選後、日常活動の一環として、ホテルのトイレ掃除をする石川知裕さん、その後、2007年3月に比例北海道ブロックで繰り上げ当選=石川知裕公式ウェブサイトから]

 民主党衆院議員の石川知裕さんは12日午後、法務省の東京地検・特捜部の検察官と任意で会い、「西松建設事件」に関する聞き取りに応じました。石川さん本人が国会内の野党記者クラブにコメントを出す格好で発表しました。

 NHKによると、コメントには「本日、東京地検の事情聴取に応じ、わたしの知るところを正直に述べてまいりました。これからも同様の要請があれば、可能なかぎり対応する所存です」「小沢一郎事務所では経理は秘書が順に担当してきており、わたしもその1人でした。いわゆる『金庫番』という役割の者はおりませんでした」と書いてあると伝えられています。

 石川さんは衆院議員・小沢一郎さんの秘書時代に、「陸山会」の会計責任者の事務代行者である「事務担当者」として、政治資金収支報告書の作成に携わっていたことがあります。

 石川さんが検察官の聞き取りを受けたのは、これが初めてですから、きのう(3月11日)までに「参考人聴取した」と過去形で伝えた、
読売新聞、日経新聞、共同通信の報道は誤報です。

【追記 2009-3-13 1:30】
ネット版で見ると、北海道新聞も11日に誤報を配信しています。さらに13日午前1時6分の配信記事も「11日配信記事が誤報であること」を繕う報道をしています。道新は「共同の誤配信の巻き添えを食った」という認識かもしれませんが、道内での圧倒的な影響力からして、訂正ないしは軌道修正すべきです。【追記おわり】


 石川さんは朝は少しかすれた声でしたが、聴取後はいつも通りにしっかりしたはつらつとした声に戻りました。複数の情報を重ね合わせて、シャーロック・ホームズの真似をすると、あまり厳しい口調での聴取は受けていないと思われますし、時間もそれほど長くなかったのではないかと思いますよ、ワトソン君。

 石川さんは今後、一連の経緯について選挙区および東京で主権者のみなさまに対する説明責任を果たす考えです。

 「国会傍聴記by下町の太陽」で

石川知裕さんについてのエントリーは

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asahi.com(朝日新聞社):小沢氏の元秘書・石川知裕衆院議員を参考人聴取 特捜部 - 社会

 準大手ゼネコン「西松建設」から民主党・小沢代表の資金管理団体「陸山会」への違法献金事件で、東京地検特捜部は12日、代表元秘書の石川知裕衆院議員(35)=民主党=から参考人として事情聴取した。同議員が聴取の事実を認め、「私の知るところを正直に述べた」とするコメントを発表した。

 石川議員は、陸山会の事務担当者だった時期があったため、特捜部は、政治資金収支報告書の作成経緯などについて説明を求めたとみられる。

 同議員によると、「小沢一郎事務所では、経理は秘書が順に担当し、私もその一人だった。いわゆる『金庫番』という役割の者はいなかった」という。要請があれば今後も聴取に応じる構えだ。

 石川議員は96年2月から05年7月まで小沢代表の秘書を務め、05年9月の衆院選に北海道11区から立候補し落選。別の民主党議員の辞職に伴い、07年3月に比例区北海道ブロックで繰り上げ当選している。

 小沢代表の公設第1秘書と陸山会の会計責任者を兼任する大久保隆規(たかのり)容疑者(47)は、実際は西松建設の政治献金であることを知りながら、03~06年分の陸山会の政治資金収支報告書に、西松建設のOBが代表を務めていた二つの政治団体計2100万円の寄付を受けたかのように装う虚偽記載をした疑いが持たれている。

tags 国策捜査 暗黒のひな祭り ひなまつり

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岡田副代表「民主党のトラブル心配しないで」シンガポール首相に

2009年03月12日 12時18分56秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
画像はFNNニュースのウェブサイトからキャプチャさせてもらいました。赤丸はFNNの映像にあったものです。

 まず、外交を内政に利用してはいけないという大原則を私は持っていることをお伝えします。

 民主党副代表の岡田克也さん、前原誠司さんらが11日、シンガポールのリー・シェンロン首相と会談しました。

 国会開会中ですが、2月末に予算案が衆院を通過。例年、参院予算委が中心になっている時期ですから、衆院議員の外遊には絶妙なタイミングです。

 時事通信によると、岡田さんはリー首相に対して「あまり心配しないでほしい。民主党はトラブルに直面しているが、それを乗り越えて政権交代を実現したい。政策の実現には政治的安定が必要だ」と述べたそうです。

 リー首相は西松事件を念頭においた質問をしたようです。

 いわゆるリーマン・ショックについて岡田さんは「米国もEUも苦しんでいる。アジアで有効需要をつくり出していくことが大事だ」とし、リー首相は「保護貿易主義の排除に努めたい」という考えを示したそうです。岡田さん、前原さんもおそらく認識を共有したものと思います。

 日商岩井マンだった吉良州司さん(大分1区)、三井物産マンだった長安豊(ながやすたかし、大阪19区)も同行しているようです。

リー・シェンロン首相(Lee Hsien Loong )


 リー総理、ご心配かけてごめんなさい<(_ _)> byひとりの日本国民

 外交がらみということで書きますが、フランス大統領(サルコジさん)がNATOの軍事機構への復帰の考えを示したというニュースがありました。脱ドゴールでしょうか? 実現すれば隔世の感があります。

 日本もしっかり前進しなければいけません。

時事ドットコム:「トラブル乗り越え政権交代」=民主・岡田氏、シンガポール首相と会談

 【シンガポール11日時事】東南アジアを歴訪中の民主党の岡田克也副代表は11日、シンガポールのリー・シェンロン首相と会談した。リー首相が西松建設の違法献金事件を念頭に日本の政治情勢について尋ねたのに対し、岡田氏は「あまり心配しないでほしい。民主党はトラブルに直面しているが、それを乗り越えて政権交代を実現したい。政策の実現には政治的安定が必要だ」と述べ、次期衆院選勝利への決意を強調した。

 また岡田氏は、世界的な経済危機に関し「米国も欧州連合(EU)も苦しんでいる。アジアで有効需要をつくり出していくことが大事だ」と強調。リー首相は保護貿易主義の排除に努める考えを示した。会談には同党の前原誠司副代表らが同席した。(了)

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【平成の品川事件】初の衆院解散→第2回総選挙の選挙干渉に似ている

2009年03月11日 20時27分21秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

晴天とら日和さん(↓)、応援ありがとうございます。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/2009-03.html#20090311

 きょうは参院予算委のほか、衆院の多くの委員会で「大臣所信表明」と「一般質疑」がありましたが、傍聴できませんでした。

 とはいえ、「政治家が判断する」時期ではなく、「国民が判断する」時期です。いずれしろこの時期の傍聴記をどうしようか思案していましたので、渡りに船、国策捜査を書き続けます。とりあえず、3月14日(土曜日)に大久保秘書の拘置期限が来ますので、ここでの不起訴をめざしたいと思います。

 報道の感想について。西松建設・国策捜査事件に関しては、メディアを問わず社会部=帝国陸軍、政治部=帝国海軍という感じがします。

 社会部(陸軍)は「やれ行け!それ行け!」と検察権力とマスコミ権力と社内権力で大暴走。やりすぎを感じた政治部(海軍)は「漆間発言」などで陸軍をいさめるが、いかんせん社内では陸軍が強い。

 小沢一郎代表が11日、若手議員から「続投要請」を受けました。この席で、小沢さんの秘書を10年間つとめた石川知裕・衆院議員が参考人として聞き取りを求められていることに「本来、事情聴取は内々に行うべきで、頻繁に報道されているのはおかしな話だ。衆議院選挙を前にした選挙妨害以外のなにものでもない」と発言しました。

 1891年(明治24年)12月25日、松方正義首相は憲政史上初の衆議院解散にふみきり、第2回総選挙(1892年2月15日)に突入しました。

 第1回衆院選に続き、国民を代表する民党(自由党、立憲改進党)と官僚を代表する吏党のたたかいになりました。

 このとき、品川弥二郎内務大臣(注:当時は議院内閣制ではない)の大規模選挙干渉事件「品川事件」というのがありました。詳細は明らかになっていない面もあるのですが、内務省の指示を受けた警官が選挙民の自宅をたずねて「民党に投票しないよう」圧力をかけた悪質な事例もあったとされています。全国で25人の犠牲者が出たようです。

 当時の衆議院の定数は300、ほとんどが小選挙区(一部2人区)でした。何か今と似ています。

 この弾圧にもかかわらず、「民党」は160~170議席を獲得し、「吏党」は120~130議席にとどまりました。第1回衆院選に続き「民党」が勝利しました。

 (無所属の「民党」「吏党」の仕訳は、色川大吉「日本の歴史21近代国家の出発」中公文庫)に基づく)

 300のうち、「民党」が165前後、「吏党」が125前後。なんだかリアルな数字ですね。117年前の日本国民はバカではありませんでした。2009年の日本国民は果たしてどうでしょうか。

 なお、午後6時過ぎに彼と会話しましたが、元気でした。私はだいぶ疲れました。やっぱり僕は政治家には向いていない人間だと思います。だったらブログで頑張るか(^_^)v

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「これを乗り越えたら政権交代」石川知裕君と一致しました

2009年03月11日 05時25分00秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

[写真は第44回衆院選北海道11区で落選後、2度目の挑戦を誓った石川知裕。この後、比例北海道ブロックで繰り上げ当選を果たす、現在1期目]

 おはようございます。2月の衆院予算委の積み残しの話題がだいぶあるのですが、今は権力闘争に集中します。

 夜の0時15分頃、石川知裕君と電話で話し合いました。2人で「これを乗り越えれば、政権交代へつながる」との認識で一致。僕は「100%君を信じる」と伝え、しばらく報道対応に協力することになりました。

 ちなみに「お前、どこにいるの?」と聞いたら、「関係者と食事中だ」とのことでした。

 テレ朝「報道ステーション」のトップで、石川君が衆院議員会館前からタクシーに乗り込む映像が流れましたが、「毅然とした態度だったので、さほどイメージの悪化はないのではないか」との意見を伝えたら、ほっとしていたようです。

 ちなみに、タクシーで向かった先は、相談する場所であって、聴取を受ける場所ではなかったようです。

 それにしても「出頭を求めた」という表現は無礼千万。ほんとうにやめてください。また衆院本会議場前に張っていた記者の一部では「逮捕された」というトンでもない勘違いがあったようです。憲法50条「国会議員の不逮捕特権」くらい知っていてほしいものです。

 3月14日(土曜日)に大久保秘書の拘置期限が来ますから、ここが一つの区切りになるかと思います。

 また検察の捜査に批判的な記者が多いことを昨日知りました。その辺から、なんとか突破口ができるかもしれません。

 支えは世論です。僕たち35歳の若輩者の背中を押してください。

 きょうもていねいにしっかりと前進します。

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任せて安心参議院 参院民主党幹部「衆院は選挙が近いから」

2009年03月10日 08時50分15秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 おはようございます。

 今現在の正しい情報を確認しておきます。

 3月3日、法務省の東京地検特捜部が民主党の小沢一郎代表の総務大臣届出政治資金管理団体「陸山会」の会計責任者の身柄を拘束し、資料類を押収した。東京地裁が認めた会計責任者の拘置期限は3月14日まで。延長されると、3月24日。以上。

 参院民主党の幹部がきのう(9日)、参院内の第4控え室で話し合いました。輿石東代表代行、平田健二参院幹事長、簗瀬進参院国対委員長、直嶋正行政調会長らです。

 この会合では、

 「党内が混乱しないよう参議院側が結束して小沢氏を支えていくべきだ」
 「衆院側は選挙が近いからバタバタする。参議院側は党内が混乱しないよう、結束して小沢氏を支えていくべきだ」
 「今後の事態の推移を見極めることが大事で、今は落ち着いて対応すべきだ」

 などという声が出たそうです。

 参院議員の任期はおよそ50人が2010年7月まで、65人ほどが2013年7月まで、参院は解散はありません。(国民新党、新党日本、無所属含む)

 こういうときに、冷静でいるのが参院議員の存在意義です。逆転の夏チルドレンの中には、参院の限界にぶち当たっている人がいるようです。私に言わせれば、ほとんどの議員が「参院らしい人」で、衆院タイプではありません。参院は全県1人区や比例代表が多いことから、党首への忠誠心が高い傾向があります。しっかりと政策をやりながら、選挙を控えた衆院議員を支えてほしいと思います。

 きのう(9日)の参院予算委の基本的質疑で鈴木寛さん(東京)が明かしたところでは、漆間巌官房副長官は、金曜日から日曜日まで出席を拒み続けていたそうです。理由は「官房副長官が国会に出席する慣例がない」というものです。たしかに私は官房副長官が出席したという記憶はありませんが、これは法律の定めはありません。鈴木さんが指摘したとおり、事務次官会議の主宰者である官房副長官が国会で説明しないのは、背筋がぞっとする国政が自民党政権下で続いていたことになります。

 下の動画の中で、菅直人さんが厚生大臣の経験から閣議と事務次官会議の実態と政権交代後の事務次官会議の廃止を訴えています。(2008年10月11日、東京14区)

菅直人、下町の商店街に登場
 官房副長官の発言は定例懇談会で出たものです。場所は副長官の執務室だと思います。こういったオフレコの番記者懇談が定期的に行われていることはあまり知られていなかったようです。情報公開していなかったことが、不信につながっています。

 私が内閣記者会に属していた頃は、官房副長官のオフレコの懇談は午前9時半から官邸内の執務室、午後10時から副長官の官舎(公務員住宅)と1日2回ありました。金曜夜は休みだったと思います。

 これとは別にオンレコの官房副長官の定例記者会見は月曜日と木曜日の事務次官会議の後、週2回あります。副長官会見は翌日の閣議に出る議案(政府提出法案)の説明があるので、若手番記者にとっては数少ない一人で原稿を書けるチャンスですし、訓練にも使われています。「トピックス」めいた記者へのサービス話題を用意しているときもありました。官邸内の記者会見室を使うので、TVカメラはありますし、大手(NHKなど)はカメラマンがいたと記憶していますが、念のため回っているだけで、ニュースで使われることは稀です。

 こういったことが官邸と内閣記者会の間で行われていたことが白日の下に晒されて、かなり不信を強めている方が多いようです。情報公開しないことが不信を招いた例です。

 官房長官とのオフレコ懇談は「政府首脳懇談」と呼びますが、内閣広報官室の職員が記者クラブの入り口に来て、大声で「政府首脳懇談始まりま~す!」と声をかけて、各社のブースから番記者ひとりが次々と立ち上がりジャケットを羽織って早足で出て行く姿は、動脈硬化状態です。それが私が目撃した実態でした。

 「民主党不信」を煽れば煽るほど、「マスコミ不信」が高まっているようです。マスコミというのは民間企業ですから身を守るためにバランス感覚があります。3月3日以降、連日民主党議員が登場しており、おいしい状態です。どんどん出るべきだと思います。ピンチはチャンスです。

 民主党はきょうもしっかりと前進しています。

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【世論調査】57・5%が「小沢代表は辞任する必要ない」民主党支持層

2009年03月09日 09時55分48秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 画像は9日付読売新聞3面のグラフをスキャニングしました。

 読売新聞が3月6日~8日に電話方式で実施した世論調査によると、民主党支持層の57・5%が「小沢代表は辞任する必要はない」と考えていることが分かりました。

 一方、自民党支持層の65・1%が「小沢代表は辞任すべきだ」と答えており、小沢一郎さんが自民党支持層にとって手強い相手であることを裏付けました。

 民主党支持層は前回28・3%→今回23・8%で、1割5分減ってしまい、厳しい数字です。しかし、8割5分残った民主党支持層の5割5分が「代表続投」を支持しています。

 私は小沢一郎さんに対して、「新進党を解党した」「小渕政権との自民党・自由党連立で自民党を延命化した」という2つの理由で、「許せない」という気持ちがあります。

 が、「国策捜査により民主党の代表が辞任する」ということには断固反対です。禍根を残します。このような前例を作ってはいけません。

 自民党支持層も前回の26・8%→24・1%と減っていますので、「政治不信」は高まっています。

 衆院選での投票先(比例代表)は、民主党40%→34%、自民党26%→24%とともに減りました。

 全体の42・6%が無党派層でした。

 仮に投票率を60%とすると、民主党は小選挙区で単独過半数、比例代表を加えた総議席でも世直し5党全体で過半数を獲得できる計算です。

 今後の対応。

 まずは民主党支持層をしっかり納得させることです。小沢代表の説明に納得できるという人が民主支持層でも27・1%にとどまっていますから、毎日でも説明する。陸山会の政治資金収支報告書はインターネットでダウンロードできますから、それを手に持って解説する。堂々とする。鳩山由紀夫幹事長、石井一副代表、渡部恒三最高顧問、佐藤泰介財務委員長、平野博文幹事長代理らが協力して、1日1回は幹部の記者会見がある状態にすればいいでしょう。

 実数にして、民主党支持者2830万人のうち、450万人が無党派に転じ、2380万人が残った計算になります。まずはコアメンバーである2380万人の民主党支持者のうち1860万人が「納得できない」としているのですから、これら「コアメンバー」への説明が先です。

 無党派は後から付いてきます。

 そして自民党支持者2410万人のうち、65%が辞めてほしい「小沢一郎民主党代表」をしっかり守れば総選挙に勝てます。

 自民党に吹っ掛けられた戦いです、戦争です。すべては「総選挙に勝てるかどうか」で判断しなければいけません。現時点では、「小沢大将で攻め続けるべし」という結果が数字で裏付けられています。

 というのが私の分析です。

しかしまあ、連日のテレビ攻撃はボディーブローのように効きますなあ。

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【与党になるレッスン】自民党との闘争だ、自民党に仕掛けられた戦争だという認識を

2009年03月08日 19時43分28秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

 2009年3月3日は、自民党が民主党に宣戦布告した地獄のひな祭りとなりました。

 これは法律の問題ではなく、権力闘争です。戦いです。戦争です。

 戦いには大義名分が必要です。

 ベトナム戦争では「ドミノ理論」、イラク戦争では「大量破壊兵器」でした。
 そこに善悪などありません。

 ドミノ理論とは、ベトナム全土が赤化すると、ドミノのようにアジア全体が赤化するというトンデモ理論。ベトナム全土が社会主義国になっても、タイは王国で仏教国。西にはイスラム圏が2県ある。タイ文字を使い、欧米列強の植民地支配の経験がない。タイが赤化するとはとうてい思えません。

 つまり、こじつけであり、難癖であり、大義名分であって、アメリカは戦争をして国内での求心力を高め、景気回復をしたかったのです。

 戦争の大義名分に「善悪」とか「正しい」とかありません。

テレビジョンをみると意思決定を誤るのはなぜか?


 民主党にけしかけられた戦争に対して、一部議員から「党としても検証委員会をつくるべきだ」「これを機会に政治とカネの問題を考えたい」という意見が出ていますが、弱腰です。

 北ベトナムのホー・チミン主席が「ドミノ理論検討委員会」をつくるわけがない。

 「これを機会に政治とカネの問題を見直したい」という現職議員は岡田克也本部長の政治改革推進本部に出席して意見を述べているのでしょうか?党内で岡田さんがやっている会議で発言していないで、余所から吹っ掛けられたケンカで反応するのはおかしい。岡田さんは今週、東南アジアに行きますが、報道では「延期したら」と言った議員がいるようです。しかし、地検にケンカを吹っ掛けられた対応のために、岡田さんが議員外交をやめたら日本の将来にとって損失です。

 Q.国策捜査でなかったらどうするの?
 A.国策捜査の法律上の定義などないのだから、心配ご無用です。

 Q.選挙に負けたらどうするの? 
 A.そのときはそのとき。それともこれから自民党に行く気なの?

 もちろん政府自民党・検察と全面戦争状態になっても、マスコミとは半身のたたかいで、味方にできれば味方にすればいい。

 8日付読売新聞1面では仙谷由人さんの名前が見出しになりました。さすがの仙谷さんも1面は初めてではないでしょうか。土日のTVでは、渡辺周・副幹事長、浅尾慶一郎ネクスト防衛相、細野豪志政調副会長らが生出演、笠浩史・神奈川県連代表、石井一副代表らがマスコミに露出しました。

 ピンチはチャンス、民主党議員の顔をTVで無料(タダ)で売り、様々な個性があることを既存メディアで売り込めば、民主党への関心は高まります。中年女性を中心に「民主党に投票するのがこわい」と言う人がいますが、これは「変化がこわい」のであって、民主党議員の顔を知ってもらえば、変化への不安は安らぎます。

 つまり与党になるレッスンです。

 総理番の時にこういう経験がありました。
 桜井新・元環境庁長官が橋本首相にサシで会いました。田中角栄さんと同じ選挙区から角栄の系列県議が反旗を翻して出馬したということで、当時のマスコミの大注目を浴びて初当選した人です。当時は中選挙区制でした。私は桜井さんに「総理とはどのような話を?」と聞きましたがそっけない受け答えで、足早に官邸を去ろうとしてました。
 ほかの記者がこう聞きました。
 「センセイ、きょうは政局の話は?」
 桜井さんは、「あっ!」と振り返り、初めて記者の方を向きました。
 「僕はねえ、そういうのとは全然関係ないんだよ。今、君たちに聞いてもらえただけで光栄だよ」。さみしそうな表情で黒塗りのクルマに乗り込んでいきました。

 私は「与党の当選6回生・閣僚経験者でもそういうもんなんだなあ」と思いました。今思うと、それが自民党の層の厚さであり、強さだったと思います。

 与党になったら今よりもっとマスコミの攻勢に晒されなければいけません。人間批判されるうちが華です。今のうちに予行演習をしましょう。

石井一、小沢一郎との緊急会談の内容を明かす


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政権交代の最大の敵は?

2009年03月08日 05時54分41秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

 それは私たち、主権者(日本国民)自身です。

 私たち(主権者)は、1890年の第1回総選挙から投票行動に基づく政権交代を実現したことがありません。119年前といったら、私たちの祖父母の祖父母が投票した選挙です。

 行く手を阻む最大の敵は、自民党でも官僚でも創価学会でもありません。

 2009年の私たちは過去の日本人が選択しなかった選択をしようとしているんです。私たち(主権者)の私たち(日本人)自身に克たなければいけないのです。

 それは容易なことではありません。もっとも手強い敵です。

 冒頭の写真は鍋田玉英の錦絵「帝国議会衆議院議員」1890年です。第1回衆院選の後、帝国議会開会の直前にワクワク想像しながら書いたものです。衆議院が管理する「尾崎行雄記念・憲政記念館」が所蔵しています。資料類からスキャニングしました。

 ちなみに第1回衆議院選挙は主に小選挙区(2人区もあり)で、定数300。なにやら今と似ています。そして、明治政府の官僚を応援する「吏党」(大成会)が84議席、国民を代表する民党」(板垣自由党130議席、大隈立憲改進党41議席)が171議席。後は無所属。

 300小選挙区で、国民を代表する「民党」が171議席とは、時は変わってもなんともリアルな数字に思えます。現在の二大政党の源流は板垣自由党・大隈改進党が源流。どちらかというと、大隈改進党の方が人材は輩出することになりますが、これは板垣自由党の最大の党是が「国会開設」だったのに対し、大隈改進党の方がが政策に強かったからです。もちろん国会を開設させた板垣退助の偉大さは変わりません。

 追伸:朝刊チェックのために早起きする毎日です。

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