令和10連休が明けた先週に続く、そのまた次の週。
世の中動き出しました。大きなニュースが2ないし3ありました。
(菅官房長官、追加経済対策に含み=野党、消費増税反対強める)
まず、内閣府景気動向指数が政権交代後初めて悪化。丸めると、先行指数が98、一致指数が99・5、遅行指数が102。生産が落ち込み、さほど盛り上がらなかった内需も下がり出しました。この波の形は、この先も下がるでしょう。
発表数時間後の官房長官定例記者会見で、追加経済対策を否定せず。首相最側近の「7月1日の数字を見て」との謎の言葉もあり、小幅延長による追加的な経済対策審議も視野に入ったか。
もう一つは、ビザなし交流で、丸山穂高・維新衆議院議員が、ソビエト・ロシアの違法武力侵攻時に、14歳ないし15歳だったと思しき団長さんに向かった、戦争で取り返すべきではないと問答。丸山さんは、友人らと蒲田で酒を飲んで見知らぬ人の耳を噛むという謎の行動をとったことがありますが、酒を飲んだから本音か。酒は別として、発言は許されないモノであり、国権の最高機関として衆議院が除名を選択肢に、対処すべきではないでしょうか。もちろん、まずは所属政党の自浄作用に期待しました。
そんな中、中村喜四郎さん、岡田克也さん、安住淳さんらが属する衆議院決算委員会が開かれました。
【衆議院決算行政監視委員会 令和元年2019年5月13日(月)】
「平成28年度と29年度の決算」の総括質疑がありました。最後に「平成29年度のその1、その2双方の予備費使用総調書」が趣旨説明されました。
質疑では、立憲の青柳陽一郎さんが「おととしは4年分の審査。きょねんは審査が無く、ことしは2年分」と指摘しました。共産の宮本徹さんは、首相主催の「桜を見る会」の歳出拡大について、質問し、情報を得ました。
【参議院決算委員会 同日】
「平成29年度決算」の省庁別審査4日目。国会、会計検査院、厚生労働省、消費者庁。
風間直樹さん、小川勝也さん、行田邦子さんらが質問。風間さんは25年以上の知己ですし、あと1か月ないし2か月後以降は、お会いすることも、まあ無いのかもしれないなあ、とさみしくも感じますが、政界は自分ファーストの会。ただ、お三方が、参議院に居て、与党期にどういうふるまいをして、どういう立場で岡田克也幹事長などを支えたか。忘れないようにしますし、まあ忘れないでしょう。
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このブログは、元日経新聞記者の政治ジャーナリスト、宮崎信行が、すべて一人で取材し、執筆しています。
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