田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

プロジェクションマッピング in ファクトリー

2013-12-01 23:07:25 | イベント
 プロジェクションマッピング…、既存の単なる映写とは違うという触れ込みで、さっぽろ雪まつりで話題になった映像をぜひこの目で見てみたいと思い、サッポロファクトリーに駆け付けてみたのだが…。 

               
               ※ ファクトリーのアトリウム内に飾られたクリスマスツリー
         
 今夜(12月1日)からサッポロファクトリーの煙突広場でプロジェクションマッピングが行われるという告知を耳にし、いの一番に見てみたいと思いファクトリーに駆け付けた。

          
          ※ こちらはアトリウムの花壇に植えられたポインセチアです。
              
 プロジェクションマッピングは単なる映写とは違い、複数のプロジェクターを使い、建物などの凹凸も巧みに映像に取り入れ、立体的な映像を映しだすと言われている。さっぽろ雪まつりではあまりの反響に事故が心配され、日程途中で中止となってしまったほどの人気だったという。

                  
 サッポロファクトリーは12月最初の日曜日とあってか、たくさんの人出で賑わっていた。アトリウム内には大きなクリスマスツリーが飾られ、花壇にはクリスマスの花・ポインセチアがデコレーションされクリスマスムードいっぱいだった。
 その店内から一歩外に出たところに煙突広場がある。
 17時30分、ちょっとしたセレモニーがあり、さっそく投影が始まった。映像のテーマは「ハピネス工場からの贈り物」ということだった。
 最初、観衆の横手にあたるレンガの煙突に映像が映し出された。「あれっ?」と思ったのだが、その後すぐに正面のレンガの壁に小さな小人の映像が映し出された。
 後で分かったことだが、煙突の方の映像は本編の映像の効果音楽を演奏するミュージシャンたちだったようだ。

          
          ※ 遠景で撮った映像です。
          
          
 さて肝心の映像の方だが、正直な感想はちょっと期待外れかな?といったところである。扉が開くところや、壁が崩れるところなど、マッピングならではの映像もところどころでは見られたのだが…。全体としては映写するレンガの壁が平板だったこともあり、それほどの意外性も感じられずに終わってしまったという感じだった。
 わずか5分間の映像なのだから、もっともっと創り込んで観客を「あっ」といわすような場面を見せてほしいなぁ、というのが率直な感想である。もっとも私の期待があまりにも大き過ぎたこともあるのかもしれない。

          
          ※ ちょっと近づけてみると…。

 投影する被写体が凹凸に富み、その上に白いことで映像が写り映えもする雪まつりの雪像だと効果は倍増するのではとも思われるが…。
 いやいや、私の感想はあくまで個人的な感想である。プロジェクションマッピング未体験の方はぜひ一度体験してみても良いのではと思う。特にお子さんにとっては楽しい映像なのではないかと思われる。

 その後私はサッポロファクトリーの思惑に乗っかった形で、妻と二人で食事を楽しんで帰ってきた。
 上映期間は12月25日までだということだ。

          
          ※ さらに近づけてみると、やはり粗くなりますね。

          
          ※ 最後に口直しの一枚。上の部分は地のレンガの壁ですね。