何? シニアは断捨離をせよと? 以前はできるだけ避けようとしていたが、最近は「シニア」というワードが入った講座には積極的に参加するようにしている。いつまでも若くありたいが、いつまでも若くはないのだ…。
11月27日(水)午後、エルプラザにおいて北海道金融広報委員会というところが主催する「知るぽると塾 in 札幌」という講座があり参加した。
「知るぽると」とは、「知るぽるとの“ぽると”は、「港」「入り口」。身近な金融情報の入り口としてご活用ください」と金融広報委員会のHPに記述があった。
知るぽると塾は、(1)「シニアのライフプラン・断捨離と終活」と(2)「どう変わる? これからの暮らしと消費税」という2本立てだった。この構成をみると(1)はどうやら露払い的役割であって、(2)が本命のようであった。
(1)「シニアのライフプラン・断捨離と終活」では、現役時代の勤務時間の総計がおよそ10万時間なのに対して、リタイア後の60~80歳までの自由時間もそれに相当する10時間あるということだ。どう計算したのかは知る由もないが、まあおおよそそのようになるということであろう。お話はこの10万時間を幸せに暮らすためには〔夢・希望・生きがい〕と〔健康な体と心〕と〔お金〕の三要素が必要であり、そのための留意点が紹介された。
そして断捨離であるが、「使えるモノ」と「使うモノ」とは違うということ。「いつかは使えるモノ」と考え貯めておくとモノは際限なく増えていく。「使うモノ」だけにして身辺を整理することの大切さを説かれた。「モノを手放すと、不安もなくなる」という言葉が心に残った。
そして最後に終活として「エンディングノート」についての話があったが、こちらは以前に別の講座で伺ったことでもありレポートは省略する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/65/92018cb895e0f2c41087a5193816c1a4.png)
続いて(2)「どう変わる? これからの暮らしと消費税」であるが、大きな経済についても、家庭の経済についても、からっきし無知な私には「猫に小判」的講座だった。
講師が早口にまくし立てることについてほとんど理解できなかった。いろいろと家庭経済の自己防衛策を述べられていたようだが、まったく頭に入ってこなかった。
ただおぼろげながら感じたのは、我々庶民には世知辛い未来が待っているようだということだけは理解できた。消費税増税、復興増税に加え定率減税の廃止、そのうえアベノミクスの影響で毎年2%ずつの物価上昇が加わり、さらには年金の目減りも伝えられており、それはもうダブルパンチ、トリプルパンチ以上の痛手が我々庶民を襲うようだ。
あゝ…、そんなことを聞くと私には暗~い未来しか見えてこない。何の生産手段も持ち合わせていない私の未来は忍従に徹するだけの未来なのか? そう考えると侘しくなるだけだ。いや、待てよ!そう考えるのは私の中にまだ物欲があるからではないのか?
私に残された道は物欲からの解脱(あれっ?どこかで聞いたことがあるぞ)の道しかないのかもしれない?? とは言いながら仙人のような暮らしも今さらできないしなぁ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/23/0aac9a3f6b9aaf92f48473d88de3a8e1.jpg)
11月27日(水)午後、エルプラザにおいて北海道金融広報委員会というところが主催する「知るぽると塾 in 札幌」という講座があり参加した。
「知るぽると」とは、「知るぽるとの“ぽると”は、「港」「入り口」。身近な金融情報の入り口としてご活用ください」と金融広報委員会のHPに記述があった。
知るぽると塾は、(1)「シニアのライフプラン・断捨離と終活」と(2)「どう変わる? これからの暮らしと消費税」という2本立てだった。この構成をみると(1)はどうやら露払い的役割であって、(2)が本命のようであった。
(1)「シニアのライフプラン・断捨離と終活」では、現役時代の勤務時間の総計がおよそ10万時間なのに対して、リタイア後の60~80歳までの自由時間もそれに相当する10時間あるということだ。どう計算したのかは知る由もないが、まあおおよそそのようになるということであろう。お話はこの10万時間を幸せに暮らすためには〔夢・希望・生きがい〕と〔健康な体と心〕と〔お金〕の三要素が必要であり、そのための留意点が紹介された。
そして断捨離であるが、「使えるモノ」と「使うモノ」とは違うということ。「いつかは使えるモノ」と考え貯めておくとモノは際限なく増えていく。「使うモノ」だけにして身辺を整理することの大切さを説かれた。「モノを手放すと、不安もなくなる」という言葉が心に残った。
そして最後に終活として「エンディングノート」についての話があったが、こちらは以前に別の講座で伺ったことでもありレポートは省略する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/65/92018cb895e0f2c41087a5193816c1a4.png)
続いて(2)「どう変わる? これからの暮らしと消費税」であるが、大きな経済についても、家庭の経済についても、からっきし無知な私には「猫に小判」的講座だった。
講師が早口にまくし立てることについてほとんど理解できなかった。いろいろと家庭経済の自己防衛策を述べられていたようだが、まったく頭に入ってこなかった。
ただおぼろげながら感じたのは、我々庶民には世知辛い未来が待っているようだということだけは理解できた。消費税増税、復興増税に加え定率減税の廃止、そのうえアベノミクスの影響で毎年2%ずつの物価上昇が加わり、さらには年金の目減りも伝えられており、それはもうダブルパンチ、トリプルパンチ以上の痛手が我々庶民を襲うようだ。
あゝ…、そんなことを聞くと私には暗~い未来しか見えてこない。何の生産手段も持ち合わせていない私の未来は忍従に徹するだけの未来なのか? そう考えると侘しくなるだけだ。いや、待てよ!そう考えるのは私の中にまだ物欲があるからではないのか?
私に残された道は物欲からの解脱(あれっ?どこかで聞いたことがあるぞ)の道しかないのかもしれない?? とは言いながら仙人のような暮らしも今さらできないしなぁ…。