田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

くまモン 札幌に登場!

2013-12-09 16:05:01 | ステージ & エンターテイメント
 ご当地ゆるキャラの代表格 熊本県のアイドル「くまモン」が札幌に登場した!噂通りの軽快な動きでステージ狭しと動き回り、鮮やかなダンスを披露するなど、子どもたちを一気に虜にしたようだった。 

               
               ※ こちらはぬいぐるみのくまモンではなく、イメージ画像ですね。

 突然招待券が舞い込んで12月5日(木)夜、教育文化会館で行われた「~阿蘇からの風~ クリスマスファミリーコンサート」を妻と二人で楽しんできた。
 突然と書いたが、淡い記憶を辿ると、「MADURA」というウェブマガジンのプレゼントコーナーで「くまモンが来る」というので応募したような記憶があった。それに当選して招待券が舞い込んだようだ。

 コンサートは、その昔(1971年)NHKのみんなの歌で「小さな木の実」という歌がヒットしたが、その歌を歌っていた大庭照子さんと、そのお弟子さんというそがみまこさんという二人の童謡歌手のコンサートだった。
 大庭さんはご自身の年齢が75歳であることを盛んにアピールしていたが、アピールするだけのことはある。とても75歳には見えない若々しい表情と歌声は今も現役でステージに立っていることがその秘訣なのか?
 そがさんはまだ若い(年齢不詳 20代後半?)だけに声量も、表情も豊かでいかにも童謡歌手といった感じだった。

          
          ※ ステージ上の二人です。写真右が大庭照子さん、左がそがみまこさん。

 ステージで気になったのがカラオケをバックにしたコンサートだったことだ。例えカラオケを使うにしても、せめてメロディーラインとパーカッションくらいはバックバンドとして用意できなかったのだろうか? なんだかカラオケ店で歌の上手な人の歌を聞いている気分になってしまった。

 コンサートの中盤になっていよいよ真打「くまモン」が登場した。くまモンと一緒に登場したのが、言葉を発しないくまモンの気持ちを代弁する役みまこお姉さんである。
 そがさんとみまこお姉さんがやり取りする間にくまモンが立っているのだが、舞台はくまモンの独壇場、二人はまったく霞んだ存在になってしまった。(と思えるくらいだった)
 もうすっかりメディアを通して全国的人気を誇るくまモンだが、あの愛らしいような、見方によってちょっと不気味なような(失礼!)表情がなんともいえず、子どもたちからも大人気だった。

               
               ※ こちらが中に人間が入ったぬいぐるみのくまモンですね。

 
 また噂通りあの不格好な体型にもかかわらずダンスが上手で、ステージ狭しと警戒に踊る姿に子どたちもすっかり乗せられて、通路に飛び出して一緒に踊りだしていた。クマもんの威力たるや恐るべし、といった感であった。

 一説によるとくまモンが熊本県にもたらす経済効果は1,000億円以上とか…。こんな声を聞くと、他の自治体も二匹目のドジョウを狙いたくなるのは当然の心理だろう。各地に続々とご当地ゆるキャラが誕生しているようである。
 そこへいくと、北海道、あるいは札幌市のゆるキャラが誕生したというニュースは聞こえてこない。
 関係者は「そんなこと…」と冷ややか見ているのだろうか? それとも密かに戦略を練り、満を持してのデビューを狙っているのだろうか??