今年夏に出会った「ジミー東原オールスターズ」のブラスロックを再び堪能したいと「ZEPP札幌」に足を運んだ。ロックの殿堂ZEPP札幌でおじさんと若者が融合したオールスターズサウンドがけたたましく炸裂した!
昼のジャズ(アートパフォーマンス in 赤れんが)に続いて、夜はロックミュージックに浸った。といっても、この日のZEPPのラインナップはロック一色ということではなかった。
その出演陣は順に、「宇野光」(ギタリスト)、「LOVERSSOUL」(女性シンガーソングライター)、「大平まゆみ」(札響コンサートマスター)、そしてメインの「ジミー東原オールスターズ」というステージだった。
「宇野光」は現役高校生ということだが、彼は小学生のころから天才ギタリストとしてその世界では有名な存在らしい。確かにギターテクニックは相当なようなのだが、一見騒々しいZEPPのような会場とはマッチしていたとは言い難かった。彼の演奏は小さなホールとか、CDなどでじっくりとその繊細な音を楽しむ方が向いていると思われたのだが…。
「LOVERSSOUL」は本来は二人組のようであるが今回のステージはCHIHIROという女性一人のステージだった。その名にSOULという文字を入れているくらいだからSOULFULな音楽を目ざして曲も自分たちで創っているようだ。しかし、おじさんにはその曲の良さは伝わらず、ただ大音響の中で叫んでいるようにしか聞こえてこなかったのは私の歳のせいか…。
三番手で登場したのは札響のコンサートマスターを務める「大平まゆみ」さんである。彼女は今年夏の「ばんけい・ミュージック・フェスティバル」にも出演していたが、最近の彼女の精力的な活動は驚嘆に値するほどだ。クラシックミュージックとポピュラーミュージックの垣根を低くしようと積極的にいろいろなところに出没する活動ぶりは、クラシックミュージシャンたちに相当な刺激を与えているのではないだろうか?
今回もその卓越した技で正統派のクラシック曲をバイオリン一本で会場を魅了していたように私の目と耳に伝わってきた。
そして最後はメインの「ジミー東原オールスターズ」のステージである。トランペット、サックスなどをメインとする総勢13人のブラスロックである。ブラスが奏でる賑々しく、騒々しいほどの大音量が会場いっぱいに響き渡った。オールスターズの良さは、ブラスロックと銘打ちながらもけっしてロックだけにこだわらずに幅広いジャンルの音楽を取り上げるところではないかと思う。今回もオリジナルあり、ポピュラーあり、そしてもちろんロックありと、非常に多彩なステージだった。(演奏された曲名をメモする余裕はなく、ひたすらステージを堪能した)
オールスターズはリーダーの東原と彼の兄が平均年齢を相当に上げているが、全体としてはそれほどのおじさんバンドではない。若々しい、実力あるサウンドが炸裂したと呼ぶべきステージである。
4組のいろいろなサウンドを2時間半にわたりたっぷりと楽しんだ夜だった。
今度は来年夏にまた「ばんけい・ミュージック・フェスティバル」でオールスターズサウンドを楽しみたいと思った。
※ オールスターズのバンドリーダーのジミー東原です。
昼のジャズ(アートパフォーマンス in 赤れんが)に続いて、夜はロックミュージックに浸った。といっても、この日のZEPPのラインナップはロック一色ということではなかった。
その出演陣は順に、「宇野光」(ギタリスト)、「LOVERSSOUL」(女性シンガーソングライター)、「大平まゆみ」(札響コンサートマスター)、そしてメインの「ジミー東原オールスターズ」というステージだった。
「宇野光」は現役高校生ということだが、彼は小学生のころから天才ギタリストとしてその世界では有名な存在らしい。確かにギターテクニックは相当なようなのだが、一見騒々しいZEPPのような会場とはマッチしていたとは言い難かった。彼の演奏は小さなホールとか、CDなどでじっくりとその繊細な音を楽しむ方が向いていると思われたのだが…。
「LOVERSSOUL」は本来は二人組のようであるが今回のステージはCHIHIROという女性一人のステージだった。その名にSOULという文字を入れているくらいだからSOULFULな音楽を目ざして曲も自分たちで創っているようだ。しかし、おじさんにはその曲の良さは伝わらず、ただ大音響の中で叫んでいるようにしか聞こえてこなかったのは私の歳のせいか…。
三番手で登場したのは札響のコンサートマスターを務める「大平まゆみ」さんである。彼女は今年夏の「ばんけい・ミュージック・フェスティバル」にも出演していたが、最近の彼女の精力的な活動は驚嘆に値するほどだ。クラシックミュージックとポピュラーミュージックの垣根を低くしようと積極的にいろいろなところに出没する活動ぶりは、クラシックミュージシャンたちに相当な刺激を与えているのではないだろうか?
今回もその卓越した技で正統派のクラシック曲をバイオリン一本で会場を魅了していたように私の目と耳に伝わってきた。
そして最後はメインの「ジミー東原オールスターズ」のステージである。トランペット、サックスなどをメインとする総勢13人のブラスロックである。ブラスが奏でる賑々しく、騒々しいほどの大音量が会場いっぱいに響き渡った。オールスターズの良さは、ブラスロックと銘打ちながらもけっしてロックだけにこだわらずに幅広いジャンルの音楽を取り上げるところではないかと思う。今回もオリジナルあり、ポピュラーあり、そしてもちろんロックありと、非常に多彩なステージだった。(演奏された曲名をメモする余裕はなく、ひたすらステージを堪能した)
オールスターズはリーダーの東原と彼の兄が平均年齢を相当に上げているが、全体としてはそれほどのおじさんバンドではない。若々しい、実力あるサウンドが炸裂したと呼ぶべきステージである。
4組のいろいろなサウンドを2時間半にわたりたっぷりと楽しんだ夜だった。
今度は来年夏にまた「ばんけい・ミュージック・フェスティバル」でオールスターズサウンドを楽しみたいと思った。
※ オールスターズのバンドリーダーのジミー東原です。