我が家のお正月はいつもの例に漏れず、代わり映えのしないお正月を送っている。そんなことでお正月早々話題に事欠く始末である。そこで我が家の年賀状を公開することにした。
ここ数年、相変わらずのお正月を過ごしている。
31日から年越しのため訪れていた息子一家とお正月を迎えた。小学4年と保育所年長さんの二人の孫娘が来宅すると、我が家は喧噪状態に陥る。二人の孫にかき回されっぱなしである。お爺ちゃんはまるでピエロ状態である。
嵐のような一夜が去り、昨日の午後からは再び静かなお正月となった。
そして、昨日はニューイヤー駅伝、天皇杯サッカーとTV観戦で過ごし、今日は箱根駅伝の往路と大学ラグビーの準決勝戦をやはりTV観戦と、正月恒例のスポーツ観戦で静かに過ごしている。明日もやはりここ数年と変わらず箱根駅伝の復路を観戦した後に、北海道神宮に初詣に出かけることにしている。
そんなお正月だから話題にも事欠く始末である。そこで本日は昨年末親しい方々に投函した年賀状を公開することにしたい。私の年賀状はこのところ数年、「今年の字」を話題にしながら近況を報告することにしている。今回は昨年の一字「令」を話題にした。
文字部分がしっかり判読できないのではと考え、ここに再現した文章を載せることにします。
明けましておめでとうございます。
令和の新しい世になって八か月。皆さまにおかれましてはいかがお過ごしになったでしょうか?
私たちは意外にもアクティブな八か月を、そして一年を過ごしました。私は冬にはスノーシューを駆って石狩川の河岸を遡り、夏には一五座の山に登頂を果たすことができました。妻も肥満しないようにと日常的にウォーキングに勤めるなど、それぞれアクティブに過ごすことができた日々でした。
さて、昨年の漢字は「令」という字が選ばれました。大方の納得がいく一字だったのではと思います。「令和」と改元され、人々は新しい世に対する期待感が込められていると受け止めました。「令」という字から一見冷たい印象も受けますが、「よい、立派な」という意味もあるようです。世の乱れがいろいろと指摘されることも多い昨今ですが、改めてよい行い、立派な生き方を志向したいものです。
私たちも本格的に坂道を下りる年代となりました。下りてゆく足跡を汚さずに、静かに下りてゆきたいと思っています。
あなた様にとりまして良い一年でありますように!