広瀬川は期待できない(澱橋と牛越橋の間では)中、どこかに釣行したい、広瀬川の広瀬橋付近には駐車場はないだろうし、何が何でも広瀬川とこだわる必要もないし、どこでもいいから川に入って、鮎が掛かって、それも鮎らしい引きを楽しめるところはないか?ということできのうから小国川への釣行を考えていました。
きょう4日は何も予定が入っていなかったし、山形県も大雨とかで何かと大変なようだったし、加えて小国川の解禁日も濁りが入ってあまり釣れなかった(でもテレビの放送ではそこそこ釣れていたようだった)ようだし、でも8日のシマノのジャパンカップのためにも1回は小国川へ行ってみたいし、釣れなくても、竿を出せなくても今の小国川を見ておこうなんて思ってきょう山形県の小国川へ行ってきました。
午前5時20分頃出発したころは少し雨が降ってきました。でも山形に入ったら(関山トンネルを通過したら)晴れているだろうと勝手に都合のいい方に解釈しました、毎度のことです。平日故大型ダンプやトラックが結構走っていまして、結果的に無理な運転をしないで済みました。
関山トンネルを超えても天は味方せず、宮城県と同じような小雨模様の天気。こういう日もあるさと言いきかせR48からR13号へ、R13を北上します。途中食料を確保するためにコンビニに入りましたが、そのときついでにとビニール傘も買いました。
急に飛びまして、小国川です。7時30分頃の小国川、竿を出そうとしている人がひとりいただけでした。泊まり込みのグループやキャンプ中の人たちはいましたが。 そしてここも水量が少ないのです。勝手に水量は多いのだろうなあなんて思っていました。
小国川の水量が少ないということは私にとっては嬉しいことです。川の中を動ける範囲が広くなるからです。小国川での鮎釣りにはどうしても右岸側のヘチを攻めることが必要です。そのためにも水量は少ない方が川の中に入って行けるからです。
オトリ鮎を買って、まずは大会本部の設置される一関大橋の下流右岸を攻めてみようと入りました。この頃は釣り人も3,4人は前後に入っていましたが、それでもまだまだどこでも入って行けそうで、釣り下ってやろうと思いました。
時間は8時35分スタートです。結果から先に書きますと、9時35分までの1時間で4回掛けて3回取り込み、1回空中バラシという次第です。開始早々とは言えないか7分後軽い当たりが伝わってきました。軽いというか可愛いと言ってもいい感じの当たりです。でも木の葉のような鮎ではなかったです。
(小国川第一号だけではなく、広瀬川も含めて今年の鮎第一号です。オトリ鮎はさほど大きいとはいえません。)
でもオトリに使うのは憚れたので、そのままオトリに泳いでもらうことにしました。少ししてクルンクルンという動きが伝わってきました。何か嫌な感じもしました。タモで受けてやっぱり・・・・。ハヤでした。
(ハヤ はや お前が悪いわけではないのだ!)
広瀬川の解禁日1日には鮎は掛からずヤマメが掛かりました。きょうはチビ鮎⇒ハヤときまして、鮎よりも他の魚が多く掛かっています。ハヤが掛かるのはいいとしても、あの掛った後のクルンクルンという動きが何とかならないでしょうか。仕掛けにパーマがかかってしまいます。
本来ならそこで交換するというのが筋なのでしょうが、面倒くさがりの自分としてはそのままつかえなくなるまで使ってやろうと、使い続けました。そしたらいつしかハナカンが全く移動しなくなったり、不都合が生じましたが何とか最後まで使い切りました。(褒められたことではありません)
その後も何とか1匹追加できました。
(小さいのです!)
忘れもしない、時はちょうど9時25分、右岸へチを泳がせていたら突然鋭い当たりが伝わってきました。竿も曲がります。 そうそうきょう使った竿は古いシマノの竿です。「シマノSP競ZA90-95 H2.5」 柔らかめの竿です。
小国川の今どきの鮎は大きくはないし、それで十分だろう、また少し柔らかい竿で掛かりを楽しもうとも考えました。竿についても記録しています。この竿は平成12年4月3日に購入しています。定価は218,000円です。もう18年前の竿ですが、見た目は新品同様です。
はじめて鮎らしい当たりを経験し、気分も高揚して、身長ならぬ慎重になりました。優柔不断はよくないですね。何とかして取り込んでやろうという気はいいのですが、慎重すぎるのはよくないです。思い切りの良さが求められます。
一気に抜けばよかったものを、水面をつたってジャンプしながら来る形になり、オトリ鮎よりもいい形のように見えたのに、さわることはできませんでした。悔しかったです。チビ鮎ではなかったから。
(いつしか下流の方にはたくさんの釣り人が入っていました。)
釣り人が1,2人のときカモが一羽ゆったりとしていました。
上下の写真は一関大橋の上流にある巨大な簗(やな)です。水が少ないからよく中の構造がわかります。部分的に簗を開けて鮎の移動をフリーにしているということなのでしょうか。
下の写真の左側奥に大きなやながあります。
この後も続くのですが、あしたにさせていただきます。集合写真だけでもアップしておきます。
いい眺めです!!!
(あしたに続きます)