鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

ダイワ鮎マスターズ南東北地区大会

2018-07-11 16:10:37 | 小国川

 性懲りもなくまた行ってきました、参加してきました、鮎釣り大会。ダイワ鮎マスターズ南東北地区大会小国川 です。天気は悪いです。関山トンネルを越えても天気は良くならなかった。雲は厚く重苦しく、おまけに私には少々肌寒いくらい。

 

 

 指定された駐車スペースは大会本部のすぐ近くでこれは何かと便利です。10分早く受付がはじまり、5時20分です、抽選したところゼッケンの番号はNo,56でした。 これはいい感じです。50人ずつのグループに分かれてのオトリ配布で、オトリ配布が6番目ということになりますから。

 

 小国川の水量は嬉しいことに4日のときとほぼ同じです。助かります。これくらいなら一関大橋下流に入っても右岸へチニは十分竿を出せますし、経壇原に入っても川の中ほどまでは入って行けます。

 

    (上上流域、下下流域)

 

 ということで決心しました。きょうは経壇原と心中するつもりで入ろうと。ただ場所があるかどうかは何ともいえませんが、番号が速いので何とか入るところはあるだろうと楽観し、水とオトリ2匹に入った7リットルの曳舟をもって上流へ歩きます。結構どころかかなり重い!

 6時35分頃かな目的の経壇原についたのは。そしたらもうすでに6人前後の選手が入っていました。いつの間に入ったのか?でも幸運なことに一か所空いていました。しかもそこは4日に入ったところです。それだけでも御の字と思わないといけません。

 他の人たちにはここはいいポイントではないと見えているということなのでしょうね。でも人は人、自分は自分です。近くの大石に腰を下ろして小休止です。周りを見渡し、竿を出すところを睨み、どこからオトリを入れようかと思案します。

 

 (石に腰かけて上下の川の様子を撮影です)

 

 10分前になって立ち上がり川の中央に進み竿を伸ばします。きょうの竿はシマノの珪石90-95です。私のとっても好きな竿です。水中糸は複合メタルの0.06号でハリは7号の4本イカリバリです。

 7時スタートです。プファオーとかいう気の抜けたようなサイレン?を聞きオトリを取りだしてセットします。(余談ですが、シマノの大会の時はサイレンはなりませんでした、知らせると言っていたはずなのに)

 こういうところです。でも掛かりません。すぐにでも掛かってもいいと自分は(ニンゲンは)思うのですが、野鮎にとってはそうではないのでしょうね。追いません。掛かりません。時間ばかりが経過します。4日とは条件がかなり変わってしまったのか?

 

 ここも流芯ではなくその右岸側のすこしはゆるやかな流れで、少し浅そうなところを泳がせます。最初から背バリ使用です。それでもようやく7時45分頃です、くっくっくっと心地よい当たりが伝わってきました。ただこれは大きくはないとすぐに分かりました。

 

 慎重に引き抜きようやく待望の1匹目ゲット。オトリよりも小さい掛かり鮎でした。でもよしこれからだと気合をいれなおして新しいオトリを泳がせます。すぐにでも掛かってもいいのに掛かりません。数が少ないのでしょうか。

 

 開会式のあいさつで、小国川のタカハシ組合長は「天然遡上鮎も一杯いるし、4トンもの稚魚を放流しているから鮎はいっぱいいる」と言っていたのに、なんて愚痴が出ます。

 

 2匹目は8時15分頃でした。大きさは同じく13センチくらいでしょうか。でもここでチョンボをしてしまいました。おとりを交換すべく、ハナカンを通したオトリ鮎を引き船に入れようと、左手で鮎を持ち引き船の投入口へ持っていきます。いつもなら鮎を手で包み込むようにしてもつのに、なぜか鮎を上にして入れようとしたのです。

 の鮎はツルツルとぬめりがあります、滑ります。引き船に入らないで川の中へ入って(帰って)いきました。小さいからちょっといい加減に手をぬいてしまったようです。馬鹿ですね、1匹は1匹なのに。

 その後は仕掛けにトラブルがあり、時間をロスしたり、寒くなってきてウエットタイツにしなければよかったなんて後悔しても、またレインウエアを着てくればよかったと後悔してもはじまりません。一旦寒いと感じ始めると、その感覚から解放されません。

 それでも気を取り直してオトリ鮎を泳がせます。9時半までにその後3匹何とか掛かりました。3匹目と4匹目は4日の時のようないいサイズです。9時25分頃かな鮎が掛かりました。これも無事引き抜きました。5回掛けて5回ともきちんとキャッチしています。

 オトリ鮎を細心の鮎に取り換えて、今度は割と流芯近くの瀬を泳がせました。そしたら、そうです、根掛かりです。取れません、入っていけません。下流へ移動して何とかオトリ鮎を回収しようと試みましたが、水中糸の下の方から切れてしまいました。

 5回掛けて5回取り込んだものの、1匹は引き船投入失敗、1匹は根掛かり喪失ということでのこりは3匹のみ。寒さを感じるし、気力も萎えてきたので早いですが納竿としました。結果はオトリコミ5匹ということです。

 ダイワは参加者全員の結果が貼り出されます。2匹の人も1匹の人も結構いました。でも予選通過匹数は 10匹 でした。5匹なんて問題外です。7匹だったとしても論外でした。

 そうそうきょうの参加者は114人とのこと。うち2回戦へ進めるのは上位23名とのことでした。平日とはいえダイワで114人、この前のシマノは休日のせいか202人の参加者でした。車も参加者もぐっと少なく淋しさを感じてしまいました。シマノが一番元気があるのかもしれませんね。

 ダイワからいただいた品物です。

 

 結構大きめです。            おもしろいことにシマノとバッティングしました。

 

 シマノはこれ  厚手です。

 

                    

 というようなきょうのダイワの鮎マスターズ小国川大会の、極めて個人的な体験ルポでした。カラッと晴れた暑いくらいの、陽射しが眩しいところで試合したかった、なんて望んでも無理なのに・・・・。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。


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