早起きして行ってきました、シマノジャパンカップ鮎釣り選手権大会 南東北大会 です。大体いつも通りに舟形町の一関大橋についたつもりだったのですが、いやあびっくりです。車がすごいのです、多いのです、とっても。
いつもなら大会本部付近に駐車できるのですが、今年はずーと奥の方へ回されました。こんなことは初めてです。駐車場は輓馬大会が開かれるところです。今の時期まだ小さいバッタ類がたくさんいます。小さいカエルも一杯います。
6時過ぎから受付開始。例によって角ばった封筒を引きます。そこに書いてあった番号は44番。その時はこれがいい番号かどうかはっきりしませんでした。受付のときにいただいたものはこういうものです。
これは毎年変わりませんね
タオル?布巾?
小澤聡セレクション、こういうのがあるのですね。4本イカリバリが12セット。助かります。
全員集合して、諸注意のあときょうの参加者は202名、1回戦通過者は41名という発表がありました。202名の参加。200名を超えたのはもしかした初めてではないかと思うのですが。 関東地方から来た車の多さが目立ちました。もちろん東北地方が一番多いですが。
オトリの配布ですが、若い番号順に奇数と偶数に分かれて配布されるということでした。ということは44番は22番目にオトリの配布を受けるという非常に恵まれた順番と言えます。しかも今回は上流域と下流域という区別はなく、長沢堰堤からR13号線かJR鉄橋までが大会会場エリアということでした。
ここまでであれば自分としてもいい感じで恵まれていると言えるのですが、しかし一番肝心の水量がやはり多いのです。水位計では4日と比較すると40センチくらい多いのですが、シマノが言うには20センチくらい増水しているということでした。
20センチでも自分にとっては大きいことです。これでは大好きな経壇原には行けません。オトリ順から言っても行けないことはないのですが、行っても右岸へチを狙うのは無理です。流れの中央付近まで入っていくのは体力的に無理。情けない次第です。
それでここでも楽をしようと一関大橋下流に入って、なんとかして右岸へチを狙えないかと下って行ったのですが、やはり見た目と実際とではかなり違います。思ったより水量は多く感じるし、流れも近付いてみると強いのです。ここでも右岸へチ狙いはかなり難しい。
でももうここに入らなければ入るところは無くなったので、こういうところで陣取りました。
この手前に丁度腰かけるに具合のいい大きい石がありまして、それも場所決定の大きな要因となりました。何しろ川に入ったのは6時20分頃で、試合開始まで40分もあるのです。その間ジッと流れの中で耐えて立っているなんて考えられません。こういうところからも勝負師失格なのでしょうね。
試合開始前の写真(上・上流側)と開始直後(下・下流側)
この上下の2枚はかなり時間が経ってからの上流域の様子です。
そうそう水は多くかつ冷たかったです。水温は17度です。おまけに天気は曇り、時々雨が落ちてくる。私は最初からウエダーにしました。同じウエダーでもかなりスリムなスリムウエダーです。腰回りはタイツよりもピッタリかもしれません。 それで何とかもちました。
私が入ったところの前後では誰も掛かりませんでした。少なくとも約1時間の間は。思ったより流れがきつく、深いので背バリでは持たず、2号のおもりを使いましたが、それでもすぐにオトリ鮎は弱ってきます。浮いてくる始末で、おもりを2個付けたりもして対応したのですが、すぐに限界になります。
その後はそうです、流浪の民、ジプシー釣り師となりました。下流へ行ったり上流へ向かったり、人が多くてなかなかは入れそうなところが見当たりません。結局3回大きく場所移動したのですが、釣果は増えません。最後は何とか右岸へチ狙いができるところまで行けたのですが、いくら泳がせても追ってくれません。何人も竿を出しているだろうし。
結局釣果ゼロ、支給された養殖オトリ2匹のみという結果となってしまいました。惨敗ですが、慰めはそういうひとがたくさんいたということです。情けないし、恥ずかしいですがそれが現実でした。
どんな状況下でも釣る人は釣るのです。感心感服仕ります。
トップはオトリ混みで16匹です。大したものです。オトリ込み5匹までが予選通過です。
以下は2回戦の様子です。大会本部付近のみ。下流側から上流側の様子です。
ということで、打ちひしがれて早々に帰路につきました、このまま雨が降らなければもっと水位も下がり、自分でも動き回れるようになるのではないか、なって欲しいと祈りつつ。
お粗末でした。