(午前9時前)
(ビル群の上の雲が迫力と厚みのある雲でしたが、写真ではうまく表現されていません。)
(でも目を北側から北北西へ向けると圧倒されるような黒い雲が立ち込め動いています。うごめいているというべきか。この頃の雲は格好いいというか不気味というか、見る人を飲み込むような迫力があります。)
(分流)
きのうきょうと仙台は最高気温は30度を切っています。きょうは30度の予想でしたが、午後2時までではまだそこまではいかないようです。 お陰さまできのうきょうと過ごしやすくなっています。気分的にも30度に達しないというのは軽やかなものです。
きのうの小国川釣行の続きです。 (今地震がありました。結構というまではないか、でもそれなりに揺れました。震源地はどこなのか?) きのうの舟形町の天気は不安定で、降ったり止んだり、ほんのひとときだけ日が射したようで、でも寒くはなかったです。
水温が23度では寒くはないです、さしもの寒がりやでも。仙台の解禁日の水温は20度でした。 午前中しか竿は出しませんでしたが、一応2か所に入りました。最初は8時35分から1時間一関大橋下流右岸側100メートル位かな。釣り下りました。
その時の釣果は4回掛けて取り込み3匹。うち1匹はハヤという具合でした。鮎の2匹もオトリ鮎よりも小さい鮎でした。大会でよく掛かるような小さな鮎です。でも小さい割にはよく泳いでくれます。小さいからといってオトリとして使わないのはもったいない気がします。
2回目の場所は少しだけ上流域の毎度おなじみの経壇原です。大石がゴロゴロしているところでとっても歩きにくいところですが、それだけ川相としてはいろいろあり、水量もあって早瀬や急瀬、時に荒瀬にもなったりします。
ここもご多分に漏れず、狙いは中央の惚れ惚れするような急瀬ではなく、右岸へチ際がねらい目となります。少なくとも私はそう実感しています。こういうところです。10時5分から11時15分まで竿を出しました。
とってもいい流れでしょう。本当にいい瀬が続くところなのですが、この流芯ではなかなか掛からないのです。鮎が居ないことはないと思うのですが、全体に数は少ないのかもしれません。この流れで20センチオーバーの鮎が背掛かりだったりしたら堪りませんね。
① 見てください、この追星!!
本当はもう少しだけ上流のもう少し穏やかな瀬のところに入って、右岸側を狙いたかったのですが、もうすでにそこには先客が竿を出していました。もうひとりいたのですが、その人は下流の方だったのでバッティングはしませんでした。
②
結局二人の間に入るより他なかったということになります。いわばダメもとの心境で入りました。1時間10分竿を出しましたが、いい感じで掛かってくれました。しかもみな一関大橋下流の鮎よりも大きく、そこでばらしたような大きさの鮎がほとんどでした。
③
実際にオトリ鮎を入れて泳がせたのは、写真の上半分くらいの早瀬といっていいでしょう。来るぞ来るぞと思っていると、川底でおとりが野鮎に追われるような感じが伝わってきて、実際にガッツーンとハリ掛かりがします。
④
全てがギューン、ガッツーンだったらもう堪らないのですが、そこまではいきません。掛かっても中央の強い瀬を横切って左岸寄りに寄せて、少しでもゆるやかなところで取り込むことになります。
⑤
きのうは1回も下ったりすることはなく、伸されそうになっても何とか耐えて左岸によせて抜きました。これぞ鮎釣り、これが鮎釣りです。 竿はきのう紹介しましたが、18年前購入の「シマノの鮎SP競ZA H2.5」で、今どきの竿としては柔らかい方です。 柔らかかったからばれにくかったのかもしれません。
⑥
きのうの小国川のお蔭で今年の鮎釣りの溜ったストレスは一応は解消されました。もっと粘ればツ抜けは出来たでしょうが、たくさん釣るのが目的ではなかったのでOKです。
⑦
再掲です。
5匹のみ並べてみました。
オトリ3匹+掛け鮎7(2+7=9 9-2=7)=10匹は、4匹を亡き義父宅へ、残り6匹を家族3人で食べました。
一番大きかったのは20センチに満たず、19センチでした。なぜか出目金ならぬ出目鮎が2匹居ました。