
晩夏に咲いたコスモスの種から芽を出した花が霜にも負けずに咲いていた。
確かに午前中は良い天気だったのだが
午後から冷たい雨が降り始まって…雪にでもなりそうな日で
所在なさげに新聞を見ていたら、県内の3歳の幼児の死亡事故の記事。
昨夜もテレビのニュースでやってたっけ…何とも痛ましい事故だった。
そういえば…我が家の次女も子供の頃に事故に遭った事があった。
あれは まだ長女が幼稚園の頃の話なのだが
当時お勤めしていた私だが
休みを取って幼稚園の行事に次女を連れて参加していた。
行事が思いのほか時間がかかって、すでに眠くなって飽き飽きしていた時間で
長女は幼稚園のバスで帰る事になっていた。
お腹も空いた事だし…と、国道沿いにあるパン屋さんに立ち寄った時のことだった。
好きなパンを買って帰ろうとお店のドアを開けたとたん
次女が待ちきれなく外に飛び出してしまった…。
そして 出会いがしらに車と接触。
そこで見たのは、まるでスローモーションのように
次女の体が宙を飛んだと同時に急ブレーキの音。
叫び声をあげたかどうかは記憶になかったが
次女が泣き声をあげるまで、体が強張ったように動けなかった。
救急車を呼ぶより、相手の車で病院まで行った方が早いと言われて
押し流されるように、次女と乗り込み病院へと向かった…。
いろいろと検査をした結果、幸いな事に目立った外傷もなく無事に済んだが
後々に現場検証の結果、相手の車のボンネットには
次女の前歯の欠片が付着していたそうだ。
結局 親の監督不行き届き、と言う事で顛末書を書かせられて終わった。
だから 次女の前歯は虫歯になり易かったのだろうか?
それでも 何事もなくて無事成人を迎え数年が経つ。
あれだけの事でさえ胸がつぶれる思いだった…。
あの 無人のトラックであえなく幼い命を閉じてしまった子の親は
悔やんでも悔やみきれず、恨んでも恨みきれない事だろうと思う。
運転中の携帯電話使用禁止が実施されて久しい
暫くは見かけなかった運転中の携帯電話が、この頃 目に付くようになっている。
ちょっとだけだからとか、自分は大丈夫だとか…思わないで欲しい。
事故は加害者も被害者も、被害者になってしまう事がある。
ひとりひとりが自分だけでも守らなくては!!
そんな気持ちでいて欲しいと思う。