立冬、立春、立夏、立秋と立の付く節気があるが、立とはピークを表し
立冬とは「秋」のピーク これを境に、一日一日冬めいて行くと言う意味だ。
冬来りなば春遠からじ…。
厳しい冬がくれば春はすぐその目の前にあり
人生の厳しい冬もいつまでも続くわけではなく
希望に満ちた未来がすぐ後ろに控えていると言う意味のある言葉だ。
同じような意味で「夜明け前が一番暗い」とか「朝の来ない夜はない」がある。
昨日の夕方から降り続いた雨は朝になっても止まずに
今日 一日降り続けるのかと思えるほどだったが
思いがけずに回復はしたが、相変わらずに晴れたり曇ったりの天気で
すでに、安達太良山では初冠雪が見られ、猪苗代湖には白鳥が飛来している。
ひと雨毎に確実に冬へと歩き出して
雪国会津の冬は早く、盆地特有の寒さも厳しい。
今年はとうとう…紅葉も見に行けなかったと思ったら
庭の片隅のナルコランの葉っぱが黄色く色づいて
家の前にある、小さな神社のイチョウの木も色づいて…。
足元にある小さな紅葉を見つけた。
ナルコランの黄色はただ霜にあたっただけなのか?
イチョウも携帯で撮ったので、どうかなぁ~~?
まぁ 黄色だから紅葉ならず黄葉かなぁ~~なんて思って、フッと笑えた。
これから 冬が来る前に、秋野菜の収穫が待っている。
大根・白菜…たいした野菜は作っていないが
それでも 今年は大きく育ったようだ…。
これから来る冬に、まだ秋の翳りを残したような立冬の今日のひとり言。