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その日、我々取材班2名は、尾車氏の提案により「新型マークX」を見ることに。試乗させていただいたのは、「250G Four」(6AT:税込車両本体価格293万4650円)である。
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走り出すと、意外にもそのシャキッとした全体のフィールに感心する。かつて(’92年頃)叔母が乗っていたマークⅡは非常になまくらなフィールのクルマだったのだが、現代のマークXはまごうかたなき「ドライバーズ・カー」といっていいと思う。やはり走ると4ドアセダンはいいなァと、あらためて感じたのだった。
操作系で気に入ったのは、空調操作パネルのロジックである。最近の車のフルオートエアコンは、マニュアル操作する場合吹き出し口の切替を「MODEスイッチ」を数回押すことで選択しなければいけないのだが、このマークXはボタン1発でそれを選べる。痒いところに手が届かない感じの「AUTOポジション」が嫌いな、私好みの空調パネルだ。動作状況の表示窓がやや小さく下方に配置されているのは惜しい。この辺は、アテンザやアクセラ等一連のマツダ車を見習ってほしい。
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このマークX。インテリアの質感もこのクルマがターゲットとしている層には、高級に見えると思われる。なかなかバリュー・フォー・マネーだ。全体のイメージは私の趣味ではないが、結構いいクルマだと思う。私の趣味ではないが・・・