
先日サンクスで発見した「麺屋彩未のカップめん」は衝撃のウマさだった。ところが今回、セブンイレブンに立ち寄ったところ、今度は札幌ラーメンとしては最も全国的に有名な店「すみれ」のカップめん(実売価格258円)を発見してしまった。私は、迷うことなくこの製品を購入。

麺の量は65gと標準的である。

そしてその色は鮮やかな黄色!

かやく・液体スープ・粉末スープは3種の別袋だ。通常この手のカップめんでは「粉末スープは先入れ・液体スープは後入れ」というパターンが多いのだが、この「すみれのカップめん」は「粉末も液体も両方とも後入れ」という点が珍しい。

この時初めて、私は「液体スープはなぜ後入れなのか?」という疑問の答えを知った。液体スープを先に入れると、めんがうまく戻らなくなるからなのだそうだ。勉強になりました。

「かやく」に含まれたたっぷりのひき肉とメンマが、私の期待を膨張させる。

液体スープをフタの上で温めて、待つこと4分。

いやあ、この製品の麺も、インスタントとは思えない秀逸な出来だ。加えて、その濃厚な味噌スープに山椒の香りがアクセントを添えている点も、本物の「すみれ」のラーメンを彷彿とさせる。さらに言えば、ひき肉の食感もまた素晴らしい。

スープにしっかりとフタをする油の層も、まさに本物並!このカップラーメンの再現性は、極めて高い。さすが王者日清食品。価格以上の満足度を味わえる逸品でした。