昨年5月に我がレガシィ2.0iのシューズを、BSのエコタイヤ「エコピアEP100」に履き替えたのだが、私はようやくにして、このタイヤの使い方を会得したようだ。
簡単に言うとそれは、「クルマを走らせる」というよりは、「必要最小限のスロットル開度で、タイヤを転がす」感覚である。抵抗の少ないこのタイヤを、最小限のパワーで、コロコロと転がしてあげるのだ。
加えて、「エンジンを回すことではなく、シフトアップで加速をするように、早めにギアチェンジする」といった走らせ方も、また肝要である。なので、街乗りでの常用回転域は、1500~1750回転くらいとなる。時速60km/hで5速に入ってしまう。このエコピアを履くと、いつのまにかそういう走り方になってしまうのです。
そんな「俺流エコ運転」の結果、7月11日~8月4日の間の燃費は・・・
蒸し暑かったので、エアコンはおおむね使用。皆楽公園までのキャンプもあったので、走行距離は732.1kmと普段よりもやや多め。
給油量59.33Lなので、満タン法燃費はおおよそ12.3km/Lでした。
ちなみに燃費計数値は、13.1km/Lと、満タン法との誤差0.8km/L。ま、いつも通りの誤差ですネ。
そしてガソリン満タン状態で、我々一家は富良野へのキャンプへと出発。ちなみに、高速道路は一切使わず。というか、私はレガシィ2.0iで、高速道路を走ったことが一度もありません。北海道では、下道もそんなに混んでないし、下道の方がなにかと面白いものですから・・・
キャンプから帰宅した時点での、トリップメーターの数字は425.7km。
そしてその時の燃費計の数値は、なんと16.0km/L!この時点で給油していたならば、おそらくは満タン法でもリッター15km/Lを突破していたことであろう。一家4人乗車+キャンプ用品満載で、しかもエアコンを常に使用していたことを考えると、素晴らしい数字である。2000ccのAWD車としては、称賛に値する。
このクルマの登場が、今から5年以上前であることも、重要なポイント。現代ではどこのメーカーのクルマも燃費にシフトしてきているので、もっと燃費のいいクルマはうじゃうじゃあるが、レガシィ2.0i(5MT)がデビューした時点では、そのエコ性能は2000ccクラス内ではダントツだったと思う。なぜこの事実を、自動車メディアは、ほとんど取り上げてくれなかったのだろう・・・
そして8月14日にようやく給油。8月4日~8月14日の10日間で、719.9kmを走破。
51.96Lのレギュラーガスを飲み込んだレガシィ2.0i(5MT)。満タン法燃費は719.9km÷51.96L≒13.9km/Lと、惜しくもカタログ上の10・15モード燃費14.0km/Lには届かず。
燃費計数値は、14.5km/Lと、満タン法との差は0.6km/Lでした。とはいえ、満足です。