獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

かねとも寿し

2010年08月03日 | グルメ&観光
   
 先日「けいざいナビ北海道」という番組をたまたま見ていたら、石狩市厚田区の「かねとも寿し」というお寿司屋さんを紹介していた。あまりにも美味しそうで、それ以来いつか訪ねてみたいと夢にまで見ていた。そして本日、家庭内での協議が調い、とうとうその夢が叶ったのだ。うっしっし
   
 地味な場所にあるお店なのだが、地元のTV局が幾度となく取材に来ていた模様。かくいう私も、TVでこのお店の存在を知ったクチである。
   
 10時40分頃ココに到着したのだが、平日ということもあってか、幸いなことに先客は無く、我々一家がトップバッターであった。

   
 次女はウチの家計を心配したのか、なぜか一番安い「上寿し」(1300円)をオーダー。それでもウニ・イクラ付の握り9貫+巻物4本である。これはこれでCPが高そう。

   
 そして、目の前の幸せにかぶりつく「キリギリスタイプ」の我々夫妻と長女は、迷うことなく「最特上」(2000円)を注文。次回いつ来れるか分からないのだから、これが最善の選択だったことは疑いない。それは握り16貫にプラスして・・・
   
 なんと数の子や玉子、巻物4本付!これで2000円とは、まさに価格破壊だ。

   
 「アジ」は脂が乗っていて、極上の味わい。そもそも、「アジの握り」を食したのは初めてかもしれない。
   
 「ホタテ」もぷりんぷりんで、甘みも歯ごたえも極上だ。
   
 「ウニ」はスゥーイトでとろけるような味わい。そこはかとなく潮の香りが感じられ、甘みと塩加減との融合が身悶えするほど素晴らしい。
   
 「アワビ」のコリッコリとした歯ごたえには、「キング・オブ・貝」という称号を与えたい。
   
 「いくら」は口中でぷちぷちと弾け、この魚卵とお米との相性の良さを再確認させてくれる。
   
 「クジラ」の柔らかい食感に、びっくり仰天。たま~にスーパー等で買ってくるクジラは、結構固いのだ。この店のクジラのこの柔らかさは、まさにテイスティ&プレミアム。
   
 厚田といえば、やはり「サーモン」。脂の粒子が繊細な旨さでお口を満たす。
   
 「マグロ」は、やはり、赤身の旨いやつに限る。「中トロ」や「大トロ」よりも、「赤身の旨いやつ」の方が、私の中ではランク的に上だ。そしてこのマグロが極上であったことは、言うまでもない。
   
 ラストは、ぷりっぷりの「エビ」で、この贅沢なランチタイムを閉幕とさせていただいた。
   
 いやあ、おどろきましたネ。こんなにコストパフォーマンスの高いおすし屋さんが、厚田にあったなんて、まったく知りませんでした。妻曰く「生涯で食べたお寿司屋さんの中で、ベスト」とのこと。夫婦でタバコを止めれば、毎月ココに来れるかもしれない。きっとその方が、健康的にも胃袋的にも幸せになれるだろう。今が、決断の時かもしれない。
コメント
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