
この8月で、日清の「ラ王」が生産終了するとの衝撃のニュースが飛び込んできた。それを聞いた私はいてもたってもいられなくなり、近所のスーパーへと走った。


封入されているのは、生タイプの麺・かやく・液体スープ・粉末スープの4つの袋。

10年ぶりくらいに購入したので、作り方を忘れてしまっていた。そこで「調理方法」を熟読。

まず、麺とかやくをカップに入れ、お湯を注ぎ、

1分後にそれを捨てる。

湯切りブタを剥がして、粉末&液体スープを入れ、もう一度熱湯を注げば出来上がりである。一度お湯を捨てなければいけない点がややめんどくさいが、実質1分ちょっとで出来るこのスピーディーさは嬉しい。

生タイプの麺は、なかなかしっかりしているが、確かに近年のトレンドである「ノンフライ麺」に対しての、劇的なアドヴァンテージは見出しにくいかも・・・

チャーシューは、パサついたハムのような、ややチープな食感のモノ。ま、その実売価格(約200円)からいけば、こんなものなのかもしれない・・・

私が再評価したのは、このスープ。それは油膜がしっかりと張っており、なかなか冷めづらい。コレは、見逃せないチャームポイントである。
久々に食した「ラ王」は、それなりに結構おいしかった。
これが生産終了というのはややもの淋しい・・・だが、「王者日清食品」は、きっとこの後釜となる製品を、周到に準備しているハズだ。それを、刮目して待とうではないか!