キャンプから帰宅した私に、友人のムッシュ氏より「暑いから千太郎で飲もう!」とのお誘いメールが届いた。私が嬉々としてそこに向かったことは、言うまでもない。
お通しは、カレー風味の麻婆豆腐。
この日は「本日のおすすめ」を中心に攻めることに。まずは「生本まぐろ」。
お次は、「夏野菜揚げだし」。
続いて、「長イモキムチ」。
私は普段日本酒はあまりたしなまないのだが、生ジョッキを3~4杯いただいた後、
「楯野川」と「悦凱陣」・・・
さらには「賀茂鶴」を、ああ、グッと!
軽~く一杯のつもりが、やや飲み過ぎで、当初予算を相当オーバーしてしまった・・・まあ、煙草を止めれば、吸収できるさ!今が、決断の時なのだろう。
8月5日・6日と、我々一家は夏休みを利用して、富良野へキャンプへと繰り出した。
8月5日8時30分。レガシィ2.0iにキャンプ用品をどさっと積み込んで、意気揚々と我が家を出発。
もちろん、我が家のアイドル「チャロ君」も同伴である。
9時39分。「道の駅 つるぬま」でWCタイム。
ここで娘2人は「うらうす紀行 鶴の舞」というアイスを購入。これが、めちゃくちゃおいしいとのこと!私は口にしていないのですが・・・
10時40分。「道の駅 スタープラザ芦別」で、またしてもWCタイム。
「北海道大観音像」と「ホテル五重の塔」が、私の中での芦別のイメージである。
「ガタタン」も喰いたかったのだが、食堂の営業開始時間が11時30分からだったため、タイムロスを防ぐために断念。次回の課題にしよう。
12時30分。上富良野町でランチとすることに。フラヌイ温泉そばの「YUBA」に立ち寄る。
私は上富良野産の「豚サガリ」を使用したという、「かみふらの丼」(800円)で舌鼓。豚のみならず、野菜のナス・トマト・カボチャが、そこはかとなく夏を感じさせてウマい!
妻は「オムカレー」(700円)をチョイス。これが実はかなりのボリュームで、価格対満足度は相当高い。いやあ、いいお店でした。迷わず推薦します。
14時に、目的地である「星に手のとどく丘キャンプ場」に到着。ココに来るのは、実は2回目である。前回来た時の印象があまりにも強かったことに加え、ここは「犬同伴可」のキャンプ場だというのも、我々一家にとっては大きなアドバンテージなのだ。
14時55分に、テント&スクリーンタープが立ち上がり、ほっと一息。
17時13分。この作業で流した汗を洗い流すために、このキャンプ場からクルマで30分程の距離の「カミホロ荘」に到着。
昨年12月にリニューアルしたというココの温泉。内湯と露天は各1つだが、湯舟は両方とも「オンコ(イチイ)材」を使用。それはまるで檜風呂のような良い香りで、入浴しながら森林浴をしているかのような気分を味わえる。この日は曇っていたため露天からは雲しか見えなかったが、晴れている時の景観はかなり素晴らしかろうと想像できる。また、備え付けの「”茶”シャンプー」と「”炭”ボディーソープ」が、これまたナチュラルでデリシャス!
近隣の「吹上温泉白銀荘」と並ぶ、素晴らしい温泉だ。私の中では、この2つの温泉は同率首位である。
19時。夕食は、お約束のBBQ。
「キリン サウザン」を飲りながらのBBQは、言うまでもなく格別だ。
それにしても、この「キリン サウザン」。非常にウマいのに、売っている店が少ないのはどういうことなのか・・・世間一般と私の味覚との乖離を、大きく感じる。
21時15分。花火で夏を満喫。ついつい長渕剛の「夏祭り」を口ずさんでしまう。
そして21時48分に、就寝。空が曇りがちで、星が見えなかったことを悲しみつつ・・・
ところが!8月6日2時3分。WCに起きたところ、上空がまさに満天の星空(私のカメラ付きモバイル端末には、ほとんど何も写っていなかったが・・・)であることに驚き、あわてて妻と娘たちを起こした。
まさに降るような星たちの輝きに、私の心は震えた。そして空を呆然と眺めていると、なんと流れ星が!それも、たった30分ほどの間に、3つもの流星を見てしまった。
「星に手のとどく丘」のネーミングはダテではない。私がもし二十代に戻れるならば、恋人を連れてここでキャンプする。もう、絶対にそうする。若かった頃にそういう発想が出来なかった自分を、大いに悔む。若かりし頃の妻とともに、この素晴らしさを分かち合いたかった。
5時40分。キャンプ場の朝は早い。まばゆいばかりの朝日をカラダに受ける。
放牧された羊さんたちが周辺に来てくれるのが、また一興だ。チャロ君は吠えて大騒ぎだったが・・・
朝食は、レトルトながらもちょっと贅沢に、「老舗洋食カレー たまねぎとトマトの旨み」。
テント内に迷い込んできたのは、キリギリスの♀。この子は鳴かないので、現地の草原に戻してあげた。
本年も富良野の大自然と食材を満喫し、シアワセな気分で帰宅。
もうちょっと早い、ラベンダー最盛期だったらもっと良かったんだろうとは思うが、それを抜きにしても、富良野地方は素晴らしかった。また、来よう。