2002年より我が家に君臨していた、ソニーのVAIO「LX-55」だったが、ここ数ヶ月くらい調子が悪く、なんだか「カチカチ」と音を立てたかと思ったら、「プシュ~」と電源が落ちる症状が頻発していた。加えて、通常の起動もシャットダウンも10分くらい掛かる始末。しかも、文字の変換自体が、異常に遅い。「そろそろ買い替え時かなぁ」と思っていた矢先・・・
上の写真のようなメッセージが出るとともに、とうとう再起動しなくなってしまった。北海道のこの夏の、異常な蒸し暑さのせいもあったのかもしれないが・・・
そこで、この機会にPCを買い替えることに。ニューマシンは、「VPCJ117」である。
購入先の大型家電店でのポイントを使って、プリンタも併せて新調。エプソンの「EP-702A」をチョイス。
インターネットやプリンタ、そしてメール設定で、今日1日は終わってしまった。本日も非常に蒸し暑く、妻のアカウントの「セカンドメール」の設定に手間取り、泣きそうになりながらの作業だったが、なんとか18時少し前に完了することができた。
一家のスナップ写真については、昨年7月の分まではCD-Rにバックアップを取ってあった。その後撮った写真も、おおむねデジカメや携帯のメモリーカードに残っていたので、その点ではちょっと安心。問題は、旧マシンのハードディスクにまだ残っているかもしれない、膨大なお宝動画(おもに拓郎のライヴ映像)の数々である。
しかしながら、PCも携帯も持っていなかったホンの10年前。私は十分に満たされた日常を送っていたはずだ。お宝動画などは、PC導入以前には、自分の手元にはな~んにもなかったのだ。一度観たものは、脳髄の記憶を呼び起こせばいいじゃないか・・・
てなわけで、今後ニューマシンでは、やたらと動画をダウンロードするのは、もう止めよう。一番頼りにすべきは、自分の網膜に焼きつけた記憶なのだ。