最近トヨタが日本にも導入した、「FJクルーザー」。
その展示車が札幌トヨタの本店にあるという情報を入手したので、尾車氏とともに見に行った。
いやあ、まさにランクル40を彷彿とさせる、そのフロントマスク!
全幅が広いため、フロントワイパーは3本ある。
インテリアの質感自体は、まあ、大衆車なみではある。
だが、そのポップなデザインを、楽しんでしまうべきなのであろう。
空調コントロールは、厚手の手袋をはめたままでも操作しやすい形状なのだという。
床から無骨に生えたシフトノブ&トランスファーノブの意匠が、本格SUVの記号である。
観音開きで、ガバッと開くサイドドア。
よじ登るように車内に乗り込むと、なにか男の世界がそこにある。
乗降性やリヤシートの居住性とか、重箱の隅をつつくようなことを、真面目に語るべきではないだろう。
すばらしい、大人の男のおもちゃである。
税込車両本体価格は、318万2000円から。
機能や実用性は度外視して、欲しくなったら買うべきクルマだ。
迷わず、買おう。買えば、わかるさ。
日本でコレがこの価格で入手できるなんて、シアワセじゃないか!