「東京ホルモン」を探して由仁町内を徘徊していた際、偶然に面白いモノを発見。
それは、地元のスバルディーラーさんに展示されていた「初代アルシオーネ」だった。
このクルマが登場した’85年当時。私は「なんてカッコ悪いクルマなんだろう」と思っていた。
だが、それから30年近くが経ち、その際立つウエッジシェイプが、今ではむしろカッコよく見えるから、不思議だ。
土曜日だというのに、このディーラーさんはお休み・・・このクルマの詳細を確認することが出来なかったのが、実に残念である。
BRZの試乗を終えた後、お昼時となったので、取材班3名でランチを摂ることに。
そこで、尾車氏の発案により由仁町の「東京ホルモン」へと向かった。
紆余曲折の末、ニータ氏の機転により、ようやくこのお店を発見。時間は13時49分。
まずはホルモン・レバー・サガリ・心舌(しんたん)・野菜セットを各1人前オーダー。
テーブルに置かれたカセットコンロ上の鉄鍋で、ジュージュー煮込むように焼きながらいただくのだ。
溢れ出る肉汁に、味噌だれを絡める。
ホルモンたちに7割方火が通ったところで、野菜を加える。それらがくたっと渾然一体となったら、食べ頃なのだ。
味噌だれもいいあんばいに、辛すぎず・甘すぎずで、絶妙な旨さ!ビールが欲しくなるが、ここはウーロン茶で、ぐっと我慢。
14時17分。まだまだ喰い足りない取材班3名。ホルモン&麺を、2人前ずつ追加オーダー。
肉汁と味噌だれが絡みついた麺は、まさに豊潤な味わい!おひとり様あたり約1,300円の豪華ランチであった。
・・・それにしても。由仁町内のお店はコンビニ以外はほとんど閉まっており、半ば「シャッター商店街」と化していた。
そんな中で、この「東京ホルモン」は、駐車場もほぼ満車で、ここだけが唯一賑わっていた。
数年前に室蘭の「味の大王」に行った時も、同じような状況だったことを思い出す。
B級グルメは、不況に強い。あらためて感じた、私なのであった。
マイレガシィの6ヶ月点検作業を待つ間、BRZのAT車に試乗させていただいた。私と尾車氏が交代でドライビングし、ニータ氏は後席の居住性&乗り心地のチェックをした。
中央付近でしっかり据わった、重めのステアリング。スロットルを踏み込むと、野太く咆哮するフラットフォー。
その6ATは、マニュアルモードでの反応もまずまず良好。さすがにVWのDSGやBMWの8ATほどの俊敏さは無いが、シフトダウン時の「中ぶかし」の制御も心地よく、決して悪くないトランスミッションだと思う。
まあ、やっぱ、6MTの方が、私好みであることは否定できないが・・・
はっきり見えるボンネットの稜線と、適正な角度のAピラーにより、車両感覚把握&前方視界は、極めて良好。
3連ダイアル&トグルスイッチの操作性も、おおむね良好。
インパネ上面にはソフトパッドが奢られ、触感良好。
ただし、メーターパネル左端のアナログ速度計は、見づらいことこの上ない。私は速度の把握を、主にタコメーター内のデジタル速度計で行った。
実際、このデジタル速度計があれば、左端のアナログ速度計は不要だ。そこには、現代のトレンドの「インフォメーションディスプレイ」を配置すべきではなかろうかと、気弱に、思う。
とはいえ、キビキビと走るこのクルマ。ATでも、充分愉しい。
凝縮感がありながらも、グラマラスなヒップラインが、また、イイ。
BRZ。惚れ直しました。
スバルより、6ヶ月点検のオススメのハガキが届いた。
スバル愛車チェックのうち「セーフティチェック」は、3,675円だという。
加えて、この機会に「フロントガラス撥水ガラスコート」をすれば、通常価格3,150円のところ500円の特別価格で施工してくれるとのこと。
私は本来6ヶ月点検というモノには必然性を感じない。だが、3,675円+500円=4,175円を、スバルディーラーさんの安定した経営に資するため、提供しなければいけないという気分が、むくむくと湧いてきた。
そこで本日、いつものスバルディーラーさんへ。
点検の結果・・・エンジンオイルがかなり汚れていることが判明したとのこと。
私としては、オイル交換は本年12月の車検に併せて施そうと思っていたのだが、ディーラーさんの強い勧めにより、今回行うことに。
「現代のクルマのオイル交換は1万キロ毎あるいは1年毎でいい」というのが定説であった。
マイレガシィが前回オイル交換したのは、昨年の11月28日。それから半年しか経っておらず、しかもそこからの走行距離も4,000kmちょっとである。それなのに、交換しなければいけないとは・・・
やや腑に落ちない気分ながらも、それがスバルディーラーさんの健全なる経営に資するならと、自分を納得させ、交換を承諾した。
そしてご請求金額は、当初見積もりを大きく上回る、9,624円(涙)。
おみやげに貰った「ストロベリー・ティー」が、せめてもの慰めである。ううっ。