お土産にいただいた「函館名店三昧」も、ついに最後の一食となってしまった。
トリを飾ったのは、「函館 龍鳳」の塩ラーメン。
具材に、新玉ねぎ半分とコンビーフ(正確には、安価なニューコンミート)1缶を使用。
フライパンで、荒みじんに切った玉ねぎとコンビーフを中火で炒める。コンビーフから油が出るので、サラダ油等は不要。
コンビーフがほぐれ、玉ねぎが半透明になったところで、そこに300ccの水を投入し、強火で沸騰させる。沸騰したら火を弱め、添付の塩スープを投入。
同時進行で、別鍋に沸かしたお湯で、ラーメンを2分間茹でる。
湯切りした麺を丼にあけ、フライパンのスープと合わせて完成である。ブラックペパーをしこたまぶっかけて、いただいた。
いやあ、麺に、コンビーフが絡む絡む!それをぞぞーっと啜ると、幸せの骨頂気分となる。
そして私が予想した通り、コンビーフと玉ねぎは、食材として相性バツグンである。
その塩スープは、コンビーフの色素が溶けて、赤く濁ってしまった。お味自体も、コンビーフの塩分が加わったゆえか、ややしょっぱめではある。
だが、そこは俺流クッキング。そのジャンクな色彩とテイストを、あえて楽しんでしまえばいいのだ。
沈殿したコンビーフにそそのかされて、またしてもスープを完飲。コンビーフの罠である。んまかった。
宝くじ売場で見かけた「寿司」の暖簾。むむっ、特上寿司でも当たるのか?と、思わず購入。
ま、実際は、寿司の絵柄のスクラッチであった。
一家四人で4枚購入。なんとなく、5,000円くらいは当たりそうな予感がしたのだが・・・
800円≒チャーシューメン1杯分が、紙切れになってしまった。ううっ。
スーパーで「静岡産 あゆ」が198円と、お値ごろであった。
妻にお願いして、買ってもらうことに。
我が家では、育ちのいい女性陣が「川魚は泥臭いからイヤ!」と忌み嫌うため、あゆは私しか食さない。
それゆえ、この川魚が我が家の食卓に登場するのは、実に6年ぶりのことなのだ。
やっぱ、あゆは、塩焼きに限る。淡白な身に、ほどよく乗った脂。
この繊細な味わいの魚の良さが分からないとは、我が家の女性陣は、不幸である。
頭を残して、背骨や内臓そしてひれに至るまで、すべてをいただきました。あゆ君よ、また、来年逢おう。