シトローエンDS3カブリオ(税込車両本体価格311万円)は、6MT車のみの設定である。
その試乗車があるとの情報をキャッチした私は、尾車氏とともに、シトローエンのお店に、急遽向かった。
試乗させていただいたのは、「ブラン バンキーズ」というカラーのクルマで、基本はホワイトだが、ソフトトップ・ルーフ・ドアミラーが「ブルー アンフィニ」で塗られている、イキなツートン仕様であった。
まずは、ユーティリティ等のチェック。
このワイパーは、夏冬兼用ブレードで、北海道においても交換の手間いらず!
ものぐさな私に、嬉しいポイントと言えましょう。
上部にスライドして開くトランクリッド。
オープンカーとしては、実用的なスペースを持っている。
だがしかし、スペアタイヤ未装着で、パンク修理セットに置き換えられてしまっているのが、個人的には残念なところ。
ダッシュボードにも「ブルー・アンフィニ」のパネルが貼られているのが、フランス流のイキな演出。
メーターの指針自体にも、デザインが感じられるのが、私のハートをくすぐる。
今や貴重な3ペダルMT!
クラッチミートに神経質なところは無く、MT免許を持っている人ならば、至ってイージーに走らせることができるだろう。
3ペダル自体はやや左にオフセットされているかもしれないが、人間が慣れで対応できる範囲である。
加えて、フットレストもちゃんと装着されている。
さて、やはりこのクルマのハイライトは、この電動ソフトトップであろう。
オープンカーの爽快さは、一度体験すると、病みつきになってしまうのだ。
季節で言えば、やはり春か秋。足元に暖房を入れながら、上半身は季節の風を感じながら走る。まさに頭寒足熱なドライブが愉しめるのだ。
このクルマの場合、フルオープンにすると、畳まれたソフトトップのために、後方視界にはやや難がある。
だが、前に向かって、誰にも抜かれないように走っている場合、それは大きなディスアドヴァンテージではない。
パーキング時には、ソフトトップを、閉じればいいのである。それで、大丈夫だ。
コンパクトオープンでありながら、5名乗車可能という点も、見逃せないチャームポイント。
これまでは、今年私が乗ったクルマの中では、プジョー208GTiが、モストインプレッシヴカ―であった。
だが、このDS3カブリオは、それを大きく上回る魅力的なクルマだった。
輸入車で私が買うなら、絶対にこのクルマである。これ、ホント。
ファミリーマートにて、コンビニエンスなランチ。
ターゲットは、「結構ウマい」という評判の「おでんラーメン」である。
おでんラーメン1玉(120円)+鶏つくね串(105円)=225円!
財布の軽い私にとって、もってこいのリーズナブルさだ。
薬味には「柚子こしょう」をチョイスした。
しっかりと熱いストレート麺。つるんとした質感も、上々。
確かに、あなどれないウマさである。
そして、カツヲと昆布のダシの利いた和風味のつゆに浸した鶏つくね串が、これまた、んまい!
最終的に、このつゆも含めて完食したことは、言わずもがなである。
おおむね満足したのだが、今思えば、「こだわり味付け玉子」も併せてチョイスすべきだった・・・
次回は、ゼヒ、そうしよう。