花の金曜日。
一家4人の夏休みが首尾よく合致したので、協議の結果、余市&積丹方面にドライブすることと相成った。
まずは、レガシィ2.0i(5MT)に、給油。
飲みこんだレギュラーガスは、38.36L。
7月20日~8月8日の間で走破した距離は、521.0km。
走行パターンとしては、おおむね自宅⇔単身赴任地間の往復である。
満タン法燃費は、521.0÷38.36≒13.6km/L。
湿っぽい日が続いたので、エアコンはほぼ全域で使用した。
ちなみに、燃費計数値は、14.5km/L。
いつもながら、満タン法計測よりも、アマい数値であった。
とはいえ、満足できる水準の、好燃費。
これは、履いているシューズ「エコピアEP100」が寄与している部分も、少なからずあるのであろう。
給油後。余市町へと、クルマを走らせる。
妻のお目当ては、「柿崎商店」だった。
12時16分に、そこに到着。
人気店ゆえか、すでに長蛇の列・・・
腹ペコだった私は、めまいで倒れそうになり、一瞬別の店に行こうかと思った。
しかし、せっかく余市まできたのだ。
ここは、ぐっと、我慢の子である。
12時29分。
意外に順調に列は進み、2階へ通じる階段内に入ることができた。
そして12時41分。
のれんをくぐることに成功!
30分以内で入店できたのは、嬉しい誤算である。
嗚呼、待ってて良かった・・・
だがしかし。事前リサーチで狙っていた「海鮮丼」は、すでに完売(涙)。
となると、やはり「まぐろ系」か・・・
それとも、ここしばらく食していない、「うなぎ」か。
「中国産」というのが、若干引っ掛かる部分ではあるが・・・
大いに逡巡したあげく、私は、「うなぎ丼」をチョイス。
これを1,000円ポッキリで食せるお店というのは、なかなか、無い。
「中国産」であることには、この際、目をつぶろうじゃないか。
ちなみに妻は、「いとこ丼」の酢飯。
娘2人は「いとこ丼」の白飯を、オーダーした。
13時04分。3年ぶりに、うなぎと、ご対面。
いやあ、その柔らかでふくよかな食感は、やはり素晴らしかった!
自分自身のチョイスが間違いでなかったことに、私は胸をなでおろした。
ところで。国産のうなぎって、21世紀に入ってから食したことは皆無だが、どんなにウマいんだろう・・・
2度と喰えなくなる日が来る前に、あわてて食すべき食材なのかもしれない。
妻子たちが注文した、「いとこ丼」。
ここで私の脳裏には、ひとつの疑問が浮かんだ。
「鮭」と「いくら」だったら、これは「海鮮親子丼」というネーミングでも、イイのでは?
それとも、「鮭」のように見えるのは、実は「鱒」なのか?
WEBで検索して調査してみたが、真相は、謎である(^_^;)
そして14時29分、一家は積丹港へ。
お目当ては、「グラスボート ニューしゃこたん号」に、乗船することである。
だがしかし。
あろうことか、この水中展望船は、この日マシントラブルのため、乗船できず・・・(涙)
やりきれない思いを胸に、我々一家は、乗船場隣の「うに小屋」に、駆け込んだ。
そこでは、「活うに」が、1個300円だという。
グラスボート用の予算を、ここに活用しないワケには、いきますまい。
いやあ、コレ。実にウマかった!
醤油などは、不要。ウニそのものの甘みと潮のかほりが溶け合って、まさに絶品!
萎えかけた気分が、一気に高揚したのであった。
16時40分。
帰る道すがら、「ウイングベイ小樽」に立ち寄る。
ここでは、集合時間を18時と決めて、一家それぞれが自由行動とした。
私はテナントの「利尻屋みのや」に潜入し、おつまみを物色。
ここでは「岩わかめ」を、お買い上げ。
また、小腹が空いたので、「美園アイスクリーム」にて、「ワッフルコーン」を、ご注文。
さらにさらに、「ビアード・パパ」のパイシューが、この日限り100円ポッキリだというじゃありませんか!
基本的に限定商法に弱い私は、そそくさとお買い上げ。
サクッと・・・いや、むしろカリッとした皮。
そこに内包された、むにゅりとやらかい、そしてベタつかない甘さのクリーム。
まさに、ハードとソフトのランデヴー。いやあ、満足まんぞく!
一家揃っての久々のドライブは、実に楽しく、ココロも胃袋も満たされたのだった。