北海道における年に一度のフランス車の祭典、「French Blue Picnic 2014」が、千歳のレラで開催されるという。
フランス車を所有したことは無いが、いつかは所有してみたいと望んでいる私。
そこに、行かないワケには、いきますまい。
まずは「レラ」内の、「トマティーヨバーガーズ」で、腹ごしらえ。
「プレミアム白老牛バーガー」には、非常にココロ魅かれたのだが、ラーメン並の690円という価格に、小心者の私は、とびつくことは出来なかった・・・
なので、380円の「和風油淋鶏(ユーリンチー)」(380円)を、お買い上げ。
まあ、それでも、ハンバーガーとしては、プレミアムなお値段だったが・・・(^_^;)
とはいえ。ピリ辛な鶏の弾力が印象的で、価格に対する満足度は、高い。
加えて、そこはかとなく醤油味のするポテトが、量といい、質といい、これまた秀逸。
しっかり、満腹になりました。
さて、いよいよ本題の「French Blue Picnic 」の会場のレラ駐車場へ。
まずは、シトローエンのクルマたち。
まさにフレンチ・ブルーなアヒルの子、2CV。
ユーノス店でも売られていた、AX。地味ながら、90年代初期の好みのクルマであった。
もしも右ハンドルがあったなら、買ってたかも・・・コレ、ホント。
私が免許を取った頃。革新的だったBXも、今や、オールドシトローエンとなってしまった。
月日の流れの速さが、コワい。
BXのドアパネルを活用した、「パワーウインドごっこ」で、レギュレーターハンドルの構造を、学ぶ。
ゴールドのカラーが目に眩しい、サクソ。
この角度から見ると、プジョー106との強い血縁を感じる。
一見4ドアセダンのように見えるが、よくよく見ると5ドアの、クサラ。
最新のC3。
ゼニスウインドウが、きわめて魅力的だ。
C4クーペは、「居住性に優れたホンダCR-X」と、私は認定したい。
C4ピカソは、インパネデザインも含め、大いに魅力的。
C6。
この湾曲したリヤウインドウは、お見事!
しかも、日本国内では希少な、ディーゼルエンジン搭載車!
幸いにも、オーナー氏の運転する車に、同乗させていただくことができた。
まるで雲の上を滑るかのように、走る。
そのディーゼルエンジンは、振動・騒音ともに少なく、知らなければそれがディーゼルとは言い当てられないだろう。
某東京都知事の影響で、今の日本はディーゼル後進国になってしまったが、マツダの頑張りで、遅れを取り戻せるかもしれない。早く欧州勢に対峙できるよう、頑張ってほしい。
私見では、生産コストや廃棄コストを勘案すると、でかいバッテリーを持つハイブリッドや電気自動車は、決してエコではない。内燃機関を磨き上げる方向の方が、正しいと思う。
C6の直系の祖先と言えるのが、このCXだろう。
凹んだリヤウインドウは、まさにシトローエン!
なんと幸いにも、このCXにも、同乗させていただくことができた。
同じく浮遊感のあるライドフィールで、まさに仙人気分。
柔らかなシートクッションは、私のお尻の形に凹んで、包み込むようにカラダを支えてくれる。
自動で戻らないウインカーをさりげなく操作するオーナー氏が、実にカッコ良く見えた。
DS3は、そのスタイルとカラーリングが、非常にお洒落である。
それに輪を掛けていたのが、左はペンギン・右はおさかな仕様の、こ~ちゃんのDS3!
いやあ、こ~ちゃん、後光がさして見える。素晴らしい。
「しゃなりカウンター」の意味がわからなくて、お会い出来たら訊こうと思っていたのだが、緊張して、訊きそびれてしまった・・・来年、教えてくださいネ。
獲物を狙う鮫のような、DS5も、憧れのクルマだ。
現代のシトローエンの「DSライン」は、本当に魅力的だ。
ずらりと並んだライオンたち。プジョー。
レーシーなブルーライオン。
まずは、106。
そして、206。
208GTiの「T16仕様」も、実に鮮やか!
まさに、小股の切れ上がった小娘。ノーマル208GTi。
清楚な306XSi。
5ドアで、5MT というのが、これまたそそられる仕様。
エーゲ・ブルーが鮮やかな。307。
307CCには、アメジストが、よく似合う。
流麗で美しい、406クーペ。
つるんとしたボンネットも、斜め後ろからの姿も、実に素晴らしい。
おそらくはozenさんのクルマだと思うが、残念ながらお会いできなかった・・・
ピニンファリーナの手による、無駄のないライン。
私自身も、このように、無駄のないラインの肉体になりたいものだ・・・
生真面目な、男のセダン。406セダン。
こちらにも、ピニンファリーナのエンブレムが、光る。
セダンも、ピニンファリーナの手になるものだったかどうかは、WEB上では確認できなかったが・・・
また、このプジョー製自転車の、そのタイヤの細さ!
こんなに贅肉のない自転車は、初めて見た。
私も、このように、なりたい・・・
クラシック・セダンの505。
逆スラントノーズに、滋味を感じる。
また、このプジョー製バイク。ペダルは基本的にはスターターの役割なのだが、それを漕ぐことでチェーン駆動により走ることも可能なのだという。
これも、いわゆるひとつの、ハイブリッド・バイクと言えるかもしれない。
さらに、近年デザインが素晴らしくアグレッシヴな、ルノーたち。
クラシカルでコンパクトな、アルピーヌA110。
そして、そこはかとなくスーパーカー風味の、A310。
こちらは、年式が新しいのか、ビッカビカである。
こちらのA310は、それなりに、年齢を感じさせて、滋味がある。
シュペール5(サンク)のスタイルは、今見ても、まったく旧さを感じない。
このエクスプレスは、5(サンク)顔にモディファイされていた。
エクスプレスの正統な後継車、カングー。
中でも目を魅いたのが、この4×4仕様。
ロードクリアランスの高さが、逞しい。
コレ、実に魅力的で、北海道にはもってこいの仕様だったと思う。
正式輸入されなかったのが、きわめて残念な一台だ。
アマガエルのように愛くるしい、初代トゥインゴ。
ドラえもんカラーの、2代目トゥインゴRS。
イエローのカラーがよく似合う、2代目ルーテシアRS。
そして、紅白の3代目ルーテシアRS。
メガーヌRSも、実にダイナミックで、アグレッシヴな造形である。
いやあ、今回も、フレンチ・ブルーを満喫!
いつの日か、ヴィジターではなく、メンバーとして、参加したいものですネ。