今年の「HTBイチオシ!まつり」において。
私には食べること以外に、もう一つの目的があった。
それは、スバルの出店ブース「ACTIVE LIFE FES ! ぶつからないクルマ?体感出張試乗会」である。
まずは、「ぶつからない!?ミニカー」を入手する目的で、「アイサイト搭載車」に同乗試乗をさせていただいた。
過去、アイサイト搭載車には、何回か試乗させていただいたことはある。
今回は、自分で運転するワケではなく、助手席あるいは後席に座っての、同乗試乗「体験」ということである。
そこにはフォレスター・アウトバック・レガシィB4の3台にスバル車が用意されていた。
ちなみに、私が同乗させていただいたクルマは、BNレガシィB4。
「ピピピーッ!」という警告音の後、クルマは障害物に当たらずに、止まる。
シートベルトがロックするぐらいの、かなりの減速Gだ。
まあ、今回は自分で運転していないので、その制動が純粋にアイサイトによるものなのか、それとも実はドライバー氏がブレーキを踏んでいたのかは、定かではないのだが・・・
ともあれ、過去の経験から鑑みると、アイサイトの衝突軽減効果は、かなり確かなものだと思う。
これに「ドライブレコーダー機能」が組み込まれれば、より魅力的な装置となると思う。
思惑通り入手できた、「光る!ぶつからない!?ミニカー」。
今回の頒布品はBSアウトバック。
また、お宝が増えてしまった。うっしっし。
そして、私にとっては、むしろこちらが本日のメインエベントだったかもしれない。
なんと、今秋日本発売予定の「新型(5代目)インプレッサ」が、特別先行展示されていたのだ!
一見、現行インプレッサと大きく変わらないからか、人だかりはあまり無かったが・・・
だが、私を含め、コアなスバリストの方が数名、熱心に写真を撮っておられた。
そのうち1名は女性だったことも、一応報告しておきましょう。
なかなか目ヂカラのある、ステアリング連動のヘッドライト。
バンパー部の起伏は、なにか「小ジワ」のように見えなくもないが・・・
牙のような加飾の付いた「LEDフォグライト」が、口元をキリリと引き締める。
テールランプは、ぴょこんと突き出た、立体的な造形。
これは、ドラッグを減らす等の効果が、ひょっとしたらあるのかもしれない。
タイヤサイズは205/50R17で、そのブランドはブリヂストン「TURANZA」である。
スバルのお家芸「アイサイト」は、「ver.3」を搭載。
シートは抑揚がありながらもスリムな、スポーツタイプ。
形状は、ホンダS660のそれと、似ているかもしれない。
水平ゼロ指針の、2連メーター。
燃料計&水温計は、デジタル表示なのだろう。
ひょっとしたら、水温計は廃されて、警告灯に置き換えられている可能性もあるが・・・
また、非常に実用的な装備である「ドア毎表示の半ドア警告灯」は、しっかりメーターパネル中央に備えられている。
空調は、一見でも使いやすい、3連ダイヤル式。
シフトノブのデザインも、なかなか美しい。
マニュアルモードでのシフトアップ&ダウンは、ステアリングパドルに任せているようだ。
パーキングブレーキは、今や常識となった感のある、電動式。
坂道での発進アシスト機能も付いているようだ。
センターコンソールに配置されたカップホルダーは、左右タンデム式。
センターコンソールボックスは、CDケースがジャストフィットしそうな形状である。
グローブボックスの内側に、植毛処理はされていない。
照明の有無については、未確認です。
また、車検証や取扱説明書の収納スペースがどこなのかも、確認し忘れました。
エンジンスタートは、プッシュボタン式。
「インパネの照度調整」と「ヘッドライトの光軸調整」と思われるスイッチがあり、その下には「アイドリングストップOFFボタン」と「VSC OFFボタン」がある。
コイントレイは小さ目で、これも植毛処理はされていない。
運転席バニティミラーは、照明付。
確認していませんが、助手席も、同様と思われます。
「運転席アシストグリップ」が付いているのは、スバルらしいところ。
他社では、これが省略されている場合が、多い。
助手席パワーウインドウには、運転席同様ワンプッシュで全開or全閉できる「AUTO機能」が付いている。
ともあれ、インテリア全般の質感は、高い。
BP/BLレガシィから乗り替えたとしても、そんなに違和感はなさそうだと言えましょう。
後席ヘッドレストも3名分用意されているのが、スバルらしく抜かり無い部分。
今回は、後席中央席用のシートベルトガイドが設置された模様。
私が適正なドライビングポジションを取った後の、運転席側後席のニースペースは、こんな感じ。
さりとて広くは無いが、かといって窮屈でもない。
シートバックポケットは、助手席側のみ。
運転席側にもあれば、普段あまり使わない「高級グルメ店のガイドブック」等を、入れておけるのだが・・・
さて、後席パワーウインドウについては、どうやら「AUTO機能」が省かれている模様。
後席は子供が乗ることが多いので、挟み込み事故等を懸念しての措置なのだろうか・・・真相は、いまのところ、謎である。
ラゲッジスペースは十分に広いが、開口部と掃き出しでないのは、ちょっと気になるところ。
絶対的な容量を重視したのかもしれないが・・・
日常的な使い勝手の点から言えば、あと数センチ床が高くても、開口部と掃き出しになっている方が、ビールケース等の積み下ろしはやりやすい。
そして、私がいつも声高に必要性を説いている「スペアタイヤ」は、やはり積まれていない模様(涙)
これも、あと数センチ荷室の床が高くなったとしても、積んでほしかったところである。
エンジンは、HPでアナウンスされているところによると、「FB20 水平対向4気筒 2.0ℓ DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴」である。
1.6Lが廃止されたのか、それとも現段階で未公開なだけなのか・・・その辺は、私の知り得るかぎり、謎である。
運転席フロントワイパー前に刻印された「PEDESTRIAN PROTECTION AIRBAG」の文字。
「歩行者保護エアバッグ」である。
これを採用するのは、日本国内メーカーでは初の快挙!
新型インプレッサ。
細かい部分で注文を付けたいところはあるものの、全体としてみれば「大いに魅力的」である。
この秋、このクルマに試乗するのが、本当に楽しみだ。
そして、我が家で「新車購入」について家族会議を開くことになるのかどうか・・・
今のところ、30:70くらいだが、その割合は試乗でどう変わるだろう。
それも含めて、本当に、楽しみだ。