獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

小樽クラシックカー博覧会2016(トヨタ・日産編)

2016年08月29日 | CARS&F1


 爽やかにファインな青空の、日曜日。
 尾車氏とともに、「第10回 小樽クラシックカー博覧会」に行ってきた。


 参加資格は、
① 昭和63年(1988年)以前に製造された二輪車(バイク)・三輪以上の国産車、外国車。
② ①の車両と同形で、車齢21年以上(平成7年登録以前)のもの。
 ・・・と、なっている。
 晴れ渡った夏空の下、今年もたくさんの旧車たちが、集結していた。
 今夜から4回に渡って、その見聞録をお届けいたします。

 


 まずは、トヨタの旧車たちから。



 絶対的な販売台数が多いこともあってか。
 やはりトヨタ車が、最も多く参加していたように見受けられた。




 元祖スペシャリティカーの、セリカ。
 そして、「聴こえる、24ビート。」セリカXX



 こちらは社用車として今も良く見かける、「重厚なシーラカンス」センチュリー。
 このクルマも、一度試乗してみたいものだ。
 お台場に行けば、試乗できるらしいのだが・・・



 なにか金魚を思わせる愛らしさの、「ヨタハチ」こと、トヨタスポーツ800。





 イイあんばいでヤレている、2代目コロナ(RT20)。
 やはり、これくらいサビがあった方が、そこはかとなく旧車らしくて、好もしい。


 ボンネットは、前ヒンジである。


 かつてのクルマは、エンジンフード内に「最高出力等を記したプレート」が貼られていた模様。
 これは・・・知らなかった!


 トランクルームにしっかりと積まれた、スペアタイヤ。
 昔は路面状況が悪かったので、スペアタイヤは必需品だったでしょうネ。






 ロジャー・ムーアのCMが印象的だった、7代目コロナ(T140系)。
 このクルマは、コロナブランドとしては最後の「ハードトップ」かつ「FR」である。


 デジタルメーターに、80年代というか、「007」の匂いを感じる。


 シートに置かれた、同型車のミニチュアモデル。
 オーナーさんの「ゆるぎない愛情」が、伝わってくる(^^)




 世界中で活躍した、いや、いまなお活躍中の、ランクル40
 ランドクルーザーというブランドは、スズキのジムニー同様、「日本の宝」と言って差し支えないと思う。


 ランクル40といえば、やはりこの「カラシ色」のカラーですネ。





 そしてコレはオーストラリアから逆輸入の、異様に長いボディのランクル。
 その名は、「トルーピー」!
 「ドルーピー」ではないので、お間違えなきよう。


 ルーフの雨どいは、まるで住宅の、それのよう。
 過酷な地で活躍するクルマの、証であるといえましょう。





 続きましては、日産車について触れていきましょう。





 こちらの2代目レパード(F31系)は、なつかしの「あぶ刑事」仕様!




 かつて私が愛したクルマ、S110ガゼール
 同時期のスカイラインRSと同じエンジンである、「FJ20型」を搭載している。
 

 憧れだった、6連メーター。
 スイッチのデザインが素晴らしい、カセットオーディオ。
 ああ、免許取りたてだった平成の初め頃。
 これの格安の中古を買って乗るというのも、ひとつの選択肢だったかも・・・(遠い目)





 フェアレディZも、この手のイベントでは、欠かせないスターだ。
 手前はいわゆる「Gノーズ」の、240ZG。



 上の2枚の写真。
 シルバーのZが「2シーター」で、小豆色のZが「2by2」。
 ドア開口部後部のホイールベースの長さと、リヤサイドウインドウの形状で、見分けることができる。




 日本初の4ドアハードトップである、3代目セドリック(230系)。
 センターピラーレスの、その解放感!
 シートの色と意匠に、古き良き「昭和」のにほひがする。
 

 コラムシフト全盛の’70年代初頭。
 「4速フロアシフト」というのは、この当時このクラスのクルマでは希少だったのだ。





 国産初のステーションワゴン、ダットサンブルーバード・ステーションワゴン。
 日産は「日本初」のボディ形式を、いつも先鞭を切って発表していたのだ。
 そしてトヨタは・・・
 日産が先に出したものを改良し、後だしジャンケンのように発売して、美味しいところをさらっていった・・・というのが定説となっているようだ。




 厳密にいえば「日産」ではないが、この場で「プリンス スカイライン」にも触れておきたい。
 これはスカイラインとしては2代目のS50系である。
 

 細身のステアリングとホーンの形状に、クラシックな優美さを感じる。


 そして、伝統の丸型テールランプ!
 

 蛇足ながら。私は小学生の頃、スカイラインが好きだった。
 最も憧れていたのが、「ケンメリ」の後期型GT(フロントグリルに横線が入ったやつ)である。
 この日もケンメリ自体はたくさん来ていたのだが、後期型GTには、逢うことができなかった。
 来年こそは、是非、お逢いしたい。私の小さな願いである。

コメント (2)
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