先週末に開催された、「札幌モーターショー2018」の見聞録。
最終回の今夜は、「フランス車・イタリア車編」です。
今年は、ついに、フランス勢の「ルノー」が、札モに初出展!
この「トゥインゴ」の、ホクロのような丸いポジションランプに、私は思わず「南野陽子」さんを思い出してしまった。
この3代目で、FFからRRへの大転換を遂げた、このクルマ。
RRであっても、最新の安全ディバイスにより、雪道でリヤが躍り出すような気配もなく、緊張せずに走ることができる。
そして、日本においてルノー躍進の立役者となった、「カングー」。
この2代目は、やや大きくなってしまったが、道具のように使い倒せるそのコンセプトは、今も活きている。
「メガーヌGT」はCセグど真ん中の、ホットハッチ。
抉れるような瞳と、切れ長のテールランプが、なかなかデザインコンシャス。
今回フランス勢の参加はルノーのみで、プジョー・シトローエンには、残念ながらお会いできなかった・・・
2020年の参加を、期待したい。
さてさて、お次はイタリア車。
「フィアット・パンダ」は、これまたカジュアルな道具感に、溢れている。
「500X」は、ジープ・レネゲードと基本パーツを共用する、クロスオーバーSUV。
そのスタイルには、どことなく、「育ち過ぎた小学生」感が、漂う。
やはり「500」は、スタンダードなモデルが、キュートで可愛らしい。
このパステルな淡いグリーンも、印象的。
可愛らしいだけではなく、キラリと光る品質感を備えているのが、イタ車ゆえのチャームポイントだ。
そして、それをベースとした、「ABARTH 595 COMPETIZIONE」。
「コンパクトボディに宿る180psというハイパワー。 走りの高みを極め、駆る者の闘争心を掻き立てる。」が、そのプロフィール。
「ABARTH 124 spider」は、マツダ・ロードスターの兄弟車である。FR2シーターオープン。
なんといっても、色気に溢れ、男心をそそり立たせるのは、やはり「アルファロメオ」!
「GIULIA」。
その三角のフロントグリル。
それは、まさに、バミューダトライアングル!
こちらは、4輪駆動モデルの、「GIULIA VELOCE」。
「情熱の赤」もイイが、「地中海の青」も、これまた魅惑的!
そして、北方謙三氏も愛したという、マセラティ「GranTurismo MC」。
さてさて。
やはりイタリア車といえば、スーパーカーでしょう!
まさに血の匂いのするクルマ、「812 Superfast」。
そのお尻の美しさに、私の手は思わず震え、ややピンボケになってしまった・・・
ちなみにそのお値段は・・・
私が今日から禁煙すれば、304歳になった時に、買える(^^;
漆黒のこちらは、「GTC4Lusso T」。
それは、意表をつく「3ドアハッチ」である。
V8エンジンを搭載する、「フェラーリ史上初の4シーターGT」なのだ。
そして、【跳ね馬 フェラーリ】と並び立つ、もう一つの雄。【猛牛 ランボルギーニ】!
「Aventador S Coupé」。
1970年代のCountach以来の伝統である、ガルウィングドア!
雨や雪の日には難儀しそうだが、そんな日には、乗らなければイイのだ。
そして、六角形&細いY字形をデザインモチーフとした、「Huracán」(ウラカン)。
その風を切り裂くようなデザインに、私はエモーションを掻き立てられる。
加えて、このコンパニオンのおねいさんにも、私はエモーションを掻き立てられてしまった。
ス、スマン。
そして、今回最大のプレゼントは、T×T GARAGE提供の、「Miura」である。
スーパーカー世代ど真ん中の私は、郷愁と共に、感動を味わわせていただいた。
今年の札幌モーターショーは、私が今まで行った中で、一番面白かったかもしれない。
再来年の開催が、今から楽しみだ。