札幌モーターショーを観終わった後。
マイ・フェイバリット・ラーメン店のひとつである、札幌ドームそばの「福八」で、お昼とすることに。
創業昭和46年。
ちなみに、昭和46年に誕生した女性タレントは、「藤原紀香」「細川ふみえ」「酒井法子」「牧瀬里穂」「木佐彩子」「高田万由子」「田中律子」「工藤夕貴」「茂森あゆみ」etc...そうそうたるメンバーである。
昭和46年生まれ、すばらしい。
11時40分に、カウンター席に着席。
いろいろとあるメニューの中から、数秒の熟考の末、私がチョイスしたのは「さわやか稲葉ラーメン」(900円)である。
そして11時44分。
それは適正な待ち時間で、着丼した。
稲葉氏の現役時代の背番号が「41」だったことを思い出し、なにか不思議な「縁」を感じてしまう。
鮮やかなイエローのさがみ屋の麺が、じつにんまい!
私の大好きな「優月」を筆頭に、「空雪」「もみじ」「ラピタ」は、みんな「さがみ屋の麺」である。
透明感あふれる、そのスープ。
ピシッ!と塩が効いているが、それは決して塩辛くはなく、後味はスッキリとシャープで、鮮やかな放物線を描く。
なにか、アサヒスーパードライを思わせる、その飲み心地。
私はここで、2010年に稲葉篤紀氏が放った「逆転満塁ホームラン」を思い出した。
具材のゆで卵・わかめ・なるとが彩る、シグナル・カラー。
麩には海苔が覆いかぶさり、そこはかとなく「磯辺焼き」風。
きくらげは、むにゅりと口中をなだらかに洗浄する。
そこに、メンマが織りなす、咀嚼のリズム。
そして、最大のスターは、ザックザクと入ったジンギスカン!
端正なスープに、ややクセのあるラム臭が、ディープインパクト。
それは、理性で考えるよりも、舌と鼻で動物的に感じる、鮮やかなコラボレーション!
11時56分に、完食いたしました。
この「さわやか稲葉ラーメン」。
個人的には、900円という対価を上回ってあまりある満足感で、私の乾いたハートに潤いを与えてくれた。
やはり、「福八」のラーメンは、あなどれない。
ファイターズorコンサドーレ観戦の後に、ココのラーメンは必食である。