8月25日(土)に開催された「ロイズ クラシックカーフェスティバル in ふと美 2018」の見聞録。
今夜は「ミュージアム編」です。
「大衆のクルマ≒パブリック・カー」が語源の、「トヨタ・パブリカ」。
なにか中東の成金を思わせる、きらびやかな衣装の、「クジラクラウン・ハードトップ」。
シート色がブルーというのが、これまたアヴァンギャルドである。
端正でプレーンなスタイルの、「初代サニー・クーペ」。
それに対し、斜め後方視界の実用性には目をつぶり、かなり攻めたデザインの、「チェリークーペ X-1R」。
’80年代末期以降に日産が繰り出した、いわゆる「パイク・カー」も、忘れちゃいけない。
「マーチ」をベースに産みだされた「パオ」は、’89年の作品である。
ドレッシーな2シータークーペ「フィガロ」は、’91年に登場。
「ホンダイズム」は、このクルマから始まった。「ホンダS800」。
そして、その由緒正しき後継車である、’91年登場の「ビート」。
世界中に繁殖し、「2シーター・オープン」のムーブメントを産みだした、エバーグリーンな1台「ユーノス・ロードスター」。
マイナーながらも愛すべき存在の、いすゞ車。
この「ユニキャブ」も、その1台である。
「フローリアン」。
コレの丸目のタクシーが、’70年代には、当たり前のように街中を走っていた。
「ジェミニ」は「双子≒双子座」を意味する。
私が最も感銘したレアカーが、この「スズキX-90」。
初代エスクードのシャシーを流用し、2シータークーペに仕立てた、このクルマ。
バブルのおかげで陽の目をみたと思われる、まさに「珍車中の珍車」である。
「昭和40年代特撮TV調」のデザインが、今となっては愛くるしい、「スバル・アルシオーネ」。
今なお魅力的なスタイルの、「初代ダイハツ・コペン」。
「フィアット500」は、ルパンⅢ世にも、愛されたクルマである。
その流れを汲む、「フィアット126」。
「僕はドジ坊」の「シトローエン2CV」。
ソリッドな水色のカラーが、とても良く似合っている。
その上級車として企画された、「ディアーヌ6」。
6気筒エンジンでは無く、2CV同様の2気筒エンジンなので、お間違えなきよう。
見学終了後。
場内で販売されていた「8個入り500円」のたこ焼を購入し、レガシィ2.0iの車内でほおばった後、帰宅。
「ロイズ クラシックカーフェスティバル in ふと美」は、今年も愉快痛快なイベントであった。
来年の開催が、今から、楽しみだ