
冬の夜には、やはりお鍋がよく似合う。

妻が独自の研究で開発した、「トマト鍋」を囲んでの夕食。
コンソメとトマトの水煮がベースとなっているのだ。

鶏・牡蠣・ジャガイモ・椎茸・ニラの入り混じる、和洋折衷のそのお鍋。
とろけるチーズをトッピングし、タバスコがお味のアクセント。
いやあ、今夜も最高ですな。
私がクルマ好きになったキッカケは、1977年登場の日産・オースターであることは、以前語ったとおりである。
そして、今。私は信じられない事実に直面し、愕然とした。
このCMソングは、私の愛する「柳ジョージ」氏が歌っているのではないか・・・!
ああ、なぜ今までこのことに、気がつかなかったのだろう。
ジョージ氏は、34年前に、知らず知らずのうちに私の心を響かせていたのだ。
今年も札幌で、ライヴをしてくれることを、心より熱望する。
「らっきょ大サーカス」でのランチの後、我々取材班はアクセスサッポロへと向かった。
「トミカ博 in SAPPORO」を見学するのが、その目的である。
トミカが誕生し、40年になるという。
最初のロットは「ブルーバード510SSSクーペ」「クラウン・スーパーデラックス」「マークⅡ1900ハードトップ」「フェアレディZ432」「トヨタ2000GT」「クラウン・パトロールカー」だったらしい。
こちらは、プラチナ製の「プラチナトミカ」。
これは、なんと700万円相当!その眩しい輝きが、その価値を、まさに視覚で訴えかける。
そして純金トミカ。こちらは100万円。
・・・プラチナって、純金よりも高いのネ。すいません、知りませんでした。
もう、まばゆい光沢で、何の車種だか判別もできないほどだ。
さらには「うるしぬりトミカ」。
これは、「輪島漆器蒔絵師 日野拓也」氏の手によるものとのこと。
こちらは前出の2台よりはかなりお安く、参考価格8万円・・・いや、やっぱ安くはないか。
「1970ねんだいのトミカ」。一番私の世代が慣れ親しんだトミカたちだ。
ランチア・ストラトス、ルーチェ、シビック・・・
フェアレディZや、セリカ。憧れたなァ。
そして現在の私が愛おしく思えるのは、この「スバルR-2」である。
続いて、1980年代。
この頃の私は、日産車が大好きだった。S110シルビアに、スカイライン・ジャパン。
ウイリアムズ・ホンダも懐かしい。ウイリアムズって、昔は速かったのに・・・
1990年代。この頃私は、ミニカーよりも本物のクルマに夢中であった。
2シーターオープンが復活ののろしを上げた時代。
ユーノス・ロードスターは、今見ても美しく、愛らしい。
ホンダ・ビートも、素敵だった。セカンドカーとして、欲しいくらいである。
そして、2000年代のトミカたち。
やっぱ、レガシィはBP系が美しい。このトミカのミニカー、持ってないんだよなぁ。なんとかして入手せねば・・・
それにしても、現代のトミカは、造りがいい。’70年代のそれとは、品質感が大きく違う。
「トミカリミテッド ヴィンテージ」も、きわめて魅惑的。タバコをあきらめたら買えるかも・・・
さらに、ジオラマの数々。
BMレガシィも、ラインナップされているのだなぁ。
エクストレイルが、これまた、よく出来ている。
いやあ、この大ジオラマ!私も宝くじが当たったら、ひと部屋をこんな風に、ミニカーアトラクションづくしにしてみたいものだ。
「トミカつり」も大盛況!
そして私は「トミカ組立工場」へ。チケット5枚(500円)でミニカーを自作し、お持ち帰りできるのだ。
最終日の14時半だったためか、待ち時間がほとんど無かったのは幸いであった。
私は「スバル360」を作成することに。
ボディカラー・シートカラーはそれぞれ3色から選択できる。
そして本日の収穫2台。ああ、またお宝が増えてしまった・・・うっしっし。
今宵のおつまみは、三幸製菓の「こんがりWチーズ」。
カマンベールとチェダーのWチーズが嬉しいスナックだ。
6袋に小分けされているので、「食べたい時に食べたいだけ食べる」ことができるのが、見逃せないチャームポイントである。
封を開けると、まるで「カールチーズ味」のように、もわっと漂うチーズ臭!
その食感は、あくまでサクッと軽快で、もう、私の左手は誰にも止められない。
鈍感な私には、「カマンベールとチェダーの味の違い」を見分けることは出来なかったが、この製品がビール(発泡酒・・・いや雑酒)に似合うことについては、太鼓判を押そう。んまかった。
12月半ばまではほとんど積雪の無かった札幌だが、1月に入ってからは結構寒く、ここ数日間でけっこう雪が積もってしまった。
そんな中、例によって、昨年12月18日~本年1月8日の間のレガシィ2.0i(5MT)の燃費を報告します。
低温やスリッピィな路面、除湿のためのエアコン使用や雪下ろしの間のアイドリング等、燃費に悪い条件が重なるこの時期。
燃費計の数値は、ついにリッター10kmを割り、9.2km/L。
トリップメーターAの数値が140.5kmといつもより極端に少ないのは、年末に飲んだ時に運転代行を頼んで、カウンターがリセットされてしまったがためである。
トリップBの方で走行距離を測ってもらえばよかったのだが、なんせ酔っぱらっていて、いちいち説明するのが面倒だったもんで・・・
オドメーターから推測したこの間の走行距離は、55883km-55477km=406kmだった。
44.18Lの給油なので、この間の満タン法燃費は9.2km/Lだったようだ。
さてここで、毎年恒例の、年間燃費を発表いたしましょう。
2010年1年間では、走行距離10076.0km÷給油量913.91L≒満タン法燃費11.0km/L。
ちなみに年間の満タン法燃費は、’06年は10.6km/L・’07年は10.9km/L・’08年10.9km/L・’09年11.0km/Lと、この5年で数字にほとんど変動がない。クルマが健康な証といえましょう。
まだまだ働いてもらいますゾ、レガシィ2.0i君。
小学校高学年だった1979年初頭。私は、2ドアの「スペシャルティ・カー」に大きな憧憬を抱いたものである。
メーカーでいえば、一番好きなのは日産だった。
今回紹介するのは、厳密にいえばカタログではない。
当時入手した、3代目日産シルビア(S110型)の販促パンフレットである。
「白い稲妻 シルビア」。
このキャッチコピーは、アリスのヒット曲「冬の稲妻」にインスパイアされて産みだされたものだと、私は思料する。
Sensation(感覚)・Intelligence(知性)・Luxury(贅沢)・Vivid(鮮やかな)・Involve(伴う)・Appeal(魅力)・・・
いやあ、よく練り上げられたフレーズだ。
そのスタイルは、「閃光のイメージを活写」。
鋭利な刃物で一気にカットしたような面と直線が、閃光のイメージなのだという。
その心臓は、当時画期的だった「2プラグZエンジン」。
ノッチバックスタイルのハードトップに、エッジの利いたオペラウインドウが組み合わさり、非常にカッコ良く見えた。
まさに、シャープ&セクシー!
とりわけ私を魅了したのが、そのインテリアである。
なんだかメーターのたくさん付いたインパネは、確かに航空機のコクピットを彷彿とさせる。
「トータルイルミネーションシステム」が、これまた魅力的。
そのナイトドライブは、まさに「夜間飛行への旅立ち」のようなのだろうと、私を夢想させた。
「世界初のスーパーサウンドシステム」が、とりわけ画期的だった。それは「ホームオーディオの領域を脅かす本格派」だったという。
着目は、カセットデッキ。
ドルビーNR付の上に、なんと「世界初(!)のテープカウンター組込み」だったという。
だがしかし、運転中にこの小さなカウンターを凝視して、テープの早送りやら巻き戻しをする人がいたとは、あまり思えない。
後に曲の頭出し機能やブランクスキップ等が普及したこともあり、この「カウンター組込み機能」は、やはりメインストリームに躍り出ることなく、消滅してしまった・・・
「6ウェイシート」。いろいろと可動部分の多いシートも、子供ゴコロには魅力的に見えた。
蛇足ながら、シートの基本骨格がしっかりしていれば、可動部分は「ヘッドレスト上下・スライド・リクライニング・リフター」の4箇所で十分だというのが、現在の私の見解である。
さらには、国内初の「ドライブコンピューター」。その内容は、現代のような燃費計や航続可能距離の表示等は無く、単にトリップメーターや電子計算機等のシンプルなものだった。
とはいえ、当時まだ自宅に電卓の無かった私にとっては、非常に先進的な装備に思えたものだ。
そして、「ハロゲンヘッドライト」や「ヘッドランプクリーナー」「360°回転ロータリー式スポットランプ」等、時代を感じさせながらも魅惑的な、注文装備の数々。
全長4400mm×全幅1680mm×全高1310mm。プラットフォームを共有するという「A10系バイオレット」よりも320mm長く、80mmも幅が広い。
そのためそのスタイルは、ホイールがずいぶんと奥に引っ込んで、冷静に見れば「父親のジャケットを羽織った子供」のように見えなくもない。
だが、当時の私には、掛け値なくカッコいいクルマに見えたのだ。
最近街で見かけることもほとんどなくなってしまった、このS110シルビア。
今では「旧車の祭典」でしか会うことができないといっていい。
今にして思えば、’89年に免許を取った時に、このクルマを選ぶという選択肢もあったのではと、私は若干後悔している。
昼食に、100円ショップで購入した「グリーンカレーラーメン」を食した。
別袋は「粉末スープ」「カレーペースト」「かやく」の3種。
珍しいことに、「フォーク」が付属している。
まずは「粉末スープ」と「かやく」を麺の上にあけ、
お湯をかけて、プラスティック製のフタを、パチンとはめる。
後入れの「カレーペ―スト」は固くなっていたので、フタの上で温めて、「ゆるく」してあげることが肝要だ。
4分後、カレーペーストを入れて、まぜまぜすれば完成である。
太目の麺は、4分では戻り切っておらず、ややサクサク感が残ってしまっていた。
いや、ひょっとしたら、お湯の量が若干足りなかったのかも・・・
お湯を注ぐ際、「カップの内側の線」に惑わされずに、パッケージに記載されている通り「麺が浸かる位の量」を注ぐべきだったのかもしれない。
ココナッツミルクベースのミルキィさを、グリーンカレーが辛さのベールで包み込むかのような、そのスープ。異国情緒にあふれたそれは、私のハートをタイへとトリップさせる。
若干薬膳っぽさもあるテイストなので、人を選ぶお味だとは思う。だが、見聞を広げるという観点から、試してみるのも一興だ。ハマる人はハマるでしょうネ。