South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


Auckland, "Sichuan Cousine Chinese Restaurant (老四川酒家)"

同僚が明日シドニー経由、一旦帰国する。昼はDevonportにフェリーで行って散策、Mt. Victoriaに登った。昼ごろまではほどほどの天気だったので、気持ちが良かった。オークランドに帰ってきておみやげの買い物に付き合う。もうその頃は雨が降り出していた。また、私は、もうすでに使い切っている2GBのネットアクセスの2GBの追加に行く。

夜は、雨風をついて旧知の"Sichuan Cousine Chinese Restaurant (老四川酒家)"にいって、四川料理を食する。今夜は中国人旅行客でフル回転だった。いったい何回転したのか。客が入ってきては大型の丸テーブルに座り、すると、黙っていても料理が次々出てきて、黙々と食べて出ていく。中国人旅行客の数が年々増えている印象。顔を覚えてもらっているので、ちょっと待って、といっては満席でも席を確保してくれる。そのままは全く英語を使えない。

麻婆豆腐、茄子炒め、鶏肉と野菜の唐辛子炒め物

2012-08-11 21:19:46 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『ガダラの豚 1 ・2・3(集英社文庫)』(電子版)

中島らも、1996(電子版2012)、『ガダラの豚 1 ・2・3(集英社文庫)』、集英社

オリジナルの単行本は1993年に出版(先の書誌情報は文庫版の出版年)。程なくして寒気立ちながら読んだ。それ以来ほぼ20年経って電子版が出版されていることに気がついて、iPadにいれた。読み始めは、しばらく前だが、電子版はついつい、読み始める前に気が散って他のアプリをいじったり、また、途中で他のアプリを触ってそのまま戻って来なかったりと、いささか、集中できない仕組みになっている。というか、なれないからなのか、そういうものなのかわからないが。

今回の旅では、シンガポール-シドニー間の夜間便で読み始めたが、周りが暗いと読んでいると余計に背筋が寒くなる。程々のところで読むのをやめた。読み上げたのはオークランドまでの機中。

本書は、東アフリカの呪術を研究する大生部は、フィールドワークの際の熱気球の事故で娘を亡くし、それ以来、家庭生活に歪をきたしている。その彼は陰陽師の子孫であるが、自分自身の隠された力には気がついていない。テレビ番組の取材で再び東アフリカに出向いたところで話は急転する。取材に行った呪術師の村の近くで、村の呪術師からも特別視されて、村外れに小屋をもつ盲目の呪術師パキリのもとに、亡くなったはずの娘シオリがキジーツ(霊媒)として生きていた。連れ帰る道中、取材クルーや村人に多くの死人がでるが、大生部の家族たちはかろうじて日本に帰ってくる。

日本に連れ帰ったところから第二幕が開く。呪術というのは心的世界に留まるのか、それとも、外的世界に実在する何かの現実的な力によるのか、はたまた、超自然的なスーパーパワーであるのか。著者は、本書以外の著書の中でも、様々な薬剤を使用していた(いる)ことを作品の中でるる暴露しているが、その時の経験の記憶であるのか、呪術にかけられ死んでいく人々の心的世界の描写がすっ飛んでいる。これはまさに「らもワールド」としか言いようがない。

巻末の文献一覧を見ると著者が集めた資料が半端じゃないことがわかる。




ガダラの豚 1 (集英社文庫)
中島らも
集英社
ガダラの豚 2 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社
ガダラの豚 3 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社

2012-08-11 14:33:14 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


8月10日(金)のつぶやき

20:45 from gooBlog production
Auckland, "Harbourside Seafood Bar & Grill" blog.goo.ne.jp/sig_s/e/3fa64e…

by sig_s on Twitter

2012-08-11 03:23:32 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )