今晩は浅野屋の9周年記念ディナーという事で案内をもらったので出かけた。
自家製ドライフルーツをのせたハーブ入りのパン
フォアグラのゼリー寄せ
グリンピースの冷製ポタージュ
イベリコ豚のロースト、および、海の幸のトマト煮込み
モモのコンポートとバニラアイスクリーム、バルサミコ酢かけ
池下に引っ越しして以来、この店と一緒の歩み。もう、9年か。
チキンカレー(タマネギみじん切りと人参をおろしたものをいためる。あらかた水分が飛んだところで、手羽中を入れて表面を焼く。トマトダイス缶を加える。缶の半量の赤ワイン、カレー粉を加える。味を見て塩を加える。煮込む。市販のナンで食する。本当は、サワークリームを入れるのを忘れた。あじがとんがっていた)
アスパラとキュウリのヨーグルトサラダ(キュウリを千切りして塩揉みしておく。水を加え塩分を粗い、しぼっておく。プレーンヨーグルト、ガラムマサラ、塩胡椒、チリパウダで味を整える。アスパラをざっと茹でて水にさらし、皿に入れてキュウリのヨーグルト和えをくわえる)
昨日いただいた松阪牛コロッケが残っていて、これをいただこうということになった。それだけじゃなくて、比べてみようというので、スーパーのお惣菜コーナーで牛ミンチコロッケを買ってきた。本当は、帰宅途中にある肉屋のコロッケを買うはずだったのだが、時間が遅く、売り切れてしまっていた。というわけで、格落ちのお惣菜コーナーとの比較とはなったのだが、両方ともクッキングシートにのせてオーブントースターで焼く。
コロッケ二種(千切りキャベツをそえて)
オニオンスープ(タマネギ千切りをベーコンとともに炒め、火が通って鍋はだがこげ始めたところで、白ワインを注ぎ、水を加える。塩こしょうで味付け。赤唐辛子一本を種を取って入れる。日がたって固くなったバゲットを一口にわって、どースターで少々焼く。スープ皿に入れてオニオンスープを注ぐ。すりおろしたパルメジャーノチーズをかけて食する)
今日の昼のオフィスへのお客様から、松阪肉のしゃぶしゃぶ肉をいただいておりました。おいしくいただきました!!!
季節外れなので、水菜も白菜もないので、とりあえず、白葱と大根という事で。
しゃぶしゃぶ(白葱、大根、舞茸、豆腐。胡麻だれと塩ポン酢。仕上げに稲庭うどん)
いずれにしても、ごちそうさまでした!
今日の昼食は、卒業生が昼食のお惣菜持参で訪問してきたので豪華だった。しばらくぶりで近況を聞かせてもらった。元気そうで何より。
津の「朝日屋」というのは、松阪牛の銘店だそうで、「ビーフシチュー、グラタン、ジャガイモサラダ、松阪牛のたたき、松阪肉のコロッケ」をいただいた。また、ベビーリーフサラダとフルーツトマトも持参で。
ごちそうさまでした。また、よろしくお願いいたします。大歓迎です。
朝日屋:http://www.asahiya.net/
豚キムチ炒め(先日購入した白菜キムチ、スーパーでチマチョゴリのお姉さんが売っていて、何となく、白菜の小さめの四分の一を買ったのだが、苦い気がして、キムチ炒めをつくる事にした。水分をしぼって、さらに、一口に切ってざるにおいて水分を切っておく。フライパンにごま油をしいて、豚切り落としと白菜キムチ、薄切り椎茸を炒める。紹興酒少々、ナンプラー少々を加えて、水分を飛ばす。仕上げに、香菜を加えてまとめる)
ササゲの胡麻あえ
フランク・シェッツィング、2008、『深海のYrr』(上)(中)(下)、早川書房(ハヤカワ文庫 NV シ 25-1,2,3)
プレートテクトニクス、地球温暖化、メタンハイドレート、ファーストコンタクト(知的生物との遭遇)、進化論、深海、アメリカ合衆国の独善、構造地震と津波などなど、今時のトピック盛りだくさんな海洋冒険SF小説。三巻本だが、読み始めるとはまって読み進めること請け合い。入眠前のひとときというには、いささか刺激が強い。
圧巻は、北欧の各地が津波で飲み込まれるところ、それに、エンディングでの深海の知的生物「Yrr」によるヘリ空母への攻撃から主人公の脱出の過程であろう。まあ、せっかくだから、ネタばらしはやめておくことにしよう。皆様、お楽しみあれ。
さて、本書を読んで興味深かったことは、本書が、自然科学的な視点に依拠しつつ、環境問題について明確な立場、すなわち、人類による深海環境への「攻撃」(環境破壊)が引き金となって「Yrr」の出現を生んだということである。かつてのゴジラのように、環境破壊(ゴジラの場合は、核実験)によって生物システムの根幹を乱して巨大化したと、生に環境破壊を告発している訳ではない。環境破壊の連鎖が、深海生物である「Yrr」への攻撃とみなされ、その対抗処置として、人類を地球環境から抹殺すべく、登場したのだという設定がきわめて論理的で、大変面白い。
当然、最新の自然科学的な成果を利用して、複合領域の中で本書のストーリーをは展開されていく。「Yrr」による人類へのジェノサイドは、進化論上の問題でもある。たとえば、単細胞生物の集合体である「Yrr」が知的生物であるかどうか、また、単細胞生物を、進化のどの段階に位置づけることができるのか。また、同時に地球環境に強大な影響力を持つに至りm地球を支配下においているかに見える人類との優劣関係について、本書の中で明らかにされるのだが、この展開も大変面白い。
評者は、フィクションである本書をノンフィクションであるかのように読んでしまったのだが、人類にとっての最後のフロンティアであり、全く未知といってよい深海には、何があるのかわからないという意味でも、どきどきさせられる。昨今の原油価格高騰でメタンハイドレート採取が現実味を帯びてきているが、これもまた、本書のリアリティを否が応でも増すのである。
2008-06-16 00:16:21 |
読書 |
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ブロッコリーと鰹のオレキエッテ・パスタ(ブロッコリーを小房にわけ、軸も皮を剥いて細かく切ってよく塩ゆでしておく。フライパンにオリーブオイルと赤唐辛子小口切り、ガーリックを入れ、鰹の切り身を入れて、パスタのゆで汁、胡椒を加えて味を整える。アルデンテに茹でたオレキエッテを加えて、フレッシュ・オリーブオイルをくわえて、よくあえて供する)
サラダほうれん草と貝割れのサラダ
うす揚げのシラス・ピッツァ(中日新聞朝刊の「ケンタロウ」のレシピ、今朝は「油揚げのシラスピザ」だったのだが、アイデアをいただいて、アルミホイールにうす揚げをのせてシラスを散らし、グリーエールチーズと有り合わせのウォッシュチーズを細かく切って散らして、オーブントースターで焼いてみた。もう少し塩こしょうがあった方がよかったかもしれないが)
今夜は、午後に行われた部内の研究会の懇親会が栄久屋大通アネックスビル11階にある「唐渡屋」であった。
しばらくこのアネックスビルにきたことがなかったが、ずいぶん店が変わっていた。今夜の「唐渡屋」は、炭火焼各種とむしろ洋風のメニューの品揃えで、ワインバーの感じなのだが、用意してある各種の酒は、むしろありがちな居酒屋のそれで、矛盾しているというか、今時だというのか。
麻婆なす(なすを斜めに薄切りしてみずにさらしておく。タマネギみじん切りとニンニクみじん切りを用意する。中華鍋でこれらをサラダオイルでいためる。豚ミンチ肉を炒める。なすをしっかり水切りしていためる。多分水気が出てくる。納豆を加える。あらかじめ用意した、豆板醤、豆鼓醤、甜麺醤、濃い口醤油、紹興酒を合わせたたれを加えてざっと混ぜる。溶き片栗粉を加えてまとめる。別にゆでておいた、空芯菜をのせた大皿にもって、白飯とともに食する)
納豆を加えるというのは家内がどこかで見つけてきたレシピで、麻婆なすがおいしくなる。今夜は、実は、買うのを忘れて、家にあった乾燥納豆という、おつまみを水で戻して使った。でも、これも、なかなか悪くない。
厚揚げとほうれん草のあんかけ(ほうれん草はゆでて水にさらし、好みの大きさに切りそろえておく。こぶと鰹で出汁をとる。厚揚げに熱湯をかけて油抜きをしておく。出汁に日本酒と薄口醤油で味を付ける。厚揚げをにて味をしみ込ませる。溶き片栗粉でとろみをつける。深鉢にほうれん草と厚揚げをいれて、とろみをつけた出汁をかけ回し、おろし生姜をあしらう)
オクラの和え物(胡麻と鰹節をあたり、濃い口醤油と水でたれをつけ、オクラを塩ゆで、みずにさらしたものを一口にきって、たれに合わせ、冷蔵庫で冷やす)
鯵の干物のグリル
卒業生が訪ねてきてくれた。来週水曜にクラスに招いて話をしてもらうことになっている。
牛肉のソテー、ポルチーニキノコのクリームソース(焼き肉用ロースに塩胡椒しておく。フライパンにニンニクみじん切りを赤唐辛子をオリーブオイルでいためて、香りが出たところで、牛肉にあらかた火を通す。大皿にとりおく。タマネギ薄切りを加えていためる。戻したポルチーニキノコの水分をしぼって加えていためる。戻し汁と生クリームを加えて一煮立ち。大皿の周囲にくわえて、肉とソースを絡めて食する)
ズッキーニとホタテ貝柱のパスタ(ズッキーニとホタテ貝柱を一口に切りそろえる。パスタをゆでる間に、フライパンでニンニクみじん切りと赤唐辛子をいためて香りを出す。ズッキーニを炒める。パスタのゆで汁を加える。時間を見計らってホタテ貝柱を加え、アルデンテにゆであがったリンギーネを加えて絡める。胡椒で味を整える)
セルバチコとトマトのサラダ
今夜は、この春退職した同僚の名誉教授のお祝いでご本人も含めて15人の同僚たちが集まった。東新町の安田屋という昔からの店。別にどおってことはないのだが、快適に飲める店。必ずしもおいしいものを出すという訳ではないが。
帰る前に、以前に何度かきたことのあるCBCとなりの「司光」にいってみた主人も女将も元気で何より。閉店間際だったので、ほんの一杯飲んだだけであったが。
ラタトイユ(といって、パンチェッタを入れたので、定義にはずれるかもしれないけれど。ま、タマネギ薄切り、人参薄切り、セロリ薄切りを、オリーブオイルでニンニク、赤唐辛子、パンチェッタとともに、いためる。水分が出てくる。ローリエと粒こしょう、塩で味を整える。ホールトマトダイス切り缶を加える。赤ワインを缶の半量ほどを加える。キャベツのざく切りをくわえる。これは、冷蔵庫に残っていたので。ピーマン、ズッキーニ、マッシュルームを加える。しばし煮込む)
今日は、表記の展覧会が最終日なので、見に行った。
昼食は、「千種豊月」の天せいろととろろせいろ。よくはやっている。引きも切らない。
名古屋市博物館もまた、最終日とあって、にぎわっていた。着物を着た人は入場料から200円引き、という引きにつられてこられたかどうかは知らないが、ちらほらお着物の入場者があって、もう少し多ければ風情があるし、また、皆さん、着慣れた感じならいいのだけれど。それは、難しいか。
入場者は、中年の女性が多いのは、テーマへの関心が高いからではあるか。この展覧会は、松坂屋の京都染織参考館所蔵の作品から江戸の「小袖」を集めたもので、布地としては、桃山時代のものから江戸末まで、さらには、松坂屋の復元品まで。なかなか美しいものだった。もちろん、コレクションといっても、日常使用されていて、消耗していくものが、ずいぶん時を経て収集されたものであるから、退色や縫い直し(着物は、これが容易にできる)によって、後世の加工が入っている。それにも関わらず、デザインの奇抜さや組み合わせには、現在のファッションにはない芸術性が感じられる。
着物の特性かもしれないが、たたみ皺があるし、また、長年使用されてきた様子でs、色あせや使用痕があって、この手の作品の保存は気にかかるところではある。ただ、是が非でもデジタル化の必要があるのではないか。色彩やデザインをどの程度残しているのだろうか。現物でこの先も保存を続けるのは、相当困難で、ますます消耗していくように思われる。
名古屋市博物館「小袖:江戸のオートクチュール」:http://www.museum.city.nagoya.jp/tenji080426.html