東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

糸紡ぎ用リネンの穂を採集

2018年07月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今年初めて、糸に紡ぐためのリネンの種をまいてみました。ところが、あまり大きくならず、株も分げつしませんでした。そのうち、小さな青色の花が咲くようになりました。外国のリネン畑では雑草のように生い茂っています。育てている場所が悪いのか、肥料が少ないのか、気候が悪いのかと不思議に思っていました。ちなみに昭和20年頃の田布施、綿に加えてリネンやラミーなどの繊維植物を栽培していた記録があります。

 小さな青色の花びら     枯れ始めたリネン     枯れて種ができる
  

 私の知り合いによると、リネンは寒い土地が育てやすいこと、秋に種をまくと良いとのことでした。麦のように秋まきなのかも知れません。そのため、この夏は種をとるだけにして、その種を9月か10月にまいてみようと思います。もし、種まき時期が合えば冬の間に分げつして生い茂るのではないかと思います。そして、来春か来夏にリネンの繊維を収穫できるのではないかと思います。初めてのことは分からないことばかりです。

       収穫したリネンの穂、乾燥後種を分離して秋に種まきする予定

コメント
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