東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施コットンクラブ 糸巻き台の制作ほか

2020年02月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今回はいつもと違ったコットンクラブでした。私が持ってきた何十個もの三角形の木片を組み合わせた寄せ木細工糸巻き台の制作です。木片を六個組み合わせて作ります。作る方は数人かな、と思っていたらほとんどの方が作りました。余るほどたくさんの木片を作っておいて良かったです。自分で組み合わせを考えて作るので、世界で一つしかない糸巻き台と言っていいでしょう。サンプルをお見せして作り方を説明しました。

   たくさんの三角形の木片、どれを組み合わせて作ろうかな?


 濃さが違ったり,色が違ったり,木目がはっきり分かるものなど、特徴がある板を選んで三角形の木片にしました。そのため、面白い組み合わせができます。ちなみに私がサンプル用に作った糸巻き台は、茶色が濃い板と薄い板の組み合わせにしました。遠目にはチェック模様にみえます。組み合わせが決まると、木工用ボンドで板を硬く接着しました。次回、穴を開けるなど加工しようと思います。

  木片を取り出す    どの色がいいかな?   組み合せどうだろ?
  

 糸巻き台の台は各人決まりましたが、中央に立てる支柱も決めなければなりません。支柱のサンプルとして、木の枝を切ったもの,細い木柱などをサンプルとして持って行きました。すると大方の意見として、サンプルより細い直径2cmの支柱がいいことになりました。また、糸巻きを立てる棒の直径は6mmに、支柱の頂点におく針山台はスピンドルと同じ大きさでいいことになりました。また針山台は固定してもよいことになりました。早ければ、次回完成する糸巻き台がありそうです。

    組み合わせを試行錯誤     手紡ぎ糸を糸巻き器に巻き取る
 

 糸巻き台作りが一段落すると、いつものように手紡ぎ糸を玉巻き器で巻き取って玉にしたりしました。私は織機の経糸作りに専念しました。以前白い糸を藍染めして経糸にしようと思っていました。しかし、藍染めするシーズンが過ぎてしまいました。そのため、経糸にも横糸にもなる染め糸を何色か別途購入しました。そして、整経台を使って経糸を作り続けました。経糸の本数は256本を予定しています。                       

  糸玉を置く台の制作   整経台で経糸作り   楽しいおやつタイム
  


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