東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

しめ縄講習、一年を振り返って

2004年12月27日 | 田舎暮らし
 毎年恒例のしめ縄作りをしました。冬の風は冷たかったですが、日差しが強かったため日向ぼっこしながら田んぼを見下ろす場所でしめ縄を作りました。最初は藁(わら)をたたいてほぐし、水で湿らせてから始めました。一年ぶりのしめ縄作りのため、思い出しながら作りました。

         藁をたたいてほぐす                    藁の根元を固定
 

 通常の縄ないは二重らせんですが、しめ縄は三重らせんのため、ほどけないようにしながら巻いていくのが大変です。ほどけないように稲束を三つに分けたそれぞれの束を左手で持ち、右手でそれぞれの束を反時計周りに巻きます。その反時計周りに巻いた束同士を、今度は時計回りに巻きつけていきます。

                    三つに分けた藁を三重ラセン状に巻き上げる


 作り方を口で言うのは簡単ですが、ほどけないように三重に巻いていくのにはちょっとしたこつがあります。あれこれ楽しく世間話をしながらしめ縄を作っていきました。これでお正月のしめ縄の完成です。

        巻上げが終わった藁                  藁をカットして完成
 

 今年を振り返ると、度重なる台風被害、日照り、スズメ食害などで特にお米が大不作でした。このため、例年の量のお米の収穫ができませんでした。しかしながら、別所小学校の米作り体験支援(来年1月は作ったもち米で餅つきをします)、高校生ごはんCUPなど、けっこう忙しい一年で不作を補って余る以上に地域に貢献できて充実していたのではないかと思います。来年も地域に貢献できる活動ができればと思っています。自然に関わる活動をしつつ、時に子供達や若者の歓声を聞いていると身も心も清らかになるような気がします。

                しめ縄を完成して上機嫌のYさん


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