早春に葉や花柄を収穫したのらぼう菜、6月になりすっかり姿を変えました。葉はすべて落ち、茎とさやだけの異様な姿に変貌しました。今回、この秋に種まきするための種を採取しました。乾いたさやを取ってきて乾燥,そして種を取ります。
のらぼう菜、伸びきった茎とカラカラに乾いたさや
のらぼう菜の種には栄養があるのでしょうか、スズメや鳩がやってきて食べています。特にスズメは茎に止まることができるため多くやってきます。小さな種をついばんでいます。スズメはお米や麦を食べているイメージですが、実はいろいろな物を食べています。雑食なのです。ちいさな虫も食べています。
さやを割るとたくさんの種 さやが付く枝を切る
さやがたくさん付いた枝を選びながら枝ばさみで切りました。そして、集めた枝をビニール袋に入れました。今は雨が多くて天日干しできません。室内で自然乾燥させようと思います。そして、カラカラに乾いたさやから種を取り出します。その種を保存しておいて、秋に種をまいて苗を作り、畑に移植しようと思います。そして、来年もまた美味しい葉や花柄を食べようと思います。
切り取ったのらぼう菜のさや、種粒が透かして見える
のらぼう菜と菜種は同じ菜っ葉の種類なのでしょう、とてもよく似ています。私が子供だった昭和30年代、田畑ではたくさんの菜種が作られていました。春になるとどこの田畑も黄色に染まっていました。そして、今頃になるとその乾いたさやが集められていました。筵に置かれた乾いたさやを叩くと、筵の上にたくさんの種がこぼれました。その種をかき集めて出荷していたのです。その労働は春の風物詩でした。出荷した種は、製油所で蒸して油を抽出していました。菜種油です。
集めたのらぼう菜の枝、カラカラに乾燥後叩いて採種
最新の画像[もっと見る]
-
春キャベツの植え付け準備 9時間前
-
草刈機を使って庭木を荒く剪定 1日前
-
わら細工民具ほぼろ製作講習会(冬季)の準備 2日前
-
今年度最後の少年少女発明クラブ 電子イライラ棒の製作 3日前
-
春野菜の種まき準備 4日前
-
しいたけの菌を植え付ける樹を伐採 5日前
-
ミツバチの分蜂集合板を製作(2/3) 6日前
-
郷土館で小学生3年生に昔の生活を教える。見たり聞いたり触ったり 1週間前
-
放課後学習 成器塾 くるみ皮細工で小篭を製作 1週間前
-
放課後学習 成器塾 くるみ皮細工で小篭を製作 1週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます