東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ガソリン発電機キャブの修理

2007年09月06日 | 農機具,工具

 せっかくの休日なのに台風で農作業はおあずけです。このため農業用に使っている2.3Kwのガソリン発電機を修理することにしました。この発電機、エンジンの起動コイルを引っ張ると一応エンジンは動くのですがチョークをはずすとエンジンがストップしてしまいます。チョーク時のガソリン通路は正常ですが、チョークをはずしたときにガソリンが流れるメインノズルが詰まっていることが原因です。キャブレターを分解してメインノズルの詰まりを直すことにしました。

          メインノズルが詰まっているキャブレター            


 キャブレターを分解するためには最初空気を取り入れるエアークリーナーをはずす必要があります。エアークリーナーをはずすと小さな虫がたくさん入っていました。

   エアークリーナーを留めるネジを外す    エアークリーナー本体を外す
 

 エアークリーナーを取り外すとキャブレターが現れます。このキャブレターのフロート部内にメインノズルが収まっています。

    フロート部を留めるネジを外す       フロートチャンバーを取り外す
 

 メインノズルはとても繊細な部品です。正確な量のガソリンを霧状に気化する働きがあります。メインノズルを目視検査すると小さな黒いゴミが詰まっているようです。細い針金を通して詰まりを直します。

  メインノズル内に細い針金を通す  メインノズルに556を吹きかけ
 

 メインノズルの詰まりが直ったことを確認するために、そして掃除するためにCRC556を吹きかけます。詰まりが直っているとキャブレター内部にCRC556の液が勢いよく噴出します。直ったことを確認して、キャブレターやエアークリーナーを元通りに組み立てます。そして、エンジン起動ロープを勢いよく引きます。すると生き返ったようにエンジンが動き出しました。今度はチョークを閉じてもちゃんとエンジンが回っています。修理完了です。

       キャブレターやエアークリーナーを元通りに組み立てた発電機

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